24歳年下の女優・飯村貴子さん(いいむら・たかこ 20歳)と4月にできちゃった結婚し、9月には長女が誕生した俳優・タレントのいしだ壱成さん(本名=星川一星 44歳)が、20日発売の週刊誌『女性セブン』の取材に対して、うつ病を患っていることをカミングアウトしており、父親で俳優・タレントの石田純一さん(64)との関係などについても語っています。
いしだ壱成さんは、石田純一さんと反原発活動家で作家・翻訳家の星川まりさんとの間に生まれ、3歳の時に両親が離婚して以降は母親と2人で生活し、16歳の時に石田さんと再会、1992年に芸能界入りしました。
このような生い立ちではあるものの、いしだ壱成さんは石田純一さんと良好な関係を築き、異母妹でモデル・女優のすみれさん(28)、石田さんの3人目の妻・東尾理子さん(43)とも交流し、“石田ファミリー”が集う席にも参加するなどしていました。
<↓の画像は、東尾理子さん、石田純一さん、長男・理汰郎くん、すみれさん、いしだ壱成さんの写真>
しかし、石田純一さんと東尾理子さんの長男・理汰郎くん(6)が先日、小学校受験の最難関校に合格したという話を『女性セブン』の記者がいしだ壱成さんに伝えると、「あぁ、そうなんですか。理汰郎くんがそんないい学校に入ったんですか。へぇ、それはよかったですね…」
と気のない反応を見せたといいます。
<↓の画像は、昨年9月撮影のいしだ壱成さんと異母弟・理汰郎くんの2ショット写真>
また、昨年放送のテレビ番組に出演したいしだ壱成さんは石田純一さんについて、「前までは照れくさくて何て呼んでいいかわからなかったけど、最近、オヤジって呼べるようになりました」などと語っていたのですが、「あれはリップサービスに近いものです。まだオヤジと呼べていません。今は妻とふたりで一生懸命3か月の娘を育てていて、子供への愛情を実感していますが、日々成長する娘を見ていると、失われた16年間は大きいなあと思うようになった。言い方は悪いですが、自分は父に捨てられたという感覚があるんです」
と胸の内を明かしています。
理汰郎くんについても、「幸せそうだなって思いますよ。でも正直に言えば、ぼくは同じ頃に父の愛情を注がれなかったわけで、“いいなぁ”って羨ましい面もあります。嫉妬とは違いますが、ぼくの場合は2才の時に父と別れたので…」
といい、16歳の時に石田純一さんと再会を果たしたものの、その当時は石田さんがトレンディ俳優として活躍しており、「父親という実感はあまりなかった。向こうだって、今の理汰郎くんに対する接し方とはやはり違ったでしょうから」と語っています。
<↓の画像は、いしだ壱成さんと石田純一さんの2ショット写真>
石田純一さん・東尾理子さん夫妻の家に行くことはあるのかという問いに対しても、以前は理汰郎くんの誕生日などに行っていたものの、最近は石田家には行っていないことを明かしており、石田さんと会っても家族の思い出話をすることはなく仕事の話ばかりといい、「たまに怖くなるのが石田家で食事をしていると、どこか仮面家族っぽい感じがすること。役者がいっぱいいて、みんなで家族であることを演じているみたいで、本音で話しているのに、一方で誰も本音で話していない気がするんです」
と明かしており、表面上は仲良さそうにしてはいるものの、実際には距離感などを感じているようです。
<↓の画像は、昨年1月撮影のいしだ壱成さんと石田家の写真>
石田家の知人は「理由の1つは金銭問題」だと語っており、石田純一さんは自身が所属していた事務所とは別の個人事務所に、いしだ壱成さんを所属させていたそうなのですが、経営状態はかなり厳しく火の車だったといいます。
いしだ壱成さんはデビュー後間もなくブレークし、様々なドラマや映画などに出演していましたが、事務所の経営難によって稼ぎは全て事務所の借金返済などに注ぎ込まれ、その額は億単位に上るとも言われているそうで、その事実を知った壱成さんは「また父に裏切られた」という思いに駆られ、心を病んでしまった時期があったとのことです。
そんないしだ壱成さんは、石田純一さんとは今年3月以降は会っておらず、壱成さんと飯村貴子さんの間に長女が誕生した際に電話で報告したものの、地方に居たことから電波が悪かったようで途中で電話が切れてしまい、それ以降は特に話をすることもなく、「孫への思いなどは特に言われなかったし、聞いてもいません」と明かしています。
<↓の画像は、いしだ壱成さんと飯村貴子さんの2ショット写真>
現在の仕事状況について聞かれると、「芸能関係では知り合いの小さな福祉施設と、薄毛の治療病院のCMをやっています。ハゲハゲとネットで叩かれたら、それをきっかけに依頼がありました…。」と明かした上で、「実は今、ぼくはうつ病になって治療中で、表に立つような活動から距離を置いているんです。快方に向かっていて、それほど深刻ではありませんが、ブログなどで発信を続ける父とは、ずいぶんスタンスが違いますね(苦笑)」
と、うつ病を患っていることをカミングアウトしています。
