昨年のNo.1ブレイク芸人で、今年に入っても勢いを失うことなく活躍の場を広げている自衛隊出身のピン芸人で、即応予備自衛官でもあるやす子さん(本名=安井かのん 25歳)が、30日発売の週刊誌『週刊文春』にパワハラ告発記事を報じられ、ネット上で物議を醸しています。
週刊文春は【「やす子“深夜の恐怖指導”で私は自衛隊を辞めました」《「はい〜!」大ブレイク芸人を陸自後輩が告発》】と題して、やす子さんのパワハラ疑惑を報じています。
29日に先出し公開された記事では、元自衛官の20代女性・X子さんが週刊文春の取材に応じ、「2018年10月、駐屯地の寮で、先輩は『辞めてしまえ』と摑みかかってきた。その後私は医師から『うつ状態』と診断され…」「あの事件が原因で心を病み、自衛官という職を諦めることになりました。今でもテレビに彼女が映ると動悸(どうき)がします。そんな彼女が“元自衛官”を売りにしているなんて許せません」「あの事件さえなければ今でも続けていた。そう思うと本当に悔しい」
と、やす子さんから受けたパワハラ被害を告発しています。
現時点で無料公開されているのはここまでで、詳細はまだ明らかになっていないのですが、まさかの後輩からのパワハラ告発に対してネット上では、
- やす子好きだったのに
- かのんちゃんがそんな事するかな
- 目立ちすぎたな
- これ自衛隊なら別に普通じゃないの?
- これは宝塚と同じようなもんでしゃーないやろ やすこじゃなく組織が悪い 上見て育った結果や
- たまに毒吐いてるけどあれは芸風じゃなくて素だったのか
- 追い詰められた時の攻撃性強いもんね
- これからは鬼軍曹キャラで売れるな
などの声が上がっています。
やす子さんは2017年に地元の山口県立宇部中央高校を卒業し、母子家庭に育ったやす子さんは高校卒業後は家を出る決まりになっていたため陸上自衛隊に入隊、京都の大久保駐屯地に配属され、ブルドーザーオペレーターとして勤務していました。
<↓の画像が、陸上自衛隊時代のやす子さんの写真>
しかし、入隊から約1年半後に突然「『自衛隊、辞めよう!』という天の声みたいなのが降りてきた」と語り、これに対して上官からは「君は社会でやっていけない」「駐屯地から出すわけにはいかない」となどと言われ引き留められたそうですが、2019年に退官して上京、そして芸人の道に進みましたが、現在も即応予備自衛官として茨城の霞ヶ浦駐屯地の部隊に所属し、有事の際に任務に就くために月1回の訓練に参加していることを明かしています。
そんなやす子さんは度々テレビ番組で自衛官時代のエピソードトークを披露したり、当時の上官と番組で共演するなどしていますが、上官は入隊当時のやす子さんについて、「愛嬌があって元気で、可愛い教え子だなって思って」と語るなど、今と変わらず愛されキャラだったようで、後輩に対するパワハラ行為はにわかに信じ難いものがあります。
ただ、自衛隊時代は完全な縦社会で、自衛隊内でのハラスメント行為もかねてから問題視されていて、やす子さんも自衛隊時代は上の人の言うことは絶対だったと明かし、現在もその癖が抜けないとも語っており、後輩に対してかなり強く当たっていた可能性は無きにしもあらずです。
とりあえず現時点では、やす子さんが後輩のX子さんに「辞めてしまえ」と言って掴みかかるほど激怒した理由が不明ですし、X子さん側が一方的に主張していることなので、この報道を受けてやす子さんはどういった対応を取るのか、引き続き動向を見守っていきたいです。