小池栄子さん(34)や佐藤江梨子さん(33)等が所属していた芸能事務所「イエローキャブ」が、2月上旬に業務活動停止措置を済ませ、ついに今月をもって事務所をたたむことが明らかとなりました。
「イエローキャブ」は、かつて佐藤さんや小池さんの他に、かとうれいこさん、細川ふみえさん、雛形あきこさん、山田まりやさん、MEGUMIさん等々、一世を風靡したグラビアアイドルが数多く所属し名の知れた芸能事務所でしたが、2004年末にテレビ番組にもよく出演していた野田義治社長(68)が経営上のトラブルで辞任、そして、野田さんは筆頭株主だった「有限会社サンズ」(現:サンズエンタテインメント)にタレント数名を引き連れて独立し、その後追随してイエローキャブのタレントはサンズに流れていき、規模が大幅に縮小することになりました。
(↓の画像が、野田義治社長の写真)
その後同事務所は厳しい運営状態が続き、2004年1月期には6億2100万円の売上高があったものの、10年後の2014年1月期には売上高が約2億2000万円まで落ち込み、主力タレントだった佐藤さんと小池さんが今年1月末に契約が満了となったため、事業を停止し自己破産申請の準備に入ったようです。負債額は約4億円とのことです。
この件について、野田氏は東スポの取材に「つい最近、関係者を通じて会社をたたむことを聞いた。ただただ残念。寂しいね。もう少し頑張っても…という気持ちはあるけど、いまは残念という言葉に尽きますね」とコメントしています。
これにネットでは、
- 小池さん偉いですね。旦那さんがああいう風に言われて、最近の女性ならすぐに離婚を選択しそうなのに、踏ん張って頑張ってますね。独立しても頑張ってほしいです。
- 実質小池栄子オンリーの状態になってたから当然といえば当然。事務所の力自体があまりないんだろう。
- 一時は破竹の勢いだったけど、野田社長の手腕がなければこうなっちゃうってことね。
- 小池栄子は良いよね。堤さん監督の『2DK』はかなり好きです。事務所が無くなっても頑張ってください。
- そもそも10年前に野田さんがいなくなった時点でなくなってもおかしくなかった事務所だから、よくもったと思う。
などのコメントがありました。
佐藤さんはこの発表を受けて、自身のブログを更新して今月から「ノックアウト」に移籍していたことを明らかにしています。
ノックアウトは、柄本明さんや息子の柄本時生さん、美保純さんや杉田かおるさんなどの俳優が多数所属している事務所で、今後女優として活動する上で申し分ない事務所だと思いますので、これからまた新たな事務所で頑張っていってほしいと思いますね。
そして、小池さんは独立をするとのことで心配ではありますが、昨年9月末にスタートしたNHK連続テレビ小説『マッサン』や、堺雅人さんが主演の人気ドラマシリーズ『リーガル・ハイ』など数多くのドラマや映画に出演し、女優としても高く評価をされていますので、独立後の活躍にも期待をしたいと思います。