ライブ配信中に「身長170センチ未満の男性に人権は無い」等と発言したことで所属チームをクビになり、プロゲーマーから一転して無職になった、たぬかなさん(本名=谷加奈 30歳)が騒動から1年ぶりにライブ配信サービス『Twitch』で生配信を行い、そこでの発言を巡って再び炎上状態になっています。
たぬかなさんは、建築士としてとして設計事務所や『ユニクロ』で社会人経験を経て、2016年に日本で2人目の女性プロゲーマーに転身、プロeスポーツチーム『CYCLOPS athlete gaming』に所属していたほか、2018年から『レッドブル(Red Bull)』とeスポーツ・アスリート契約を結び、格闘ゲーム『鉄拳』シリーズのプレーヤーとして国内外で活躍していました。
メディアに取り上げられることも多く、2018年にはマツコ・デラックスさんの番組『マツコ会議』(日本テレビ系)に出演し、当時の月収は「軽自動車の新車が買えるぐらい」と明かしていました。
そんなたぬかなさんが昨年2月にライブ配信を行った際、『Uber Eats』の男性配達員から連絡先を聞かれたエピソードを語り、「背が低くて、多分165センチくらいしかなかった。165もないんちゃうかな?くらいの。その時点でもう『無いな』ってなってしまった。」「170(センチ)ないと、正直人権ないんで。170センチない方は『俺って人権ないんだ』って思いながら、生きていってください。骨延長の手術を検討してください。『骨延長手術』で調べてください。170あったら人権がちゃんと生まれてくるんで」「ホンマちっちゃい男に人権あるわけないだろお前、調子のんな。こっちはね、チビにはキチーんだよ。」
などと、身長170センチ未満の男性に“人権はない”と発言しました。
この他にも、「君らも思うっしょ?Aカップに人権なくない?一緒よ。Bでギリ出てくるんちゃう、人権。一般的にはCからが人権だと思う」
といった発言もあり、その動画がネットで拡散され大炎上騒動に発展した結果、所属チームやスポンサーから即契約解除されて表舞台から姿を消しました。
それから1年近く経ち、約1年ぶりに更新したツイッターで20日夜にライブ配信を実施することを発表し、この話題を複数の大手メディアが取り上げたことで注目を集め、20日夜の生配信はピーク時に8,000人以上が視聴していたようです。
その中でたぬかなさんは、「差別的な発言をしたことについて私に非しかない」「言葉として『人権がない』という発言は悪かった」
などと謝罪し、人権無し発言は失言だったと認めました。
<↓の画像は、約1年ぶりにライブ配信をした、たぬかなさんの写真>
ただ、変わらず自身に批判的なコメントを寄せてくるアンチに対しては挑発的な発言を続け、「『ジャニーズは170センチ以下の人が多いですけど』とかいう人おるけど、“持ってる人”っていうのは別っていうのは分かるやん。私はあなたみたいな“持たざる人”の話をしている。お前らが身長無いのがアカンていう話をしてんねん。『身長くらいは頑張れよ』って話をしてただけやねん。“持たざる者”のことを言ってる。イケメンは身長が低くてもそこまで気にしてない」
などと語っていました。
さらに、「背が低い人は、高い人に比べて他人に攻撃性が高い」といった海外の大学が過去に発表した研究結果を持ち出しながら、背が低い人は器も小さいとし、低身長でも人権があるのか知りたいなら市役所に行って確認をすればいいと言ったり、アンチをブサイク扱いするなど、挑発的な言動を連発していました。
以前と相変わらず攻撃的な発言を繰り返していたため、ネット上では批判が殺到し再び炎上状態となっていますが、アンチの煽りが面白いとの声も上がっています。
そんなたぬかなさんは配信の中で、現在は無職で貯金を切り崩しながら生活していることや、炎上騒動後にセクシー女優転身の勧誘を断ったことなどを明かし、髪を黒くして新たな仕事を募集していると視聴者に呼びかけていました。
たぬかなさんは良くも悪くも問題言動で大きな注目を集め、再び表舞台で活動していきそうな雰囲気も漂っており、これからどういった活動を行っていくのか今後の動向にも注目したいですね。