NHK報道局映像センターに所属し、『NHKニュース7』の映像編集を担当していた鞘本諒介容疑者(さやもと・りょうすけ 32歳)が暴行事件を起こし、傷害容疑で逮捕されていたことが明らかとなり、ネット上で物議を醸しています。
警視庁牛込警察署の発表によれば、鞘本諒介容疑者は15日午前2時20分ごろに、東京都新宿区矢来町の車道を泥酔状態で歩いていたところ、通りかかったタクシー運転手の男性から「危ないですよ」と注意を受け、これに対して鞘本容疑者は「通れるだろう」と運転手を怒鳴りつけたとのことです。
<↓の画像が、逮捕された鞘本諒介容疑者の写真>
注意されたことに腹を立てた鞘本諒介容疑者はさらに、60代の運転手の胸を突き飛ばしたうえ、顔を殴ったり足を蹴ったり、近くにあった消化器を投げつけるなどの暴行を加え、右足のスネに軽傷を負わせた疑いが持たれています。
傷害容疑で現行犯逮捕された鞘本諒介容疑者は取り調べに対して、「神楽坂で友人2人と飲んでいた」「酔っ払っていてよく覚えていない」などと容疑を否認しているといい、鞘本容疑者は14日18時ごろから事件現場付近の店で酒を飲んでいたとのことです。
この事件に対してNHKは、「事実関係を確認し、厳正に対処するとともに捜査に協力してまいります」とコメントしています。
<↓の画像が、鞘本諒介容疑者の逮捕報道の写真>
週刊誌『週刊文春』のWeb版『文春オンライン』は、鞘本諒介容疑者を逮捕時の様子を目撃した通行人に取材を行っており、「時間も時間だったので、周りに人はまったくおらず、男とタクシー運転手と警察官だけ。容疑者の男はとにかく興奮していて、奇声を発し、何を話しているのかわからなかった。メチャクチャ暴れていて、警察官が2人がかりで男の両脇を抱え込むように取り押さえていました。その間も、男はタクシー運転手に向かって大声で何か文句を言っていました。もう1人の警察官がタクシーの運転手から事情を聴いていましたが、タクシーの運転手は比較的冷静で淡々と警察官に話をしていました。(中略)一方、男の方はさらに暴れ、しまいには警察官2人に『暴れるな、暴れるな』と地面に押さえつけられてしまった。それでも男は暴れて、『痛い痛い痛い痛い痛い痛い!』と大騒ぎしていた。パトカーに乗せられる時も抵抗していて『痛い痛い』を連呼していました。あれだけ抵抗したら、公務執行妨害になるんじゃないかなと思いました。正直、薬物中毒者か反社(反社会的勢力)の危ない人だと思った。」
と証言しています。
このように路上で大暴れしていたという鞘本諒介容疑者は、NHK報道局映像センターでニュース映像の編集を担当していた人物で、『日刊ゲンダイ』によればNHK内では以前から鞘本容疑者の酒癖の悪さを心配する声が上がっていたとのことです。
NHK関係者は鞘本諒介容疑者について、「昨年秋、東京に転勤になり、花形番組『ニュース7』でニュース映像の編集をしていました。仕事もキチンとするし、普段は性格のいいヤツなんだけど、酒が入ると人が変わってしまう。いつか酒が原因で、問題を起こすのではと思っていた」
と明かしています。
そして、鞘本諒介容疑者の傷害事件に対してネット上では、
- 数ヶ月に一回程度の割合でNHKの職員の不祥事が報道されているような気がする。これはNHKのニュースでも当然報道するんですよね。
- 酒癖が悪いというより、これが本性。32歳だと10年以上は飲酒歴があるわけだから、立件や警察沙汰にならなかっただけで余罪はかなりありそう
今度からNHKは不祥事の度に受信料を何割か返せ - 酒を飲んで覚えてないとか言って、ほとんどは覚えているんだよ。お酒のせいで記憶が無くなったことにすれば、罪を軽く出来ると持ってるんだろうからこういう話が出てくる
薬物で事件起こしても「精神状態が」と言ってくる。今後は自分で薬物とかお酒とか取りこんでおかしくなってる場合は逆に重罪にすればいい。
暴行事件で「お酒飲んで記憶が無い」と言った時点でアウトにしてしまえ - 依願退職で退職金支給なんて事は間違ってもするなよ!NHK職員って高給でどんな状況でも収入が安定してるから偉くなったと勘違いしてる。だからタクシー運転手も見下してるんでしょう。
そのタクシー代も運営経費として受信料から使い放題、マジで解体した方がいい - まあただの酔っぱらいだからNHKかどうかは関係ないし、天下のNHKならこの程度の犯罪なら出世にも影響ないな
それにしてもコロナ過で酔っ払えるほど飲めるのはうらやましいな。さすが年収1000万以上。 - NHKの看板キャスターがタクシー運転手に靴投げつけた事件ありましたね、皆様のNHKはタクシー運転手を見下してるのでしょうか?
