タレント活動する傍らで、複数の飲食店を経営しているはるな愛さん(本名=大西賢示 46歳)が今年7月、東京・西麻布にオープンさせたエンターテインメント・ショーパブ『Tokyo Ruby』が、オープンからたった10日後に閉店していたことを週刊誌『フラッシュ』が報じており、強引な接客によって警察沙汰になっていたことも伝えています。
開店からたった10日で閉店したというショーパブ『Tokyo Ruby』は、一部上場企業のF社が総額約2億円を出資して開いたという店で、はるな愛さんはお金を出さずに店の全面的なプロデュースを手掛け、ショーのプロデュースから内装や営業形態まで全てはるなさんが担当していました。
オープン前日には『Tokyo Ruby』の記念イベントに出席しており、「Tokyo RubyのキャストでCDを出したい。フェスやホテルでのディナーショー、ミスインターナショナルクイーンのジャパン大会をここでやりたい。身近にエンタメを感じてもらえる場所にしたい」
などと今後の夢を語り、オープンに向けて約4ヶ月で12キロもダイエットしたことも明かしていました。
<↓の画像が、『Tokyo Ruby』記念イベントに出席したはるな愛さんの写真>
自身のブログでも同日、「明日7月21日は私の誕生日です。。この日私の夢が一つ叶います!」「夢を叶えてくれたスタッフ!そしてオーディションで集まってくれた一流ダンサー!そして仲間のニューハーフの友達。全てに感謝します」
などと喜びを綴っていました。
<↓の画像は、ブログへ投稿したスタッフらとの写真>
しかし、オープンからたった10日で閉店を余儀なくされたそうで、その理由について『Tokyo Ruby』の関係者は、「お客との金銭トラブルが、開店以来、しょっちゅう起こっていました。お客が警察を呼んで『金額がおかしい。店員を事情聴取しろ』と言って騒動になったこともあります。店が入居するビルのオーナーまで怒らせてしまったのです」
と明かしています。
さらに、「はるなさんは泥酔して、お客が頼んでもいない高額なシャンパンを勝手に注文して、100万円以上を払わせたことも。お客は怒って当然です」
と語っています。
近隣住民も店のトラブルについて、「警察官が10人ぐらいお店に来たことがあります。問題があって閉店したと聞きます」
と語っているのですが、金銭トラブルだけでなく、風営法違反の疑いも持たれていたといいます。
店のスタッフは、「F社は風営法の許可を取っていないのに、はるなさんは許可が必要な、客の横にダンサーらを座らせる接客に変えた。F社は怒り、撤退する意向を示したのです」
と語り、このようなトラブルが相次いだことで閉店が決まり、20名以上いたというダンサー、スタッフらは仕事を失うことになったとのことです。
また、別のスタッフははるな愛さんについて、「あんなに酔うとは思わなかった。売り上げを伸ばすために、愛さんが強引だったところはある。だけど、F社もショーパブの営業経験がなかった。閉店を愛さんだけのせいにするのはかわいそう」
と、はるなさんを擁護しています。
そして、『フラッシュ』がこの件についてはるな愛さんに確認したところ、所属事務所『サンズエンタテインメント』を通じて、「仲のいい方には、確かにお酒をすすめましたが、強引にではありません。クレームが入ったとはお店からは聞いていません。風営法については聞いていませんし、わかりません。今後、プロデュースを続けていくかは検討中です」
と回答したとしています。
ちなみに、『Tokyo Ruby』が閉店したことは9月にも『女性自身』が報じており、本人に直撃取材を行っていたのですが、はるな愛さんは同誌の取材に対して閉店はしていない、トラブルも起きていないと否定し、「実は、リニューアル中なんです。新しいショーのために機材なども入れ直していて、今準備しているところだと思います。それはたぶん、11月には終わるかと……。着物もすごいものを作っていますし、映像も作らなくてはなりません。スクリーンを使ったオープニングなので、かなり大掛かりなものになるんです。そのうえショーのリハーサルも必要なので、時間がかかるんですよ」
と説明していました。
<↓の画像が、『女性自身』の取材に応じたはるな愛さんの写真>
また、出資者の1人である男性も同誌に対して、オープンから10日後の7月31日に閉店した理由について、同じビル内にある中華料理店のダクトからの排気が『Tokyo Ruby』に来ていたことも原因だと語っていました。
そのニオイが店内に充満してしまい、開店祝いに来た女優・藤原紀香さんと歌舞伎俳優・片岡愛之助さん夫妻らもニオイに絶句するほどだったといい、その工事もこれから行っていくため、遅くとも12月1日までには営業を再開できると考えているとのことでした。
