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春名風花の出演舞台『偏執狂短編集Ⅳ』内容を警察が問題視で規制。はるかぜちゃんが脱ぐと噂、未成年わいせつ問題で物議。アンチが通報か

はるかぜちゃん出演舞台トラブル発生、裸表現を警察が規制? 児童ポルノやわいせつ物の露出の自粛要請、表現の自由と主張し騒動に

“はるかぜちゃん”の愛称で親しまれている女優・声優の春名風花さん(はるな・ふうか 17歳)が出演予定の舞台『Paranoia Papers~偏執狂短編集Ⅳ~』(6月9日~18日)に対して警視庁側が、裸やわいせつ物などの露出表現を自粛するようにと通達していたことや、公演内容の変更が発表されたことによってネット上では様々な声が上がっています。

春名風花さんが出演予定の舞台『偏執狂短編集Ⅳ』は、劇団『Voyantroupe(ヴァイヤントループ)』が企画した舞台となっており、コンセプトは「類まれなる残虐表現を含む大人のエンターテインメント」で、グロテスクなシーンが含まれていることや、性的な表現も多く登場することも予め明記された舞台でした。

劇団代表で舞台の脚本・演出を手掛ける宇野正玖さんが2日に発表した表明・謝罪文によれば、5月30日付で警視庁から劇場側へ公演演目に対する注意喚起があり、それは「裸やわいせつ物の露出表現を自粛するように」という内容で、「自粛が行われなければ処罰の対象となり得る」という注意もあったといいます。

このような注意喚起を受けた舞台ですが、「1つの表現方法として使用せざるを得ない必要事例」だったことから、裸の表現を入れる予定だったといい、この公演は表現の是正や規制に対して断固戦う姿勢を設けていたことからも、裸による表現は欠かせないもので作中での裸姿はあくまでも芸術としての表現であり、単なるわいせつな表現ではなく裸姿の露出行為でもないと否定しています。

しかし、この公演の姿勢を理解できない一部の人からは、「わいせつ物の陳列及び未成年者への児童ポルノ強制または青少年育成法違反の疑惑がある」という指摘があり、最終的には警察の介入があったことで表現の自由が奪われる形となり、公演内容を変更せざるを得なくなってしまったと訴えています。

なお、この作品には未成年の春名風花さんが出演するものの、事前に本人や家族の了承を得た上で、所属事務所側に出演オファーをしているほか、春名さんに対して裸姿を要求しておらず、児童ポルノ規制法に抵触するような演出は無いとしています。

このように正当性を主張し法律に抵触するような表現は無いと否定した上で、劇場側の意向や警察からの注意喚起を受け入れて舞台の演出方法を変更することを発表しており、もともと露出した状態で表現する予定だった体の部分を特定の色(銀)で覆うことにし、加えてその部位には「規制」という文字を入れるという形にするといいます。

あえてこのような表現に変更した理由については、「当公演からの抗議の声として提示するものであり、ありのままの表現をこの度も期待してくださった皆様への、我々の筆舌(ヒツゼツ)に尽くしがたいあらゆる思いを込めた表現とさせていただきたいと思います。」と説明し、舞台会場の受付ではこうした規制用衣類を提示することも予定しているとのことです。

また、今回の規制通知を大きく受け止めて問題視された演目自体を中止することを決定し、『黈の章 千年狐狸精蘇妲己凌遅演義』と『赩の章 日本に置き換えております<ナポリの豊年祭のこと<「悪徳の栄え」より<マルキ・ド・サド著』の演目を延期とし、その代わりに昨年披露した『ウェストご夫妻の偏り尽くした愛情』という作品を一部キャストを変更して上演するとしています。

