くりぃむしちゅーの元事務所社長が横領疑惑に初言及。金銭トラブルや失踪の真相は…
『くりぃむしちゅー』、マツコ・デラックスさん、有働由美子アナウンサーらが、芸能事務所『ナチュラルエイト』を退所し、新事務所『チャッターボックス』を設立した背景には、週刊誌『週刊文春』が報じた事務所の元社長による金銭トラブルがあるとみられています。
様々な情報が飛び交う中で、17日発売の『週刊新潮』が元社長・大橋由佳さん(63)に直撃取材を敢行し、初めて騒動について言及しています。
大橋由佳さんは、くりぃむしちゅーのマネージャーを長年務めていた方で、保険会社や広告制作会社などを経て芸能事務所『プライム』に入社し、くりぃむしちゅーのマネージャーとなり、2009年に独立してナチュラルエイトを設立しました。
<↓の画像は、マネージャー時代の大橋由佳さんの写真>
その後は、マツコ・デラックスさんや有働由美子アナ等もナチュラルエイトに所属し、事務所の規模も大きくなっていく中で、今年1月に週刊文春が大橋由佳さんの“失踪”を報じ、その背景には大橋さんによる金銭トラブルがあると報じました。
記事では事情を知る芸能関係者が、「大橋さんは体調不良で社長を退いたと関係者に説明していましたが、真相は違います。どうやらタレントのギャラや事務所のお金をめぐりトラブルを起こした。問題が発覚し、一部の所属タレントと話し合いが持たれた末、責任を取る形で昨年末に社長を退任したようです」「タレントのギャラを繰り返し中抜きする錬金術で横領の疑惑も浮上しています。トラブルの金額は億単位にのぼるのでは。」
と証言していました。
それから半年近く経ち、所属タレント全員がナチュラルエイトを退所し、くりぃむしちゅーの上田晋也さんと有田哲平さん、マツコ・デラックスさん、有働由美子さんの4人でチャッターボックスという新事務所を設立したと公式サイトで発表しました。
<↓の画像は、ナチュラルエイトからチャッターボックスへ移籍した全タレント>
事務所設立にあたって出したコメントでは、「一部報道にありましたように、誠に遺憾ながら弊社内部における会計・税務上の問題が発覚し、現在事実関係の調査を行っております。調査を徹底するため、当社は、外部の専門家への依頼に留まらず、会計・税務のエキスパートに当社の代表者に就任してもらうことを決定いたしました。今後は事案の究明及び再発防止に努めて参る所存です。」
とし、事務所の金を巡りトラブルが発生していることを認めました。
週刊新潮によると、大橋由佳さんは辣腕経営者として業界では有名だったといい、所属タレントたちも仕事ができる大橋さんに厚い信頼を寄せ、特に長年の付き合いのくりぃむしちゅーとは盟友関係にあると言われていたそうです。
しかし、昨年12月に突如ナチュラルエイトの社長を退任、所属タレントは全員退所して新事務所立ち上げとなり、週刊新潮はその真相を探るため、くりぃむしちゅーのマネージャーで、チャッターボックスの代表取締役に就任の永津圭介さんに金銭トラブルについて取材すると、「外部の専門家がナチュラルエイトに対して一生懸命、調査をしている最中です。今は金銭トラブルがあったとの断定はできません。言えるのは、疑いが発覚したということだけ」
と話したそうです。
さらに、“失踪”したと報じられた当の大橋由佳さんの自宅に向かうと、家の前に姿を現して初めて取材に応じ、失踪したというのは事実ではなく、親の介護で一時的に地方に行っていたと説明したとのことです。
ナチュラルエイトの社長を退任した理由は「体調が悪かったから。もとより65歳で辞めようと思っていて、そろそろという時期でした」と語り、週刊文春などが報じた横領疑惑などについては、「中抜きとかしていませんから。そもそも、くりぃむしちゅーのギャラの取り分は75%もあった。もっとも、会社を閉じるにあたって株などの資産をどう清算するのか、という問題があります。私と会社側で双方弁護士を立てて話し合っているところ。そうした中で、誰かが(金銭トラブルがあったと)言い出したんじゃないですか。確かに何百人というテレビ局員にお祝いをしたり、たくさんのお金を使っていました。でも、それは私の給料から出していた。やましいことはないんです」
と語り、横領疑惑をキッパリと否定したそうです。
2020年に『女性自身』が報じた記事によれば、ナチュラルエイトは同年夏に社員のリストラに着手し、社員には「これからは正社員という立場ではなく、業務委託契約で働いてほしい」「近い将来、この会社もたたむつもりだから」と伝えたといいます。
女性自身の取材に大橋由佳さんは、契約を改めたのは事実と認めたうえで、当時はコロナ禍に入ったばかりで事務所の経営が難しくなっていたことなどから実施したと説明していました。
ナチュラルエイト閉鎖についても、「私自身、10年後もいまのように元気に働いているかと問われれば自信がありません。それだけにスタッフたちにも私を頼るばかりではなく、自分で仕事を開拓していってほしい。それにタレントたちにも、“自分の今後”をどうするか考えながら、この不景気になった芸能界を歩んでいってもらいたいと思っています」
との思いを明かしていました。
そして、昨年末に株主でもある大橋由佳さんが社長を退任、事務所を閉鎖するにあたって、金の流れなどを調査したところ、大なり小なり怪しい部分があったことで事務所内で様々な噂が飛び交い、その情報を掴んだ週刊文春が横領疑惑として報じたと考えられます。
ちなみに、今年1月に上田晋也さんは週刊文春の取材に対して、大橋由佳さんは数年前から体調の問題があり、社長を辞めると話していたと明かしたうえで、「僕の予想より数年早く辞める形になった」とも語っていました。
大橋由佳さんは週刊新潮の取材に、体調不良を理由に予定よりも前倒しで社長を退任したと説明し、横領疑惑を否定していますが、「何百人というテレビ局員にお祝いをしたり、たくさんのお金を使っていた」「それは私の給料から出していた」などと話しており、なぜそうしたお金を会社の経費として処理していなかったのか理由が不明で、何かやましい部分があったからこそ、個人的に支払う形にしていたのではないかと疑いたくなります。
また、2月に『女性セブン』が報じた記事では芸能関係者が大橋由佳さんについて、「都心の一等地に一戸建てやマンションを次々に購入し、一部を親族に譲渡しています。タレントの海外出張に同行して現地で豪遊したり、都内の超高級ブランド店に何時間もこもっていたりする姿を目撃されるなど、派手な生活ぶりが業界人の噂の的になっていました」
と証言し、その一方で看板タレントのマツコ・デラックスさんは常々、仕事量の割に収入が少ないことを訴えていたことから、様々な憶測が飛び交っています。
いずれにせよ、ナチュラルエイトは金銭問題について外部の専門家を入れて調査を行っているとのことで、本当に横領などをしていたのであれば今後、裁判沙汰になることも考えられますし、この問題はどういった展開を迎えるのか、引き続き動向を見守っていきたいですね。
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- 週刊新潮 2025年7月24日号
- https://bunshun.jp/articles/80574
- https://jisin.jp/entertainment/entertainment-news/2491325/
- https://www.news-postseven.com/archives/20250220_2024809.html
- https://www.news-postseven.com/archives/20250209_2022738.html