しかし、『フラッシュ』によれば金銭トラブル、風営法違反の疑いが閉店の原因だったようで、今後についてはまだどうなるかは定かではありませんが、はるな愛さんは店の新たな出資者が見つかり次第、自身は店から撤退しようとしているようだと前出の関係者が明かしており、それはあまりにも無責任なため、まずはスタッフらに償ってほしいと訴えています。
この報道に対してネット上では、
- とにかく色々と臭い店だったわけだ
- ぼったくりやんけ 見損なったなー良い人そうに見えたのに
- たった10日でそこまでトラブル起きるのかよ
- 記事が本当ならマジで地獄だなこりゃ
- 風営法の届け出なしの営業なら、立件しろよ
- はるな愛本当ならタレント生命終わったろ
- 10日で店潰すのは聞いたことないレベル
- 客を気分良くさせるのが、この手の店の重要なところなのに、こいつは自分が楽しむのに全力を尽くしたって感じだな
- 客と揉めて立ち行かなくなる店にありがちなパターン。お客ではなく、『自分の夢や理想』とやらが先行しちゃうと、酒だけじゃなく自分の夢に酔っ払って客の姿が見えなくなる。それにしても10日で破綻というのは酷いな
- こういう記事って本当に真相が分からないよな、危ない連中にわざと騒ぎ起こされて潰されたとも取れるし
- 客層的にそれなりにカネ持っている遊び人が主体だったのはあるんだろうけど、少々のボッタクリはご愛嬌で済ませて貰えると思っていたのが、さすがに度が過ぎてお客がキレたんだろな
などのコメントが寄せられています。
はるな愛さんはタレント活動をする前にショーパブで働き、芸能界デビュー後もスナックを開いてママを務め、現在は『ANGEL.LOVE株式会社』の代表取締役社長を務めており、東京・三軒茶屋にある『鉄板焼き 大三(だいざん)』、お好み焼き・鉄板焼店『A.garden』、『Bar ANGEL NEST』を経営しています。
はるな愛さんは長年、飲食店経営に携わっている言わばベテランで、風営法などに関しても熟知しているとみられることから、さすがにオープンイベントまで開いてメディアにも取り上げられていた『Tokyo Ruby』で、ボッタクリや風営法違反にあたる行為をするとは思えません。
しかし、はるな愛さんは2016年11月に東京・六本木にあるビル3階に、エンターテインメントバー『大福(だいふく)』をオープンさせているのですが、開店からたった5ヶ月で店に客が来なくなってしまい、3日連続でお客がゼロだったこともあると昨年4月に『女性自身』によって報じられています。
実際に同誌の取材班が店を訪れたところ、席料として4800円、ドリンク代は別で1杯800円取られるというシステムで、スタッフによると席料が高い理由は「エンターテイメントバーだから」というものの、特にショーも始まらなかったといいます。
スタッフは、「いまできる“エンターテイメント”は、トイレットペーパーゲームね。トイレットペーパーをぐるぐる引っ張って、誰が一番早く芯だけにできるか。負けたらテキーラ一気飲みみたいな」と語り、客の入り状況についても「正直、昨日はノーゲスでした。でも、お客さんは選んでいるから。別にいいんです」と答えたと伝えています。
同誌の取材に対してはるな愛さんは「全然、経営不振じゃないですよ。」と否定し、店でショーも行われなかったと伝えると、「あの店は、これからニューハーフの子を集めてショーパブみたいにできれば嬉しいなって、とりあえず借りたんですよ。いま人集めをしているところです。」「私は、飲食店の経営がもともと本業なんですよ。無理な経営なんてしません。当初の計画どおりで、これからガンガン稼ぐから、ご心配なく!」
と語っていたとのことです。
このようにはるな愛さんは強気な態度を見せていたものの、店のツイッターアカウントは昨年12月で更新が止まっており、フェイスブックも全く店に関する情報が投稿されておらず、ニュースサイト『アサジョ』の記事では、店に電話をかけてみたところ「現在はツルカメです」と名前が変わっていたと伝えています。
はるな愛さんは『大福』で一度失敗を経験していることから、『Tokyo Ruby』では、オープンからかなり気合を入れて売り上げを伸ばそうとしていた可能性があり、それによってトラブルが起きてしまったのかもしれません。
しかし、実際のところは現時点で真偽のほどは定かではないため、引き続きどのような展開を迎えるのか、はるな愛さんが今後この件についてしっかりと説明をするのかに注目したいですね。