音楽プロデューサー・ミュージシャンの小室哲哉さん(62)との離婚成立を発表し、今後についてのコメントを発表した『globe(グローブ)』のボーカル・KEIKOさん(本名=山田桂子 48歳)が、週刊誌『女性セブン』のインタビュー取材に応じ、これまで明かすことのなかった一連の騒動に対する胸の内や、現在の体の状態などについて語ったことが分かりました。
KEIKOさんは1994年に、小室哲哉さん主催の音楽イベント『EUROGROOVE NIGHT』で行われた新人女性シンガーオーディションに参加し、これがきっかけで後に『globe』のボーカルに起用され、それから数年後に既婚者だった小室さんと不倫交際に発展しました。
その後2002年3月に、小室哲哉さんが2番目の妻・ASAMIさん(本名=吉田麻美 46歳)と結婚から1年足らずでスピード離婚し、同11月22日(いい夫婦の日)に浮気相手だったKEIKOさんと3度目の結婚をしました。
<↓の画像は、小室哲哉さんの2番目の妻・ASAMIさんとKEIKOさんの写真>
結婚から9年後の2011年10月には、KEIKOさんが自宅でクモ膜下出血を発症、緊急手術を受けて幸い命に別状は無かったものの、この病気をきっかけにKEIKOさんは表舞台から姿を消しました。
それ以降、小室哲哉さんが自身のインスタグラムやツイッターなどでKEIKOさんの近況を報告し、2017年にはKEIKOさんが病気で倒れた後に録音したという歌声を初公開したり、「桂子の脳のトレーニングにぴったり!よろしくね~♫ちゃん」と綴り、KEIKOさんと女の子の3人で手を繋いで歩く姿を公開していました。
<↓の画像が、小室哲哉さんが2017年に投稿の写真>
しかし、2018年1月に『週刊文春』によって、小室哲哉さんがシングルマザーの看護師と不倫関係にあることや、数年前からKEIKOさんを大分の実家に預ける日が増え、2017年11月末から2018年1月まで離れて生活していたことなどが明らかにされました。
さらに、小室哲哉さんは不倫報道後もKEIKOさんに直接謝罪などもせずに、夫婦関係の修復は困難として一方的に離婚の意思を告げ、それ以降はKEIKOさんも弁護士を立てて話し合いを行い、昨年春から離婚調停が始まり、今年2月26日に調停離婚が成立したことが発表されました。
今回『女性セブン』の取材に応じたKEIKOさんは、小室哲哉さんとの結婚生活について「良いことと悪かったこと、どちらが多かったですか?」との問いに対して、「悪いことがとても多かったですが、良いこともありました」と答えています。
小室哲哉さんの不倫報道に対しては、「率直に驚きました。はっきりとは言えませんが、何となくですが、怪しいところもありましたけど信じていたので。やはりショックが大きかったです」
と心境を告白しています。
小室哲哉さんの会見で最も許せなかったことは?との問いには、「“不倫疑惑”に対して、あたかも、私の病状のせいであるかのような発言があまりにも多く、目と耳を疑いました。確かにトレーニングの一環として、学習ドリルなどもやったこともありましたが、そのことで私の知的レベルが小4ぐらいだという印象を、世間に植え付けられたことです。あの会見を見た人の中には、彼の言葉を信じ、私が寝たきりじゃないかと心配して、家族に電話をしてきた人もいたようです。実際には、病後、いまと同じように日常生活はなんら問題なく送れています。彼を含めた誰からも介護どころか、介助すらしてもらう状況にありませんでした。ここ数年で体調が回復したと思われているところがありますが、当時からいまと同様、至って元気です」
と明かしています。
<↓の画像は、昨年2月にエイベックス・松浦勝人会長が公開のKEIKOさんの近影>
その上で現在の病状については、「日常生活は難なく送っておりますし、自覚としては問題ないと思っておりますが、“気遣い”などの面では、まだまだ足りないと家族からは指摘されることもあります。今よりさらに良く、少しでも病気前の状態に近づけられるように努力しています。また、より充実した生活が送れるようにカウンセリングや脳のトレーニングのために通院はしております」
と現状を語っています。
そして、多くのファンがKEIKOさんの歌手復帰に期待していますが、現時点で復帰についてどのような形を考えている?との質問に、「やっと次に踏み出せる環境になりましたので、やりたいこと、やれることを含めて、これから具体的に考えていくつもりです。ボイストレーニングなども中断しておりましたので、まずはボイストレーニングをしっかりしていこうと思います。亡き父を含めた家族のためにも、もう一度、どんな形であれ、歌いたいと思っております」
と答えています。
これを受けてネット上では、
- 会見で小室は小学生の女の子くらいの会話といっていたけど、、Keikoがこんなに回復していたのが素直に嬉しい。
今後またKeikoの歌が聞けるかもしれないね。離婚が彼女の強さになるといいな - 小室哲哉は会見で、KEIKOが後遺症で何かもう復帰できないような含みのある言い方をしたが、実際はそうでもなかったようだから、是非とも復帰してください。
