親密男性による詐欺・違法薬物事件が発覚し、大ピンチを迎えているタレント・モデルの“ゆきぽよ”こと木村有希さん(きむら・ゆき 24歳)が、他社の下着デザインを丸パクリし、自身のプロデュースだと偽って販売していた疑惑を4日発売の週刊誌『週刊新潮』にスクープされ、ネット上では再び炎上状態になっています。
ゆきぽよさんは『noalice by ryuyu(ノアリス バイ リューユ)』というブランドのイメージモデルを務めているほか、商品のプロデュースも行っているのですが、オリジナル商品として販売していた下着数点のデザインにパクリ疑惑が浮上し、トラブルになっているとのことです。
『週刊新潮』の記事ではアパレル業界関係者が、「何点かのデザインが、他の通販サイトで扱われている商品に酷似しているんですよ。たとえばシースルーのドット柄にフリルが付いたパンツや、大きく開いたお尻の部分に紐が交差するように配されたデザイン性の高いショーツ。胸元に大きなリボンがあしらわれた真っ赤なベビードールなどです。価格帯は1000円ちょっとから5000円くらいまでですね」
と明かしています。
『週刊新潮』が取材したところ、ゆきぽよさんプロデュースとして販売されているものと見た目が全く同じものが、他サイトでは300~4000円も安い価格で購入できるといいます。
その商品を扱う業者に、ゆきぽよさんプロデュースと謳う商品を確認してもらったところ、「これはうちで扱っているのと同じ商品でしょう」と言い切り、「中国の同じ工場で作られたものだと思います。中国語のタグ表記も同じです。中国では生産を受注した工場が、製品の一部を横流しする例が後を絶ちません。そうやって不正に入手した商品をECサイトで大量に売りさばく業者も多く、結果的に同じ商品が複数ルートで出回ることになる」
と語っています。
実際に中国最大の通販サイト『アリババ』を見ると、ゆきぽよさんプロデュースの下着と全く同じものを複数の業者が販売しているといい、「つまり、中国や香港などで買い付けた既製品を、独自デザインの商品と称して販売しているのではないか。タグさえも換えずに」
と前出の業者は指摘しています。
そして、『週刊新潮』が事の真相を確かめるため、ゆきぽよさんの所属事務所『デルタパートナーズ』に取材したところ、小泉宗弘社長が「きちんと頑張って、本人がデザインしているのは事実です」と、デザインパクリ疑惑をキッパリ否定したとのことです。
しかし、下着の販売会社を通じて生産工場から、「日本から送られてきたイメージでサンプル制作を進めていく上で、工場で以前生産した既製品を混ぜてしまった可能性がある。日本からたくさん問い合わせがあり、同じものを作り、他社に売ってしまった」
との回答があったそうです。
これによって、ゆきぽよさんプロデュースとして販売していた下着は、「どこかの既製品、今やどこでも手に入るものを“ゆきぽよオリジナル”として売っていた」ということだと『週刊新潮』は伝えています。
『週刊新潮』の取材後、『noalice by ryuyu』のサイト上から下着コーナーは削除されたほか、【noalice商品の模倣品疑惑についてのお詫びと回収のお知らせ】と題して、今回の件に関する説明を行っています。
現時点ではまだ生産工場に確認調査中とのことですが、デザインパクリ疑惑については、「木村有希さんのデザイン案を元に、弊社と木村有希さんとで綿密な打ち合わせ等を経てデザインイメージを作成し、弊社が海外の生産工場にそのデザインイメージを伝え、サンプルの作成等を行ない商品化をしております。」
と説明し、デザインはあくまでもオリジナルだとしています。
今後の対応については、「調査が終了しましたら、問題の無い商品は再度販売開始させていただきます」とし、問題が発覚した商品の購入者には返金対応を行うとのことです。
そして、反社会的勢力との繋がりが発覚後に、プロデュースブランドのデザインパクリ疑惑まで浮上したことに対してネット上では、
- 知人じゃなくて、本人が著作権に違反してるならアウトだわ
- 弱り目に祟り目と言うのか、全部、己がやらかした所業の結果だな。完全に消されるのも時間の問題だろうよ。
- イメージモデルだけならさすがに言いがかりかなあと思ったけど、本人がデザインしてるって銘打ってるならアウトだな…もともと倫理観の破綻した方だったのでしょう。
ギャルは〜ギャルは〜、と自分がギャル代表のように話されていましたが、そのギャルのイメージをさらに下げてしまいましたね。 - 要するにヤンキーっぽいのではなく本物の反社メンタルだったということなのだと思う。
これでますます出番は減ると思いますね。騒動鎮火に躍起になっているようですが手遅れだし実質もう終了だと思う。 - ろくに素性や交友関係も調べずに、面白ろおかしく起用したテレビ局にも責任もあるよ。そもそもこの手のお馬鹿系ギャルタレント多過ぎだわ。
- 彼女に限らずこういうタレントが問題を起こした時にいつも思う事がある。これは彼女だけの責任か?
1人のタレントが世に出て活躍するようになるまでにいろんな人間が関わっているんじゃないの?
彼女の活躍によって利益を得ていた事務所、隠す訳でもなくむしろ過去の素行の悪さ、まわりの人間の犯罪とも言えるいろんなエピソード、全て承知の上で面白がって使っていたテレビ局、そして共演者、こいつらの罪はどないなんねん。 - 芸能人を使う通販サイトにはありがちな詐欺商法でしょう。創作才能もないのに、名前だけ利用するならわかるけど、中国製の安い商品を。
反社会的ない人間とつながりあると、色々な危ない人達が寄って来るみたいだね。
などの声が上がっています。
販売会社だけでなく、所属事務所の社長も「本人がデザインしているのは事実」と答えているので、ゆきぽよさんがデザインを丸パクリしたのではなく、中国の生産工場で不正行為があった可能性もありますが、芸能人のプロデュースを謳うブランドでもこうしたトラブルは度々発生しています。
最近もGACKTさんとROLANDさんによるブランド『G&R』で、海外ブランドのドレスを丸パクリした上に、高値で販売していたことが発覚し、大炎上騒動に発展したのが記憶に新しいです。
また、他社で販売しているものを安く仕入れ、オリジナルと称して販売する手法も珍しくなく、過去には加藤茶さんの妻・加藤綾菜さんがプロデュースのアクセサリーブランド『Pe(ピーイー)』で、他社の商品をオリジナルと謳って転売しているとの指摘が相次ぎ、ネット上では炎上状態になっていました。
ゆきぽよさんの場合は、デザインをパクったのかどうか不明な点がありますが、その前に反社会的勢力との“黒い交際”が発覚した際の言い訳も物議を醸し、完全に信用を失ってしまっているので、今回の件がトドメとなって仕事がほとんど無くなってしまうかもしれないですね…。