ギャルモデル・タレントの“ゆきぽよ”こと木村有希さん(きむら・ゆき 24歳)が、18日に『日刊スポーツ』の取材に応じ、1月に週刊誌『週刊文春』に報じられたスキャンダルを釈明すると共に、今後の活動について語ったことが明らかになりました。
ゆきぽよさんは1月に『週刊文春』の報道で、自宅に出入りするなど親密な関係にあった4歳年上の男性X氏が、2019年5月にゆきぽよさんの自宅マンションで麻薬・コカインを使用し逮捕され、家宅捜索などを受けていたこと、ゆきぽよさんも尿検査を受けて陰性だったことなどが明らかにされました。
ゆきぽよさんは『週刊文春』の取材に対して、X氏が自宅でコカインを使用し逮捕されたことや、自身も警察の事情聴取を受けていたことなどを認めながらも、X氏との交際関係はキッパリ否定していました。
また、X氏が2018年6月に、当時72歳の女性のキャッシュカードを騙し取った疑いで逮捕され、X氏が取り調べに対して暴力団の元組員を名乗っていたことや、詐欺グループの指示役だったことなども『週刊文春』に報じられましたが、ゆきぽよさんはX氏が逮捕当時、海外で仕事をしていたことから、逮捕容疑などの詳細を把握していなかったと弁明していました。
ゆきぽよさんは報道後、準レギュラーを務めていたワイドショー番組『サンデー・ジャポン』(TBS系)でも涙ながらに釈明をしていましたが、改めて『日刊スポーツ』の取材に応じ、『週刊文春』の報道は事実と認めた上で、「自分の考え方から、変えていかないといけない」と再起を誓っています。
<↓の画像が、『日刊スポーツ』の取材に応じたゆきぽよさんの写真>
ゆきぽよさんはX氏との関係について、「先輩の紹介で知り合った。好意を寄せられていたが、19年当時、きっぱりお断りしている。人が好きなので、何人かの友だちと家で一緒にいたうちの1人」「当時、私の家にたくさんお友達が遊びに来ていたので…そのうちの1人です。人がすごく好きなんですね、自分。人と一緒にいる時間が好きで。人が好きだからという理由だけで(一緒に)いちゃいけないというのが身に染みて。自分が関わる人は選んでいかなくてはいけないし、見定めていかないといけない」
と、X氏との男女関係を否定しています。
さらに、反社会的勢力や違法薬物との関係についても、「全くない…ずっと昔からですけど。今からでもガサ入れに入っていいです」と完全否定しています。
1月放送の『サンジャポ』では、X氏から「しつこく付きまとわれていたので、切りづらかったというのもある」などと語り、この発言が火に油を注ぐ結果となりましたが、「付きまとわれていたという被害者面したコメントをしてしまったが、今は付きまとわれていたからこそ、どうするのかっていうことを考えられるようになった。」「(当時は)何で私が巻き込まれなきゃいけないんだと思ってしまった。だけど、失敗は自分に原因があると思っています。自分の危機管理の甘さが招いたこと。」「失敗は経験だと思っていて、その失敗した経験を生かして、次にどう進んでいくかっていうことを今は考えています。」
と現在の心境を明かしています。
ゆきぽよさんは過去に出演したテレビ番組で、「今まで付き合った彼氏の5人中4人が逮捕された。そのうちの2人がオレオレ系の詐欺師だった」などと語り、こうしたトークで注目を集めていましたが、「その時は、笑ってもらえた。他に被害者の方々が苦しんでいることに気づけなかった。今は、自分を上から、別の人(人格)から見た時に…今は、そこは反省しています。もう、これからは、誰も傷つけたくないですし…きっと、良い思いをする人は、もういないので、そういう話はしないでいいかと思います」
と、今後はこうした奔放な言動を封印する考えも明らかにしています。
また、報道後の現状について「仕事の量は(報道後は)減りました。難しいです」と明かし、今後については、「自分の行動次第。赤ちゃんは最初は1人で歩けず、立ち上がって転んでを繰り返す…今、立ち上がろうとしているんです、私」「転んだことに対し、何で転んだかは考えられるようになった。失敗を経験にして『ゆきぽよは変わったよね』と思ってもらえるようになれるよう頑張るのが今、私が出来ること」
