元『シブがき隊』の“ふっくん”こと布川敏和さん(ふかわ・としかず 52歳)の長男で、タレント・俳優として活動している布川隼汰さん(ふかわ・しゅんた 25歳)が、突然舞台を降板するトラブルを起こしたとニュースサイト『サイゾーウーマン』が報じています。
布川敏和さん・つちやかおりさん元夫妻の長男として誕生した布川隼汰さんは、2007年ごろから家族でテレビ番組に出演し始め、同10月スタートのドラマ『3年B組金八先生 第8シリーズ』(TBS系)で俳優デビューを果たしました。
<↓の画像は、父・布川敏和さん、母・つちやかおりさんと布川隼汰さんの写真>
その後は、ドラマや映画、舞台に出演するなど俳優として活動する一方で、昨年からは平日朝の情報番組『スッキリ』(日本テレビ系 平日午前8時)に不定期出演し、番組のリポーターを務めるなどしています。
そんな布川隼汰さんは、3月29日から上演の舞台『笑う巨塔』に出演予定だったのですが、舞台を突然降板してしまったといい、テレビ局関係者は「あまりにも身勝手かつ幼稚な振る舞いで、現場も呆れ果てています」と語っています。
舞台『笑う巨塔』は、女優・大河内奈々子さんの元夫で、俳優・脚本家として活躍している宅間孝行さん(たくま・たかゆき 47歳)が手掛ける人気のエンターテインメントプロジェクト『タクフェス』の最新公演で、主宰の宅間さんを始め、元AKB48の篠田麻里子さん、梅垣義明さん、かとうかず子さん、鳥居みゆきさん、片岡鶴太郎さんらが出演します。
<↓の画像は、タクフェス『笑う巨塔』の出演者写真>
布川隼汰さんは過去にも『タクフェス』の公演に出演しており、2015年のタクフェス第3弾公演『くちづけ』、2016年の特別公演『WHAT A WONDERFUL LIFE』に出演し、今回で3度目の出演ということから昨年11月更新のブログでは、「心の底から尊敬する宅間さんとお芝居ができるのは本当に嬉しい。今回も全力で、全身全霊、お祭り騒ぎします!この作品はきっと、冗談抜きに、最高に楽しいです。コメディに特化したタクフェスはきっと動物園状態でしょう。我を忘れて楽しめると思います。布川ファン、是非観に来てください!」
と告知していました。
<↓の画像は、『笑う巨塔』で医師役に起用されていた布川隼汰さんの写真>
しかし、3月13日には舞台の公式サイト上でキャスト変更のお知らせとして、「出演を予定しておりました布川隼汰は、体調不良により、降板いたしました。代役は北代高士となります。」という発表がありました。
<↓の画像は、舞台公式サイト上での降板発表>
この突然の降板について前出のテレビ局関係者は、「稽古中、どれだけ注意されてもまったくセリフを覚えてこない隼汰に、宅間は『覚える気がないならもう辞めろ!』と檄を飛ばしたそうです。一般社会ではパワハラかも知れませんが、舞台の世界でこの程度の説教は、“シゴキ”の内にも入らない、ごくありふれたもの。スタッフや共演者らも、隼汰が次の稽古から心を入れ替えてくるだろうと期待していたそうですが……」
と明かし、布川隼汰さんは激怒されたことに不満を持ったのか何なのかは定かではありませんが、怒られた後に席を外すと、そのまま稽古場に戻ってこなかったとのことです。
<↓の画像は、宅間孝行さんの写真>
そして、このトラブルの翌日に所属事務所『ケイダッシュ』から「本人が無理だと言い張るので、降板させてほしい」という連絡があったといい、このトラブルによって布川隼汰さんは2度と宅間孝行さんの舞台には呼ばれないのではないかとしています。
こうした舞台降板というトラブルを起こした布川隼汰さんですが、『スッキリ』の番組スタッフからは「二世とは思えない優秀さ」だと絶賛されていたそうで、日本テレビの関係者は布川さんについて、「しゃべりもうまいし、二世独特のいばった雰囲気も一切ないということから、最近ではレポーターとしてだけでなく、スタジオにも呼ばれるように。しかし、テレビの仕事を覚えてしまったことで、舞台の世界を軽くみてしまったフシもあるかもしれませんね。彼はそういう“勘違い”とは、無縁の人物だと思っていただけに残念です」
と語っています。
この記事に対してネット上では、
- 京本の息子もマッサージ店で何かあったけど、シレッとタレント活動してるよね。こわい、こわい
- 元はと言えば自分が悪いのに、注意されたらキレる奴本当うざい。
- 覚えられないなら辞めろ 覚えられないから降板する 仕方ないよね 覚えられないのだから
- 舞台を軽視するってのはホントダメだよ。舞台ってのは役者としてのノウハウがいっぱい詰まってるもんやからね…選ばれた以上ちゃんと責任持ってやらんと。せっかく布川隼汰に期待してたんだからな、宅間さんは。
- 親が芸能人で、まわりからちやほやされてて、勘違いしたのではないでしょうか!2世だろうが、この子は芸能界は無理ですよ!
などのコメントが寄せられています。
布川隼汰さんは2015年7月にタクフェスへの初出演が決まった際に、「作品を見た瞬間、出たい!と一発で思った舞台です。タクフェス第3弾公演『くちづけ』 出たくて出たくて、昨年秋頃より静かに燃えてました。主催の宅間孝行さんをはじめ、大先輩方とのお芝居が楽しみで、しかし緊張しながら、稽古への準備を進めています。間違いなく僕のターニングポイントとなる作品だと確信しています。」と綴り、その後もタクフェスに出演するだけでなく、昨年11月にはタクフェス第5弾『ひみつ』を観劇したことを報告しています。
ブログへの文章など言動から宅間孝行さんのことを尊敬し慕っているのが伝わってくるので、自分に原因があることを怒られたことに逆ギレしたり、ふてくされて舞台を降板するといった行為をするというのはにわかに信じがたい話です。
舞台の公式サイト上でも「体調不良」を理由に急きょ降板することになったと発表されていますし、怒られたことに対する逆ギレで降板したわけではないと思いたいのですが、降板発表から3日が経つものの、布川隼汰さんはブログ、ツイッター、インスタグラムなどで自らファンに降板したことを報告せず、更新が止まったままの状態になっています。
これを見るとやはり何かあったのかなと思ってしまうのですが、今回のトラブルがもし事実であるならば、舞台関係者界隈に悪評が流れ、今後の仕事に大きな悪影響を与える可能性も考えられるので、反省をした上で宅間孝行さんに謝罪し、関係回復に努めてほしいなと思いますね…。