しかし、そう思わせようとして、自分がいかに介護をしているか世間にアピールした小室は許せない - KEIKOさんの言う通り、離婚した時の直筆コメントもしっかりした文字・内容でしたので、確実に小室さんの会見が嘘ばかりの内容だったと証明されましたね。KEIKOさんのこれからの幸せを願っています。
- あの当時の小室哲哉の会見はなんだったんだろう。信じて小室哲哉に同情してしまった私。。
2度とKEIKOは復帰出来ないのか、、と思ってしまった。これから体に気を付けてまた歌う姿見たいです。 - むろん一番悪いのは小室であり、人格に難があり結婚に向いていない男だと思うが、あなたもかつて略奪したことを忘れてはいけないと思う。
そういう意味で因果応報、これを人生の教訓として今後の人生を頑張って頂きたい - そもそもが、略奪愛であり、不倫のはての結婚だし、グータンでの発言等反省すべきとこは多々ある。
だが、だからと言ってこれから不幸になってろとは謂えないし、歌いたいって希望あるなら叶うなら叶えて欲しい。
色々あったにしても、楽曲は消えないし、実際に好きな歌もあるだけに、これからは穏やかに過ごして欲しい。 - やっぱりね。小室の会見はキレ者の黒幕が印象操作して上手く乗りきったんだろうけど、最初から好感を持っていなかったから、疑念ばかりだった。
みんなよくまぁ騙されるもんだと思ってた。当時ケイコが反論しなかったのはマスコミに食いものにされないようにだったんだろうね。これも周りの人の説得あっての事かもしれないけど賢かった。
などの声が上がっています。
小室哲哉さんは不倫報道の翌日に開いた会見でKEIKOさんについて、「今は小学校4年生くらいの漢字のドリルとかが楽しかったりで、全てがそういうレベルではないが、一例ですがそういったレベルのことはあります」「音楽にも興味がなくなってしまった」「大人の女性としての会話のコミュニケーションが日に日にできなくなった」「電話であったり、対峙するところも1時間、10分、5分、3分と間が持たなくなって、非常にかわいそうだと思います」
などと語っていました。
小室哲哉さんは2016年12月放送の『徹子の部屋』(テレビ朝日系)にゲスト出演した際にも、KEIKOさんの現在の状態について、「5分、10分、1時間くらい前のことが忘れやすい」「同じことを何度も言ってる自覚はあるけれど何度も言う」「とにかく明るい。躁鬱で言うなら躁です。」「小学校高学年とか中学生の1年くらいの思春期とか反抗期とかの前の女の子、まだパパとどこかに出かけるのが楽しい、そんな感じだと思う」
と説明していました。
こうした告白によって、KEIKOさんはクモ膜下出血によって後遺症の1つである「高次脳機能障害」によって、歌手活動を再開させるのはなかなか難しい状態なのではとの見方もありました。
ただ、小室哲哉さんはKEIKOさんが退院後の2011年12月に行った会見で、「完全な社会復帰のためにリハビリに入った。早期発見とあって、体が動かなかったり、しゃべるのが辛いとかはない」「(高次脳機能障害は?)大丈夫。会話も出来るし、文字も書ける」「ここ3、4日に急に一般的な口調にもなって、回復してきた。『早くお家に帰りたい』と発言していた。今の時点ではひと安心です」
とし、手術を受けた後にはglobeの楽曲を口ずさみ、「歌詞も全部覚えてました」とも語っていました。
しかし、それから5年後には状態があまり良くないという話をし始め、小室哲哉さんは同情や注目を集めるためにKEIKOさんを利用していたとみられます。
そして、KEIKOさんは小室哲哉さんとの離婚を発表時に、直筆でしっかりとしたコメントを出すことで小室さんのウソを暴いており、元フジテレビでフリーの高橋真麻アナウンサーも『バイキングMORE』(フジテレビ系)で、「KEIKOさんとは2019年の秋にお会いしましたが、本当に普通の大人の女性です。コミュニケーションも所作も会話の内容も普通でした」
と明かし、現在もLINEなどでやり取りを続けていると明かしています。
<↓の画像は、KEIKOさん直筆の離婚発表コメント写真>
小室哲哉さんは2008年に巨額詐欺事件で逮捕され、懲役3年・執行猶予5年の有罪判決を受けましたが、その裏でKEIKOさんは損害賠償金を工面するため、周囲に頭を下げ続けたほか、所属事務所『エイベックス』の幹部には土下座までして「小室哲哉を助けてください」と懇願していたとも報じられています。
これによって小室哲哉さんは音楽業界に復帰できたとも言われているのですが、KEIKOさんが病気で倒れた後に、新たに好きな人ができたことでポイ捨てし、加えて引退会見でもウソをついてKEIKOさんをさらに傷つけるという非情ぶりには、ただただ驚くばかりです。
小室哲哉さんは2018年に引退しながら、たった2年後の昨年夏には復帰を発表し、音声SNS『Clubhouse(クラブハウス)』では先日、「やっと、僕の時代が来た。ギリギリで間に合ったよね」などと語っていたそうですが、KEIKOさんも負けじと今後ボイストレーニングなどを重ね、歌手として完全復帰できるよう引き続き頑張ってほしいです。