ネット上で自身のアンチとバトルを繰り広げ、アンチを挑発する発言も連発している自称・少年革命家の不登校YouTuber・ゆたぼんさん(本名=中村逞珂 なかむら・ゆたか 13歳)が、虚偽投稿の疑いで周囲を巻き込む新たな騒動が勃発し、ネット上で物議を醸しています。
ゆたぼんさんはクラウドファンディングで約487万円の資金を集め、6月末から父親と共に全国1周の旅をスタートさせ、1日には自身のYouTubeチャンネル(登録者数:15.2万人)に【やっぱり不登校はサイコーや】と題して、佐賀県鹿島市内の『祐徳稲荷神社』を訪れる動画を公開しました。
また、自身のツイッターを更新し、「神主さんに『ゆたぼんは福の神だね』って言われた これからも俺はみんなに元気と勇気を届けるで!!アンチのことは『餓鬼畜生』って言うらしいで」
と、アンチを煽るツイートを行い、この投稿に対してネット上では批判が殺到し炎上状態になっていました。
<↓の画像が、ゆたぼんさんのツイート写真>
さらに、ゆたぼんさんがツイートに添付した写真により、撮影場所が福岡県久留米市内の『大本山成田山 久留米分院』だと特定され、寺院に問い合わせの電話が殺到する事態になったようです。
これを受けて『大本山成田山 久留米分院』が公式ツイッターを更新し、「本日お問合せを多数頂いておりますが、久留米分院では、ゆたぼんさんが仰っているような事実はございません。安心されて皆様のお参りをお待ちしております。」
とツイートし、ゆたぼんさんが記した内容をキッパリと否定しました。
<↓の画像が、『大本山成田山 久留米分院』のツイート写真>
これによってさらにゆたぼんさんの言動を非難する声が噴出、炎上が続く中で、週刊誌『女性自身』は寺院に取材を申し込み、ゆたぼんさんのツイートに反応した経緯などを聞いたとしています。
取材に応じた寺院の部長・岩元さんによると、ゆたぼんさんが寺院を訪れたのは10月25日で、僧侶や住職と会話はしていなかったとしています。
写真の撮影場所については、「高さ62メートルの慈母大観音像の足元のところです。通常の方は拝観料をお支払いいただかないと、そちらには入れない場所となっております。拝観料を払う窓口の職員によると、ゆたぼんさんは入場したのちに、その場所で撮影されていたということです。その場所には観音様の体内ですとか、いろんなところに撮影禁止場所があるので、建物の外で撮影をされていたのではないかと思われます」
と推測しています。
そして、寺院の公式ツイッターでゆたぼんさんのツイッターに反応した経緯、理由については、「昨日も朝からメールやお参りがてらに『詳細を知りたい』という声を沢山いただきまして、これでは埒(らち)が明かないと思いました。当山の方もSNSをやっておりますので、事実と異なる部分は否定させていただいたということです。ゆたぼんさんが来られたことは間違いないですが、そもそもお寺ですので。お寺は僧侶もしくは住職です。神主というのは神社ですよね。そういったことで、私たちは関わっておりませんので、安心してどなたさまでもお参りくださいというコメントを発信いたしました」
と説明しています。
また、「ゆたぼんさんに謝罪を求めているわけではございません」「お寺としては皆さまに平等に接して、お参りに来ていただいております。そういったなかで、風評被害ですとか全国から心配の声をいただきました。ですが、あくまでもゆたぼんさんがされたことであって、私たちから『ダメですよ』などと言うことはありません。」
としています。
寺院を巻き込んだこのトラブルに対してネット上では、
- 寺院かわいそう
- 息をするように嘘を吐く
- このエピソードで神社と寺の区別もついただろうし、作り話にもリアリティーが大切だと学習したんじゃないのかな?
- 誰かこの少年に「我田引水」ということわざを教えてあげなよ
- 嘘ついて他人に迷惑かけだしたら末期だな
- こんな嘘つきがクラスにいたら他の生徒の迷惑になる。不登校していることに感謝するしかない
- とうとう人を騙したり、欺いたり、嘘をついたりするようになったか。学校教育は大切だな
などの声が上がっています。
周囲にも大きな迷惑を掛けているゆたぼんさんの言動に対して、批判や呆れ声などが噴出していますが、ゆたぼんさんはそれを完全スルーし、ツイッター上では引き続き、「10月だけで俺に関するニュースが100本ぐらいあったらしいw これが少年革命家ゆたぼんやで 俺を超える13歳がおったら教えてな 人生は冒険だ!!」「キーキー騒いでるお猿さんが投げつけているのが〇ンチw」「迷惑系アンチが逮捕されたらしい どんどん逮捕されたらええねん アンチは人に迷惑かけてるだけやしホンマに終わってるからな!!」
などと、アンチを煽る投稿を連投しています。
アンチの誹謗中傷行為はもってのほかですが、ゆたぼんさん自身も周囲に大きな迷惑を掛けていて、先月には和歌山県内のホテルで、アルコール度数が40度以上のブランデーを大量にかけたアイスを食べる動画を公開、これを巡って未成年飲酒にあたるのではないかとして大騒動に発展し、YouTubeの運営がコミュニティガイドライン違反として動画を強制削除しました。
この件で『週刊女性』が、ゆたぼんさんにブランデー入りアイスを提供したホテルに取材したところ、「レストラン担当者にも改めて確認しましたが、お酒として扱っているメニューのため、こちらでは未成年には提供しておりません。ただ、お子さんをお連れでも成人の方には提供させていただいているので、注文された成人の方が食べさせてしまったのでは…」
と語り、困惑していたとしています。
<↓の画像は、未成年飲酒疑惑が浮上した動画のワンシーン>
話題作りなどを目的に、ゆたぼんさんがアンチを煽ろうが何をしようが勝手ですが、ゆたぼんさんの炎上によって様々な二次被害も発生しており、人に迷惑を掛けるアンチを批判するのでれば、自身の言動にも注意を払いながら旅を続けていってほしいものですね。