今年の『74回NHK紅白歌合戦』に初出場するミュージシャン・タレントの“あのちゃん”ことあのさん（別名＝ano 本名＝志水彩乃 26歳）が、自身のX（旧ツイッター）で“病み投稿”を連発し、ファンから心配の声が相次いでいると週刊誌『フラッシュ』のWeb版『SmartFLASH』が伝えています。
SmartFLASHによると、あのさんは今年8月29日にXで「こころが終わりそうだったので一曲作った」と綴るなど、夏ごろから不穏な投稿が増えているといい、これはヘルプサインなのではとファンがザワついているそうです。
あのさんは今月に入っても、「一人が好き最高まじで誰ともいたくねえから会うならどうでもいい奴と会うそれが性に合う全員ゴミ自分がしょうもないしょうもなくていいわー懐かしい自分がいて安心して涙が止まらない可哀想だから抱き締めてあげるんだあ」「YouTube shortにまとめられる人格も人生もどこにもないからな、それ見てわかった気になってんじゃねぇぞ馬鹿共が」
といった投稿をしていました。
これらの投稿に対してファンの間では、仕事の激増によってメンタルが不安定な状態になっているのではとの憶測が飛び交っているとしています。
SmartFLASHの取材に『ブレインケアクリニック』の名誉院長・今野裕之医師は、“労働時間が長くなっていることがもっとも危険”と指摘し、「労働時間の長さと精神疾患の発症リスクには相関があります。たとえば、フィンランド労働衛生研究所による報告では、長時間労働（週55時間以上）と抑うつ症状には有意な関連がありました」「一般的な抑うつ症状としては、抑うつ気分、興味と喜びの喪失、疲労感、焦燥感、食欲低下、睡眠障害、思考力の低下、自責感、死にたいと思う気持ち（希死念慮）などがあります」
と語り、働きすぎには注意が必要だとしています。
そして、あのさんの病み投稿連発などを受けてネット上では、
- 芸能人だからと言って働かせすぎはよくない。事務所が悪い。
- 事務所からすれば、稼げる今のうちに…って感じだろうな。彼女のことを考えて行動するような人がいるとはちょっと思えない。
- テレビ局は働き方改革を知らんのか？アナウンサーも壊すし
- 普通に見ても危ないのに本当に体調を崩したら大変 事務所はきちんと管理して
- 事務所側のマネジメントの責任よな。ロボットじゃないんだから。元気に仕事できるようにするのが、事務所の仕事
- 周りの人たちからすると、いつまで今の人気があるかわからない、稼げるうちに稼がせよう、といったところでしょうか。
心や体が壊れても、誰も責任を取ってはくれないので、空気読めないフリして図太く生きていけばいいと思います。 - もともとこういうツイートが大好きな「メンヘラかまってちゃん」じゃない
などの声が上がっています。
あのさんは以前からメンタルが不安定な方で、アイドルグループ『ゆるめるモ！』で活動する前には引きこもり生活を送っていたことを明かし、過去にはリストカット等の自傷行為をしていたことはファン等の間では有名で、両腕には無数の傷がありました。
それだけに、あのさんのファンからはここ最近の言動に不安を覚えているようですね。
メンタルが不安定になっている大きな要因として、今年に入ってから仕事が激増していることが挙げられていますが、今月発表の『2023タレント番組出演本数ランキング』（ニホンモニター調べ）で、あのさんは昨年の番組出演本数が67本だったのに対して、今年は205本まで激増しており、ブレイクタレントランキングでは6位にランクインしています。
あのさんは年末年始の特番にも引っ張りだこで、今後も24日放送の『この歌詞が刺さったグッとフレーズ！2023年を支えた&クリスマスの名歌詞82連発』（TBS系）、25日放送の『速報！M-1ネクストデイ王者誕生までの舞台裏』（テレビ朝日系）、『堂本兄弟2023』（フジテレビ系）、26日放送の『あざとくて何が悪いの？』（テレビ朝日系）、『踊る！さんま御殿!! 年末特大4時間SP』（日本テレビ系）。
27日放送『SASUKE2023』（TBS系）、30日放送『輝く！日本レコード大賞』（同）、『あのちゃんの電電電波 年末SP』（テレビ東京系）、31日は『第74回NHK紅白歌合戦』、正月は『新春！爆笑ヒットパレード2024』（フジテレビ系）、『上田と女が吠える夜 元日3時間SP』（日本テレビ系）などと、ほぼ毎日のようにテレビ番組に出演となっています。
テレビ以外の仕事も複数抱えていますし、これまでやってこなかった内容の仕事も多いことから、肉体的にも精神的にも疲弊して、限界ギリギリの状態になっていたとしても不思議ではありません。
独特なキャラが受けて一気にブレークし、所属事務所『TOY’S FACTORY（トイズファクトリー）』も今が稼ぎ時だとしてオファーを次々に受けているとみられますが、体調を崩してしまったら元も子もないので、そうなる前に来年は仕事量を調整して、しっかりと休養を設けるなどしてほしいですね。