元迷惑系YouTuberで、19日に開催の素人格闘技大会『HATASHIAI』で格闘家デビューするへずまりゅうさん(本名=原田将大 はらだ・しょうた 30歳)が、元参院議員・立花孝志さんが党首を務める『NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で』(略称:NHK党)の擁立を受け、地元・山口選挙区の参議院議員補欠選挙に出馬するプランが明らかとなり、ネット上で炎上状態になっています。
立花孝志党首は17日に会見を行い、NHK党の公認で、山口選挙区の参院議員補欠選挙(10月7日告示、24日投開票)にへずまりゅうさんを出馬させる方向で動いていることを明らかにしました。
この補欠選挙は、自民党の林芳正・元文部科学大臣が衆議院選挙に立候補するため、参院議員を辞職したことに伴い行われるものです。
へずまりゅうさんと立花孝志党首は昨年から親交を深め、様々な事件で逮捕されたへずまりゅうさんの相談にも乗っていたそうで、都知事選での応援演説にもへずまりゅうさんは登壇していました。
今年6月には、「彼は気が小さいところがあって、(迷惑行為時は)一時的に病気でもあった。人に迷惑をかけているのに自分自身を止めようがないのは誰しもが経験することではないか。選挙に出るのも一つの手だ」
などと語っており、へずまりゅうさんが起こした事件を巡る一審判決が出たことで、参院選への出馬に向けて早速動き出したそうです。
へずまりゅうさんは窃盗や威力業務妨害罪等で懲役1年6ヶ月・執行猶予4年(保護観察付き)の有罪判決が下され、一審判決を不服として控訴しましたが、公職選挙法では禁錮以上の実刑判決が下されない限りは立候補可能となっています。
立花孝志党首はへずまりゅうさんを擁立する理由について、「彼の地元愛は凄い。選挙に出て、迷惑をかけたことを県民にお詫びすればいい」と語り、「議員にしようとする気は毛頭なく、あくまで選挙の場を借りて、謝罪と更生したことをアピールするべき」との考えを明らかにしたと『東京スポーツ』(東スポ)は伝えています。
東スポによれば、実際に擁立するかどうかについては、19日開催の『HATASHIAI』での姿を見た上での判断となるそうですが、へずまりゅうさんの参院議員補欠選挙出馬プランに対してネット上では、
- 話題にはなるだろうけど、供託金を捨てる気か?
- 謝罪するのに何で選挙の場を使うの?目立ちたいだけとしか思えない。山口県民として恥ずかしいから、これ以上何もしないで欲しい
- いい加減にしろ。話題作りにもほどがあるわ
- お詫びと言うのなら地域のボランティアでも良いと思うんだけど
- 立花はNHKをぶっ壊してくれる事に注力を注いでくれるだけでいい
- 立花氏もここまでくるとあきれるのを通り越して嫌悪感しかありませんね。へずまも大人しくしてればいいのに。
- へずまも立花も政界にいらない。ふたりとも口だけだしな。立花が何か実績出せたかよ。Nとまともにやりあえなかったろうに。
へずまは口だけ反省で実際はどうよ?Twitterで反省どころか煽りかけてんじゃねーか。こいつらみたいなのは政治の世界に必要ない。謝罪に政界は必要ねーんだよ。 - 選挙は謝罪や禊の場ではない。仮にも政党の党首なら、選挙は「国をより良くするための場」と認識し、パフォーマンスに終始する姿勢を改めていただきたい。国民を舐めるのも大概にしろ。
- へずまも仮にオファーがあっても断れよ。立花氏も選挙を遊び道具にするなよ。話題作りとしてもこのやり方は違うんじゃないか
- 親が可哀想 そこに住んでるんだろ お前は何をしてんだよ
などの声が上がっています。
へずまりゅうさんは昨年7月の東京都知事選で、立花孝志党首の応援演説に登壇した際にも、ほとんど応援演説をすることなく選挙カーの上で“マイクパフォーマンス”を披露していました。
それを今度は、地元・山口での参院議員補欠選挙に出馬し行うつもりのようですが、山口県民に対して謝罪するといっても、結局のところは話題作りとしか思えないです。
山口県民に色々と迷惑を掛けたことを本当に反省しているのであれば、しばらく大人しくしているか、県内でボランティア活動などを行うか、県内で新型コロナウイルスをバラ撒いて知事から「何てことしてくれるんだ」と名指しで批判もされたことから、山口県の新型コロナ医療対策支援に寄附する等でもいいのではないかと思います。
補欠選挙への出馬は、へずまりゅうさんだけでなくNHK党のさらなるイメージ悪化に繋がる可能性大なので、関わらない方がいいかと思いますが、果たして本当にNHK党の公認で出馬となるのか、今後の動向を見守っていきたいですね。