バラエティ番組『ホンマでっか!?TV』などに出演していた自称・軍事評論家、危機管理評論家でタレントのテレンス・リー容疑者(本名＝加藤善照 51歳)が、7月10日に投開票が行われた参院選の選挙期間中に、候補者の応援演説を行った報酬として現金を受け取ったなどとして、公職選挙法違反の容疑で逮捕されたことが明らかとなりました。
警察によると、6月下旬ごろに東京・豊島区内で幸福実現党の公認で立候補し、落選したミュージシャンのTOKMAさん(トクマ 本名＝椙杜徳馬 49歳)の応援演説をした見返りとして、陣営関係者で会社役員の一木昭克容疑者(48)から今井一郎容疑者に10万円、そのうちの5万円がテレンス・リー容疑者に支払われた疑いがああるそうで、一木容疑者は今井容疑者を通じてテレンス・リー容疑者に応援を依頼したとのこと。
しかし、テレンス・リー容疑者は「現金はもらったが、選挙運動の報酬ではない」と容疑を否認しているといい、メディアの取材に対しても「頼まれたからやった。俺、何にも関係ないよ。信者でもないし」「当然、選挙だから、ギャラ出ないし、交通費も出ないんだけどいいって言われて。(応援演説は)しょっちゅうやったよ。基本的に超党派だから」などと語っています。
なお、他の2人の容疑者は容疑を認めているとのことです。
そして、これに対してネット上では、
- この人よくリスク管理がどうのって言ってた人でしょ。そういうこと言うなら5万円なんてもらうな。セコすぎる。
- 結構他にもやってる人いるんじゃないの。芸能人が、人前で話をして5万円ってギャラとして考えれば高くもないんだけどね。選挙ってことでダメなわけでね。落選したときってホントよく出るよねこういうの。
- 危機管理の専門家らしいが、脇が甘過ぎる
- 落選したからなんだろうね。当選してたら発覚は免れてたんだろう
と思う。ていうか成功報酬はもっと桁違いの金額だったのかもしれ
ない。 - 胡散臭い奴とは思ってたけど、漸く本性炙りだしてきたな。
などのコメントが寄せられています。
危機管理評論家を自称するテレンス・リー容疑者ですが、昨年3月には恐喝とストーカー行為で被害届を提出されたことなどを週刊誌上で暴露され、この騒動と関係しているのかは不明であるものの、業務提携というかたちで所属していた大手芸能事務所『オスカープロモーション』との契約が終了。
さらに、その後も別の芸能事務所に所属していたそうなのですが、また30代の女性タレントに無理矢理キスをするなどのセクハラ行為をした結果、その事務所もクビになったとのこと。
このような女性関係のトラブルを続けて起こし、最近ではあまりテレビで見ることがなくなりましたが、今度は公職選挙法違反の容疑で逮捕されるとは残念ですね…。