- 公共放送の看板番組の担当者とか関係なくアル中でまともでない。今後も改善の余地はなさそうなので解雇でしょう。
- NHKに入社し、周りからはすごいと言われ、年収2000万貰ったうえに経費使いまくり。何も怖いモンなく、一般企業ですら呑みに行くの自粛しているのに、手本となるヤツが平然と呑みに行く。
まず、親の育てが悪い。その次に企業として注意を徹底しなさすぎ。NHKに入って、人を馬鹿にして、たくさん給与貰ってさぞかし人生楽しかったでしょう。そうは問屋が卸さない。奈落の底に落ちろ。 - NHKのコメントは厳正に処分すると言っていますが、その処分基準が甘過ぎ。NHKのホームページのニュースには報道されてはいますが、NHKの職員が逮捕されたと言う事実のみで、指名等一切出していませんからね
昔も大物アナウンサーが同じく酔ってタクシー運転手を殴った時も免職にせず、しばらく画面から出さなくしてほとぼりが覚めたら番組復帰
などと批判が殺到しています。
NHK職員によるタクシー運転手暴行事件は30年前にも発生しており、元NHKエグゼクティブアナウンサーで現フリーの松平定知アナ(まつだいら・さだとも 76歳)が1991年に、酒に酔った状態でタクシーに乗車し運転手を殴る事件を起こしています。
<↓の画像は、過去にタクシー運転手を暴行した松平定知アナの写真>
松平定知アナは、当時タクシーに備え付けられていた車載電話を使おうとしたものの、なかなか繋がらなかったことに激怒、受話器で運転手を殴ったり革靴で顔を蹴るなどの暴行を加える事件を起こし、「俺は殿様だぞ!」と怒鳴り声を上げたとも報じられています。
この不祥事で担当番組を降板、局内の役職からの降格処分を受けましたが、1995年には本格的に復帰して『NHKニュース11』などの番組を担当していた中で、1999年に番組の生放送中にスタッフに対して「静かにしろ!」と怒鳴り、ペンを投げつけるシーンがカメラに映り込み、NHKに苦情の電話が殺到する事態となりました。
NHK職員による事件は枚挙にいとまがなく、昨年にはNHKの子会社で部長プロデューサーを務める男性が17歳の女子高生にわいせつな行為をした疑いで逮捕され、2019年にはNHKのチーフプロデューサーが路上で見ず知らずの女性を押し倒し、無理やり体を触るなどの行為で強制わいせつ容疑で逮捕されています。
毎年のように逮捕者が出ているNHKは正直異常だと思いますし、同局の番組で視聴者に対して不要不急の外出を控えるよう呼び掛けているにも関わらず、鞘本諒介容疑者は18時ごろから深夜2時にかけて酒を飲んで暴れ、逮捕されるような事件を起こしており、これは一体どういうことなんでしょうかね。
職員の教育管理が不十分なことによって、事件が毎年のように発生しているのかどうかは分かりませんが、このような事件を起こす職員が出てこないように改めて対策を講じてほしいものの、恐らく今後も逮捕者が続出するのでしょうね。