問題となった2つの演目についてはあくまでも「延期」としており、春名風花さんが18歳を超えた約1年後に上演する予定だとしています。

<↓の画像は、主催者側のコメント写真>

そして、この発表を受けて春名風花さんは自身のブログを更新し、このようなトラブルが発生したことを改めてファンたちに報告した上で、「今回の通報は、『未成年の女の子がこんな怖い舞台に出されるなんてかわいそう!!』と、心から心配して『春名風花のために』警察に通報して下さった『善意の一般市民』の方からのものではありません。」と綴っており、アンチの通報行為などによって警察が動き、このような展開を迎えたことを示唆しています。

春名風花さんは2年前の2016年11月にも、ネット掲示板に殺害予告が書き込まれ、所属事務所の爆破予告も行われたほか、出演舞台が上演される劇場には「春名風花を降板させろ。さもないと劇場に爆発物を仕掛ける」という連絡もあったといいます。

その時は警察側からも舞台を降板できないかと言われたものの、事務所や舞台共演者たちのサポートを受け、さらに「劇場前にパトカーを止め、警備体制をとった中での上演」という条件のもとで、春名風花さんは舞台に立つことができたそうです。

そして、この時のことについて春名風花さんは「何とか無事に舞台に立つことが出来ました。しかし、嫌がらせをしている人達にとって それは決して、楽しい結果ではありませんでした。何が言いたいか 分かっていただけると思います。」とし、今回のトラブルも自身のアンチによるものだと確信している様子で、「今回の通報は、偏執狂短編集という作品を批判・糾弾することで『未成年者である春名風花のことを守りたい優しい人たち』からのものではなく『未成年者である春名風花から、必死で打ち込んでいる舞台を奪ってやろう』とする人たちからの悪意のものです。」と断言し、「彼らは演劇には何の関心もありません。私が芝居が好きなのを知っていて 私の出る舞台が無くなるのを 今か今かと、心待ちにしているのです。」とも綴っています。

実際にアンチがネット掲示板上でそうしたやり取りをしていたそうで、警察側にもそれをキッチリと伝えているようで、「大好きな仲間と2か月稽古してきた舞台と、匿名掲示板に巣食うネットの悪意と、本当は、どちらが未成年者である私に悪影響を与えるのかは警察の方も理解してくださっています。」としています。

しかし、「何がアートで何が猥褻なのか、これは分からない人には全く分からないものであり 彼らが表向き『善意の通報者』『平均的な一般市民』の顔をして通報を続ける限りは いくら気持ちでは理解してもらえても、どうすることもできないのです。」と嘆き、最後に「未成年者とは何か。大人とは何か。『守る』とは、『守られる』とは、何か?」と問いかけ締めくくっています。

こうしたトラブルが勃発したことに対してネット上では、

などのコメントが寄せられています。

この舞台上演の1ヶ月前には、出演者の1人である舞台俳優・常川博行さんが自身のツイッター上で、舞台稽古をしたことを報告した上で、「ヴァイヤントループは稽古段階で全裸といったら全裸。男女一糸まとわず、性的行為のシーンは、そのまま絡み合う。今回サドを僕が演じ、主人公ジュリエットがはるかぜちゃん。この上もなく背徳感がある。」とツイートしています。

<↓の画像が、常川博行さんのツイート写真>「

こうしたツイートが問題視された結果、警察にも通報されて今回の騒動になったのではないかとも言われており、この舞台はあくまでも裸姿のシーンも芸術だと訴えているのですが、セクシーシーンがあることを強調した宣伝もしているように感じられました。

また、何よりもまだ17歳の春名風花さんが出演するにも関わらず、大人の男女が実際に絡むシーンがあるとのことから、上演を自粛するように指示されてもおかしくはないだろうなと感じます。

その一方で、表現の自由というのは当然尊重されるべきもので、警察が介入し横暴な規制をするということは問題のある行為だとは思いますが、今回の件に関してはもし未成年の春名風花さんが出演者に含まれていなければ、不問とされていた可能性があるので、主催者側にも問題があったと言われても仕方がないのかもしれないですね。

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