お笑い芸人の“たむけん”ことたむらけんじさん(本名=田村憲司 45歳)をツイッター上で批判し、大炎上騒動に発展した鯛ラーメン屋『麺家 いさむ』(大阪府大阪市西区北堀江1-9-9)が、25日の営業をもって閉店することが明らかとなり、ネット上では様々な反応が上がっています。
『麺家 いさむ』の店主は公式ツイッター上で、「平素より、当店をご利用頂き、誠に有難う御座います。当店は、誠に勝手ながら、令和元年5月25日22時をもって閉店(営業終了)致します。1年間のご愛顧、誠に有難う御座いました。」
と昨年4月の開店からわずか1年で閉店することを発表しました。
<↓の画像が、『麺家 いさむ』閉店ツイート写真>
『麺家 いさむ』の店主は今年1月22日に、たむけんさんが来店したことを店前で撮影した記念写真とともに報告し、さらに「マイク、カメラなかったらおもろ無い奴でした」とたむけんさんをディスりました。
<↓の画像が、炎上騒動の発端となった『麺家 いさむ』店主のツイート写真>
この投稿に気が付いたたむけんさんは、「えっ?嘘でしょ?気持ち良く写真も撮らせていただいたお店にこんな事言われる事あんの?ちょっとびっくりなんやけど。」と困惑し、店に電話をかけて直接話をしたようなのですが、たむけんさんはさらに『麺家 いさむ』のツイッターに対して、「申し訳ございませんが、このツイートも即消して頂けますでしょうか。今後2度と僕に関わらないで頂きたいです。よろしくお願いします。」とツイートしました。
<↓の画像は、たむけんさんのツイート写真>
すると、『麺家 いさむ』の店主は「はいはい。」と返信、その後も悪びれる様子もなく批判を寄せるツイッターユーザーを煽り続け、ネット上では大炎上状態となり、ワイドショー番組なども取り上げるほどの騒動に発展しました。
そして、2月6日に『麺家 いさむ』の店主はツイッター上で、「この度は、私の軽率な言動ならび行動により、たむらけんじさんに不快な思いをさせてしまったことを深くお詫び申し上げます。」
などと謝罪し、騒動は沈静化していきました。
<↓の画像は、『麺家 いさむ』店主の謝罪ツイート写真>
こうした騒動から3ヶ月が経過し、今回閉店が発表されたことに対してネット上では、
- たむけんがつまらんのがわるい
- そらそうやろ あれだけの煽りマンじゃ
- どうせ屋号変えて出店し直すゾ
- たむけんがつまらないのはともかく失礼すぎるし、そらそうやろとしか
- 越えちゃいけないラインの見極められない奴っておるよな。そいつがたまたまラーメン店やってただけ
- なんかしばらくは炎上効果で話題になって人がきてたみたいやけど、長くは続かんのやな
- オチついてるやん たむけんよりおもろい
などのコメントが寄せられています。
たむけんさんディスりの炎上騒動でネット上では猛バッシングを浴びた一方、この騒動で店は注目を集め、興味本位で店を訪れた人も多かった様子で、YouTubeなどにも『麺家 いさむ』に行ってみたという動画もいくつか上がっています。
しかし、それも長くは続かなかったようで、炎上騒動によるイメージの悪化はもちろんのこと、『麺家 いさむ』のスープは一般的な鶏ガラやカツオ出汁(だし)などではなく、鯛やムール貝などの出汁を使用したラーメンを提供しており、人によっては生臭さを感じ、万人受けするようなラーメンでは無かった様子なので、この騒動が無くても早々に閉店となっていたかもしれません。
<↓の画像は、『麺家 いさむ』ラーメンの写真>
ちなみに、『麺家 いさむ』の店主は騒動後にフジテレビの取材を受けており、たむけんさんをディスった理由は、「苦労して立ち上げた店が注目されるために過剰な書き込みをした」などと説明しており、当初は軽い気持ちで煽り投稿をしていたようなのですが、徐々にのめり込んでエスカレートした結果、取り返しのつかないことになってしまったとのことです。
<↓の画像は、フジテレビの取材を受けた『麺家 いさむ』店主の写真>
店には1000件以上のクレームの電話があり、それは深夜にまで及んでいたそうなのですが、店主は「原因を作ったのは僕かもしれないけど、電話は違うんじゃないかなと判断してる」とも話していました。
店主はたむけんさんの炎上騒動前から、店に来たお客のツイッターを探してディスるといった行為をしており、あまり反省の色も見られないことから、今後もしまた店をやることがあった場合、同様の行為をしそうな気もしますね。