このように語ったいしだ壱成さんですが、「父のことを恨んでいるように聞こえるかもしれないけど、そんなことはありません。父と再会してよかったこともたくさんあります。」と語り、石田純一さんとの再会がきっかけで芸能界入りすることができ、現在も石田さんのマネージャーを通じて仕事が入ってきたり、テレビや舞台での親子共演もあり、こうした仕事上での繋がりから親子と呼べるような状態ではないものの、「いつか、本気で父のことを『お父さん』と呼べる日が来るといいなと思っています」と前向きに語っています。
また、義母にあたる東尾理子さんとの関係についても語っており、飯村貴子さんは“先輩ママ”の理子さんとやり取りをしているといい、この前も理子さんからお下がりの抱っこ紐やおくるみ、お尻拭きのウォーマーなど、ベビーグッズが送られてきたそうで、「彼女とは血の繋がりはないけど、『元気?』『子育てはどう?』とぼくや妻に連絡をくれて、その気遣いは素直にありがたいです」と、感謝の言葉を述べています。
<↓の画像は、いしだ壱成さんと東尾理子さんの2ショット写真>
これに対してネット上の反応を見てみると、
- と、言いつつ、ご自身もお子さん二人いるのに薬物で、逮捕、離婚されてますよね。ご自身のお子さんだって、それで心に傷があるかと。
ただ前妻さんが再婚されたあの方は、きっと愛情を注いでくれたんじゃないかと - 44才になって何言ってるんだろうね。自分も父親なのに。最初の奥さんとのお子さんとちゃんと交流があるんだろうか。
自己愛が強すぎな人って自分が可愛そうが先にくるんだね。 - ご自分も、お子さんを捨てた経緯があるし、お父様と同じ道をたどっている。連鎖する不幸は、今の幸せを大切にして断ち切れるといいけど。
うつ状態の時だから、改善しているときはまた、違う心理状態になっていると思う。才能ある人だと思うが、不安定な感じ。 - 今までの家庭環境を見れば、そりゃあ病むよなぁと思う。でも、もう自分も父親だから自分で生計を立てるのが一般的にも普通、父の家庭と比べたら寂しくなるだけ。
父親から愛情をもらわなかった分、自分が自分の子に愛情を注いであげてほしい。 - 親に捨てられたって本音だろうし、ずっと抱えて生きていくのだろう。芸能界にはいったのも父親に構ってもらいたい、心配してもらいたいというのもあったと思う。
彼の言動を見てるとアダルトチルドレンなのかなぁと思うし、それは間違いなく幼少期の家庭環境だと思う。
石田純一はヘラヘラテレビに出てるけど彼の罪は重いよ。すみれちゃんだって体調崩してたしね。 - 自分だって石田純一の子供なのに、理子さんとの間に生れた子供たちと扱いが違い過ぎてモヤモヤするのは当然だと思う。
この人の生い立ちでまっすぐに育つわけない。年の差のある飯村さんと結婚したときは、は?と思ったけど、新しい家庭を築き、居場所があるならそれでよかったんじゃないかな。
彼は演技派俳優なので、地道に活動して良い作品をたくさん残して欲しい。 - なんとなくそんな気がしていた。すごく精神的に繊細なところがあるの感じてたし、たぶん生い立ちが影響してるんだろうなと。
大人になったら親は関係ないと言う人もいるけど、どんなに大人になっても生育環境は人生にずっと影響したりするからね。
でも子供も生まれたのだし、自分が愛されたと感じられずさみしい思いをしたのなら、そのぶん思いっきり子供愛してあげて下さい。子供を愛したらそのぶん自分も癒されると思う。
などのコメントが寄せられています。
生い立ちなどが関係しているのか定かではありませんが、いしだ壱成さんは以前から精神的に不安定な部分があり、1997年ごろから大麻を使用し、他にもLSDなどを所持していたとして2001年8月に逮捕、懲役1年6ヶ月・執行猶予3年の有罪判決を受けました。
また、昨年10月にはストレスなどが原因で顔面麻痺を発症し、それから間もなく仕事復帰して飯村貴子さんとの熱愛が報じられた後には、様々なテレビ番組などでラブラブぶりをアピールしていたのですが、同12月には体調不良を理由に年内の仕事を休養、今年4月に飯村さんとデキ婚後は、ツイッターに寄せられた誹謗中傷コメントにブチギレ激怒し、「いい加減にしろや若造が」「クソガキが」「覚悟しとけや。死ぬよ?」などの暴言を吐いていました。
それから間もなくツイッターアカウントは削除され、同時にいしだ壱成さんは表舞台から姿を消しており、一方の飯村貴子さんも現在はツイッターアカウントに鍵を付けて非公開とし、インスタグラムアカウントは削除した様子です。
いしだ壱成さんの言動を見ると、同じく2世タレントの泰葉さんが発症した「双極性障害(躁鬱[そううつ]病)」のような状態に感じるところもあり、今後また暴走してしまうのではないかと少し心配になりますが、現在は北陸地方に生活拠点を置いて、芸能活動のほかに音楽制作をしたり、飲食業などをしているそうで、引き続き病気の治療をしていきながら、親子3人で穏やかな生活を送っていってほしいですね。