と語っています。
さらに、「周りから見たら今、私は落とし穴に落ちているという風に見られていると思う。落ちたら、そこをどう脱出するかというのを考えていて。ただ脱出するだけでなくて、どう意味のあるものにするか、失敗をくんで、この状況をどう楽しみながら、どう脱出できるかを考えています。(厳しいのは)もちろん、分かっています。その厳しい状況から抜け出して、また楽しくお仕事している自分を見せられたら『ゆきぽよちゃん、なるようになったな』『頑張ったな』と思ってくれる人がいて…落とし穴にはまる人もいるし、私と似た状況の方もいると思うので、そういった方に勇気を与えられる存在になれたらと思います。だから自分で、変わるっていうことを決意したんです。」
と明かしています。
そして、今回の騒動を受けて、「考え方を改めなきゃいけないなって、一旦、自分が楽しければいいやっていうのを捨てなければいけない。私は、支えてくれる方々のために、恩返しをして働いていくっていうのもそうですし、とにかく今までの自分の考え方が違うっていうことが、この騒動でよく分かったので、全てを改めなきゃいけないなって思っています。一歩、大人になったゆきぽよを皆さんに楽しんで、楽しみにしてほしいなって思います。」
としています。
このように騒動に対する反省、今後について語ったゆきぽよさんに対してネット上では、
- 本人が薬をやってたわけじゃないし、再起しようとしてるならそれを否定する理由もない。立派なことだと思うよ。
- 本人ではないにしろ、「反社」「詐欺」「クスリ」と、視聴者、スポンサーが最も嫌うイメージがついてしまった。
イメージは数年で簡単に戻るものではない。ここから回復するには相当厳しいかも - 考え変えるってレベルじゃないと思うよ、この子。しかも自宅であんな事件おきてるわけで、無理でしょ
- 落とし穴ってのはさ、誰かが意図的に落としてやろうと思って掘るんだよ。あなたの場合は違うでしょ。
- 「落とし穴」に落ちたのではなく、自分で「墓穴を掘った」だけでしょ。
- 元ヤンやら、その武勇伝は、あくまでも過去の事で犯罪になっていないから笑って許されるが、現在進行形だったり犯罪になってしまったら、社会人になっていれば許されないのは当たり前。
世間はそんなに甘くない。社会人としてやってはいけないことは芸能人も一緒だと言う事。 - 赤ちゃんの例えは違うのではないでしょうか。大人の人間なら善悪の判断がつくはず。
一般人ならともかく、芸能界で食べていこうとする人間が、こうした行動を取れば、この先の仕事がどうなるのかわかるはず。 - ゆきぽよ自体は嫌いじゃないけど、とりあえずこれを機に元カレが少年院に入ってただのヤンチャしてただのそういう話はもうテレビでしないでほしい。
面白がる人もいるかもしれないが基本的に不快に思う人の方が多いんじゃないか。 - 戻る席はないでしょう。芸能人なんて淘汰されるのが当たり前で、犯罪紛いの行動をしたら、どう謝ったって、社会から一生蔑視されてしまう。ちゃんと考えて、生き方を変えるべきだと思う。
などの声が上がっています。
どの業界でもコンプライアンスの徹底が叫ばれている昨今、詐欺グループのメンバーで元暴力団組員という男性と付き合い、自宅に出入りさせていた上に、薬物使用で逮捕されたという事実は非常に大きな問題です。
ゆきぽよさん自身は、詐欺行為や薬物使用などの犯罪に手を染めていなかったとしても、そうした人物と親密な関係にあったというだけで、ゆきぽよさんも同類とみなされてしまう恐れがあり、X氏以外にもそうした危険人物と交友関係にあるのではないかと疑われても仕方がありません。
過去にも、反社会的勢力等と実際に繋がっていたり、関係を疑われて芸能界を追放された人がいますし、ゆきぽよさんは交友関係の問題に加えて、自身がプロデュースを手掛けていたブランドで、デザインのパクリ疑惑まで浮上したことにより、世間からの信用を完全に失いかけています。
これから再出発を図り、以前のように様々なテレビ番組やCMなどに出演することは、正直かなり難しいのではと思いますが、信用を取り戻せるよう言動や交友関係などを改めていってほしいです。