女優の能年玲奈さん(23)は、デビュー以来所属していた大手芸能事務所『レプロエンタテインメント』との契約などを巡ってトラブルになっていたものの、6月末にレプロとの契約が満了となり、今後は本名でもある能年玲奈ではなく「のん」という名前で活動していくことを15日発売の週刊誌『フライデー』で発表しました。
新しい芸名として発表された「のん」は残念ながら不評で、「漢字変えるとか玲奈だけとかでも良かったはず」、「40や50になってもその芸名でいけるのかは心配」などの声が上がっており、その他にも、お笑いコンビ・フットボールアワーの岩尾望さんや、元モーニング娘。の辻希美さんなども「のんちゃん」などといった愛称で呼ばれていることもあり、新たな芸名を受け入れられないという方が多い様子。
なぜ「のん」にしたのかその理由が気になるところですが、能年さんは『フライデー』のインタビューで、「能年……ではなく『のん』になりました。ちょっとトボけた感じですが、ひらがなで『のん』です。」「renaだけにするとかことに、名字を変えることも考えたんですけど、それも変だな……って、思いつくまま、候補を箇条書きにしていったら『のん』が出てきたんです。」と明かし、「簡単だし、響きがいいですよね。それに『のん』って英語の小文字で書くと『non』になる。ニコッて笑ってる顔文字みたいになるんです。」と語っています。
また、この名前を決めたのは7月上旬のことだったそうで、その後にちょうど母親と妹が実家がある兵庫県から遊びに来ることになっていたため、家族に話しておこおうと思い「のんになります~」と告白したところ、楽天的な性格をしているという母親は「かわい~」と反応していたとのこと。
<↓の画像は、『フライデー』のインタビューに応じ、グラビアに挑戦した能年さんの写真>
このように語った能年さんは、14日発売の週刊誌『週刊文春』内の名物コーナー「阿川佐和子のこの人に会いたい」に登場し、現在の心境を語っており、今後については「心機一転、またお仕事を頑張っていけたらなと思っています」と決意し、今後は女優業だけでなく、絵や音楽活動も行っていきたいと笑顔を見せながら語っています。
能年さんがレプロからの許可を得ずに、無断で個人事務所『三毛andカリントウ』を設立するなどし、事務所との間で契約を巡る様々なトラブルが起きているのが明らかになってから1年以上が経ち、ついに再出発することが発表され今後の活動が楽しみではありますが、15日付の『スポーツ報知』はこの件に関するレプロ側のコメントを紹介。
レプロが同紙に送った手紙には、能年さん側は6月末をもって契約が満了したという認識を持っているものの、レプロ側は能年さんとの契約問題について「現在までその解決に至っておりません」と反論。
現にレプロの公式サイトには、能年さんのプロフィールページなどが7月に入ってからもそのままの状態で残っており、その他のブログやツイッターアカウントなども残っていたことから、レプロとの契約はまだ切れていないのではないかとも見られていました。
関係者は今回の件について、2015年1月に能年さんが“生ゴミ先生”などと呼び慕っていた演出家・滝沢充子さんとともに無断で個人事務所を設立していたことを問題視。
さらに、その後能年さんが一切事務所側との話し合いに応じなくなり、仕事についても拒否していたため、昨年1月から今年6月までの約1年半は契約不履行とみなし、未消化分の契約延長を申し入れていたとのこと。
それにも関わらず、能年さんは芸名を変更して再出発することを発表するなどの“強行突破”を図ったことから、法的対処も含めて検討中としています。
『デイリースポーツ』もレプロ側のコメント全文を公開しており、「この問題につきましては、現在、東京地裁において係争中の案件に関連する事項も含まれるため、詳しい説明は差し控えさせていただきます」とした上で、「能年玲奈とはこれまで、専属芸術家契約等の履行及び更新をめぐる諸問題について、同人に対しその解決に向けた誠実な対応を求め、協議を続けてまいりました。しかし、誠に遺憾ながら、現在までその解決に至っておりません。」と、能年さんとの契約を巡るトラブルは現在でも解決していないと説明。
また、「当社といたしましては、引き続き問題の解消と誠実な対応を求め、鋭意協議に務めてまいる所存であり、状況に進展がございましたら、改めてお知らせいたしますので、ご理解頂けますようお願い申し上げます。」と呼び掛け、最後に「なお、一部報道では、事実関係を知る由もない者への取材を根拠とする一方的な報道がなされており、誠に遺憾です。」と警告しています。
これに対してネットでは、
- そっちが干しといて未消化分の契約が残ってるとかさすがに悪徳すぎるだろ
- もう、ズルズル泥沼コース 滝沢切って、ゴシップ売り以外の マトモな再出発しろよ
- 能年も今が大事な決断の時 レプロ以外に移籍はいいけど 滝沢だけはないわ
- 揉めた事務所にいるのはキツイだろうから別のとこにキチンと移籍してほしい 滝沢や神崎だけはねーわ
- 本当もったいない ゴシップ女優みたいになってる
- 生ゴミにプロデュースできるわけもなし、このコミュ力ではオーデに事務所力が必要ない地味な舞台とかで地道に売るのも難しそうだし、生ゴミと手を切って事務所に頭下げて汚れ仕事もやるのが正解だと思うが
- ちゃんと仕事入れて『うちの大事な商品だから』っていうスタンスなら事務所応援するけどなぁ 完全に干しといて独立するなってもう私怨でしかない
- 心情的には能年ちゃん応援したいけど、神埼が胡散臭さすぎる。一連の動きだって能年本人の意思だけだったらこんなにこじれてないだろ
などのコメントが寄せられています。
7月に入ってからも所属タレントのページに能年さんの名前と写真が掲載されていることに加え、突然の改名発表で何かおかしいと言われていたのですが、契約を巡るトラブルはまだまだ解決には至っていなかったようですね…。
それもレプロがついにこの件についてのコメントを発表し、徹底的に争う姿勢を見せていることから、能年さんはこれから更にダメージを受けることになりそうで、この状態ではいつになっても仕事は難しいでしょう。
能年さんを今でも応援しているファンは多くおり、新たな芸名の「のん」が不評だったり、滝沢さんによる洗脳疑惑なども浮上してしまったものの、今後の活動に期待をしていたのですが、今後もしばらく表舞台に立つことは出来ないのかもしれませんね…。
ちなみに、このような騒動になることを見計らっていたかのように、15日21時から日本テレビ系の「金曜ロードSHOW!」枠で、能年さんが主演の映画『ホットロード』が放送されるのですが、能年さんがまたドラマや映画に出演できるようになるのはどれほど先のこととなるのでしょうか。