タレント・あびる優さん(本名=阿比留優 36歳)が21日発売の週刊誌『週刊文春』で、元夫の格闘家・才賀紀左衛門さん(さいが・きざえもん 33歳)との子供の親権を巡るトラブルを激白し、親権を失った才賀さんが子供との同居を続け、“連れ去り状態”にあると告発しています。
あびる優さんと才賀紀左衛門さんは、2014年4月に交際半年でスピードできちゃった結婚し、2015年5月に長女・よつ葉ちゃん(よつは 7歳)が誕生しましたが、2019年12月に離婚が成立し、才賀さんが親権と監護権を持ちました。
<↓の画像は、長女・よつ葉ちゃんとの写真>
これに納得できなかったあびる優さんは2020年1月と8月に、長女の親権者変更と引き渡しを求める調停を申し立て、昨年2月に東京家庭裁判所は、あびるさん側の主張を認める審判を下したとのことです。
その際の審判書には、「申立人が従前の主たる監護者であって、未成年者の愛着関係は、申立人に対して最も強い」「別居後しばらくの間の相手方による監護には問題があった」
と記されていて、親権者に相応しいのはあびる優さんだと裁判所が判断したといいます。
この審判を不服とした才賀紀左衛門さんは上訴手続きを行い、あびる優さんの酒癖の悪さ、育児放棄などを主張したものの、昨年4月28日に東京高等裁判所は才賀さんの抗告を棄却、これによって親権者があびるさんに変更、長女を引き渡すことが確定し、長女は法的にあびるさんの戸籍に入ることになったそうです。
しかし、才賀紀左衛門さんは長女の引き渡しを拒否し、これに対してあびる優さんは強制執行など様々な手段を使ったそうですが、長女は現在も才賀さんと一緒に生活をしているとのことです。
これに対してあびる優さんは、「最後に会ったのは今年3月。それ以降は会っていません。私と会って精神的に不安定になってしまったら申し訳なくて……。でも一緒に暮らしたい想いは変わりません」
と語っています。
長女は才賀紀左衛門さんと一緒に生活をする中で、あびる優さんに対する言動にも変化がみられるようになったとし、「ママ」と呼ばなくなったほか、家庭裁判所の調査官には「ママじゃないから。優ちゃん。人間でもないし。動物だよ」と、衝撃的な発言をしたといいます。
調査官はこの言動に対して報告書に「(才賀による)強力な刷り込みがあったものと推察される」と記し、間接強制執行を審判した家庭裁判所の文書にも、「未成年者が債権者に対して拒否的な感情を抱くに至ったのは、債務者の影響を受けたことによることが明らかである」
と記されているそうです。
週刊文春は事の真相を確かめるため、才賀紀左衛門さんにも取材を申し込んだそうですが、「回答は控えさせていただきます」との対応だったとしています。
そして、あびる優さんの告発によって明らかになった才賀紀左衛門さんとの親権を巡るトラブル、連れ去り状態が続いていることに対してネット上では、
- 子供が可哀想すぎる
- 地獄に堕ちればいいのに
- 子供に悪い事吹き込んでそう だからあびるへの態度が激変したんじゃないの?人間でもないなんて普通言うか
- やべーやつだな。こんな奴がまた子どもを作ったのか
- 「人間でもないし。動物だよ」こんな発言子どもが思い付くわけがない
才賀にとっては憎い元妻でも子にとってあびるは唯一無二。子どもの情緒に影響あるって分からないのかね - 才賀はなぜよつはちゃんにここまで執着してるんだろう?普通に考えたら離婚して新しい彼女と仲良く暮らせばいいし、何なら子供できたんだから新たに3人家族で暮らせばいいじゃない。
洗脳までして手放さない理由はなに… - あびるがよっちゃんと暮らしたがってるのさかたも当然知ってるんだよね?
なのに執拗に嫌がらせの私がママよアピール。性根が腐ってるし、そんな人が母親になるとか世も末 - 夏休み前でやっと「機は熟した」って感じかな。あびる優よくここまで黙ってたよ。よっちゃん取り戻せるといいね!!
などの声が上がっています。
長女の親権を巡るトラブルに関しては、才賀紀左衛門さんもニュースサイト『AERA dot.』の取材に応じて何度も語っていますが、裁判所があびる優さんに親権者を変更、引き渡しを命じたことについては一切触れることなく、これまで生活を続けてきたということにただただ驚きました。
あびる優さんはこれまで沈黙を続け、それによって様々な憶測が飛び交い、あびるさんへの批判も多く上がっていましたが、裁判所が下した審判などを明らかにしたことによって、ネット上では才賀さんに対する批判が噴出して形勢逆転となっています。
あびる優さんは長女が誕生日を迎えた5月にインスタグラムで、「会えない間にママの存在もママとの思い出も忘れちゃったのかもしれないけど、私をママにしてくれてありがとう。(中略)誰が何と言っても、よっちゃんのママは世界に1人私だけ いつだって想ってる、愛してるからね この気持ちがいつか届きます様に 生まれて来てくれてありがとう」
との思いを綴っていました。
その後も、「会いたい。会いたい。会いたい。会いたくて苦しくて辛くなる。でも頑張る ママの事忘れちゃったかな。」
と、辛い心境を明かしていました。
さらに、あびる優さんの母親で元女優・中山貴美子さんはインスタグラムで、長女があびるさんに対して「優ちゃんとの記憶はありません。優ちゃんは産んだだけのおばさん」と言い放っていたことを明かした上で、「会うことを遮断されてる間にどんな環境にいたら、こんな風に変わってしまうのかと胸が痛いです」
などと綴っていました。
長女の言動の変化については、才賀紀左衛門さんによる「強力な刷り込み」の可能性があるといい、長女にとってあびる優さんは唯一無二の存在であるにも関わらず、“洗脳”のようなことをして2人を引き離そうとするというのは明らかに異常です。
そうしたことからネット上では、今すぐにでもあびる優さんに長女を引き渡してほしいとの声が多く上がっていますが、日本の法律ではもし裁判で子供の引き渡しが決まり、これに応じなかったとしても刑事罰が科されることはないため、才賀紀左衛門さんは今後も長女と生活し、ブログのネタに利用し続けるつもりなのかもしれません。
才賀紀左衛門さんと事実婚状態の絵莉さんは、あびる優さんの告発記事が出て以降もこれまでと変わらずブログ更新を続け、長女と仲良く食事したことなどをそれぞれ報告していますが、このまま告発をスルーし連れ去り状態を続けるのか、引き続き動向を見守っていきたいですね。