なかやまきんに君の元マネージャー逮捕の裏側。出資詐欺繰り返し海外逃亡、被害総額は30億円超えか…

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なかやまきんに君

吉本興業から独立後も、高い好感度によって活躍の場をさらに広げているピン芸人・なかやまきんに君(本名=中山翔二 46歳)の元マネージャーが、詐欺容疑で逮捕されたことで物議を醸しています。

各報道によれば、なかやまきんに君と逮捕された元マネージャー・飯尾雄一容疑者(51)は、かつて保険代理店業務を営みながら、東京・銀座で女子音大生らがクラシック音楽を演奏するサロンのオーナーなども務めていたといい、なかやまきんに君とは10年来の仲で、2022年1月にイベントなどを通じてきんに君の仕事を手伝うことになり、昨年に失踪するまで業務提携という形で「マネージャー補助業務」をしていたとのことです。

しかし、昨年4月に飯尾雄一容疑者が「自分が運営している洋服の通販サイトの事業でお金が必要なので貸して欲しい」「すぐ返済できる」などと、なかやまきんに君が代表を務める『株式会社333(ササミ)』にウソをつき、800万円を騙し取った疑いが持たれています。

なかやまきんに君が返済を求めたところ昨年5月に失踪したため、同6月に被害届を提出し、それから1年以上経って逮捕となりました。

なかやまきんに君の元マネージャー逮捕報道

週刊誌『週刊新潮』などによると、飯尾雄一容疑者は以前から出資詐欺行為を繰り返してトラブルになっており、なかやまきんに君のマネージャーになる2年前にも知人らを騙し、被害総額は30億円にものぼっており、1億円出資した被害者の1人は民事訴訟を起こし、その裁判で容疑者は、「私が行っていた総額30億円にのぼる借り入れは、結果として貸主の皆さんからみれば詐欺行為にあたるかと思います」と陳述していました。

こうしたトラブルを抱えて2020年にも失踪、そして2021年末をもって吉本興業から独立したなかやまきんに君のマネージャーとなり、なかやまきんに君の名前を使って再び出資詐欺を働き、さらに事務所からも金を引っ張って今回の事件に発展しました。

飯尾雄一容疑者は音信不通になった後、昨年末に海外へ逃亡したそうで、警察は帰国のタイミングを待って詐欺容疑で逮捕したとのことです。

この一連の問題に関しては、なかやまきんに君のマネージャーになる前から週刊新潮などが報じていて、そうした曰く付きの人物を雇い、なかやまきんに君の名前を使って詐欺行為をしていたことから、なかやまきんに君の事務所に対して使用者責任を求める被害者もいるそうです。

『ピンズバNEWS』(双葉社)は、なかやまきんに君の個人事務所『333』にこの事件について取材を行い、元マネージャーが過去にも詐欺トラブルを起こしていたことを知っていたのか聞くと、広報担当者は「知りませんでした」と答えたといいます。

また、容疑者は具体的にどのような業務を担当していたのか聞くと、「弁護士と相談の上、刑事裁判の手続が開始する関係もあり、詳細についてはコメントを控えさせていただきますことをご了承ください」と回答し、どういった形でなかやまきんに君の仕事に関与していたのかも不明となっています。

そして、なかやまきんに君が巻き込まれた詐欺事件に対してネット上では、

  • 個人事務所じゃ調べる限界はあるからな…
  • まぁ最初から詐欺師って知ってたら雇う訳が無いよな
  • 前歴のある人を確認できるサイトがあれば良い。とにかく個人情報保護だの、加害者支援だのでやたら隠すが、被害者が増えるだけ。
  • 30億?の詐欺でなぜ捕まっていないの?
  • きんに君は良い人そうだから疑わなかったのかな。大谷翔平も変なのに引っかかったし、やっぱお金によってくる人は怖い。
  • 芸能界は大きい金額が動く割に、管理がずさんだから本人がしっかり管理しないと大変になるって言いますね。水原一平みたいな人が、稼げそうな芸人を狙ってるんだよね。
  • きんに君のイメージダウンは多少はあるのでは。スポンサーとしては少しても傷がついたタレントを使うのはリスクある。
  • 有名人のお金や、人脈にすがりたいがために、色んな人が寄り付いてくる。そういう人たちを追い払うのが難しいと大昔に小室哲哉が言っていた。800万で済んで良かったぐらいかも

などの声が上がっています。

飯尾雄一容疑者の詐欺行為は、2021年8月にも週刊新潮がイニシャルで報じており、『東京並木通りライオンズクラブ』の創設メンバーの1人だった容疑者は、実在する企業の名前を使って詐欺行為を働き、数十人から約30億円の出資金を集め、そのお金を愛人との交際費に使ったり、出資者への配当に回すなどして自転車操業状態にあったとのことでした。

そんな容疑者を週刊新潮は“筋金入りの詐欺師”と称しているのですが、生命保険関係の知人や銀座界隈の関係者たちから合計30億円ものお金を集めていたとのことで、かなり口が上手いのでしょうし、なかやまきんに君は吉本興業から独立した直後で、事務所にはかねてから交際しているパートナーの女性ぐらいしかおらず、コロッと騙されてしまったのかもしれません。

容疑者は逮捕容疑とは別に、なかやまきんに君の名前を使って合計3億円以上の出資金を集め、失踪したことでトラブルになっていることも報じられており、これに関しても今後刑事事件に発展する可能性もあり、なかやまきんに君も被害者の1人ではありますが、この事件によって多少のイメージダウンは避けられないでしょうし、今後の仕事への影響が懸念されますね。

参照元
  • 週刊新潮 2025年8月28日号
  • https://www.dailyshincho.jp/article/2021/08301040/
  • https://pinzuba.news/articles/-/11937
  • https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/355835
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