音楽プロデューサー・ミュージシャンの小室哲哉さん(62)が週刊誌『女性自身』の取材に応じ、2月に離婚が成立した元妻で、『globe』のボーカル・KEIKOさん(本名=山田桂子 48歳)の再プロデュースを提案しています。
これに対してネットでは批判の声が上がっており、炎上状態となっているのですが、globeの再始動説が浮上していることをニュースサイト『サイゾーウーマン』が伝えています。
小室哲哉さんとKEIKOさんは1994年にオーディションで出会い、1995年8月にマーク・パンサーさん(日本名=酒井龍一 51歳)と3人でglobeとしてCDデビュー、それから7年後の2002年11月に結婚しました。
その後2011年10月に、KEIKOさんがクモ膜下出血で倒れたことによってglobeの活動は休止となり、2018年1月には小室哲哉さんの不倫疑惑騒動と引退発表があり、今年2月に調停離婚の成立が発表されました。
その発表から1週間が経った3月上旬に、『女性自身』が小室哲哉さんに直撃取材を行い、KEIKOさんに今どんな言葉をかけたい?と質問すると、「KEIKOさんのことはあらゆることを本当に、心からお詫びしたいことはたくさんあったんですが……。調停離婚という形になったので、直接話もできなかったので」「(離婚成立まで会えなかった?)お会いしてお話をしたい。お詫びしたいとは、お願いしましたが……」「(KEIKOが)そのような気分では、もちろんないんだろうなということで、『そうですか』と、僕も了承しました」
と答えています。
<↓の画像が、『女性自身』の直撃取材に応じた小室哲哉さんの写真>
また、KEIKOさんは離婚成立を発表した際に、「今後も健康管理に気をつけながら、アーティストとしても皆様に恩返しができるよう、精一杯努力して参ります。新たな気持ちと強い決意で前に進んでいきたいと思っております。」
と今後について言及していましたが、小室哲哉さんはKEIKOさんが望むのであれば、今後の活動をサポートしていきたいと明かしています。
小室哲哉さんは「全然、必要ないかもしれないですが……」と前置きした上で、「globeを含めて、色んなことで音楽のお手伝い、協力だったりだとかが必要であれば、惜しまずもちろん。僕としてはなんでも協力して、いち音楽家としてですけど。僕としてはできないというか、そうさせてもらえないと思いますけど。でも惜しまないです」
と語っています。
もし、今ここにKEIKOさんがいたらどんな言葉をかけたい?との問いには、「色々辛い想いをさせたことをまずお詫びしたいと思います。今後、そういった音楽への意欲であったりとか、気持ちがあるのであれば協力は惜しまない。お手伝いをしたい、当然ですけど」
と答え、不倫疑惑が報じられた看護師のシングルマザー女性との関係については、「去年の6月から全然お会いしていませんし、施術も受けていません」と関係を解消したことを明かしています。
小室哲哉さんはこのように、自身の問題言動によって、深く傷つけたKEIKOさんの音楽活動をサポートしていきたいとの思いを明かしているのですが、これに対してネット上では、
- やる事なす事が華原と別れた時と一緒ですやん…
- 小室自身のイメージアップのためだけのものでしょ。前の彼女を捨てた後も、再起した時に元彼女とステージで歌ってたし
- だったら、なぜ結婚している時に音楽プロデュースしなかった?
- KEIKOさんを不幸に陥れて、今さらglobeとしてプロデュースなんて、どの口が言うんだろう?
- KEIKOさんはもうあなたとはもう関わりたくないでしょ。別れても協力したいだとか応援しますとか、白々しいにもほどがある
- どの面さげて、こんな事が言えるんだろうか。KEIKOさんに対しての贖罪のつもりなのかもしれないけど、相手の気持ちが分かって無いし、どこまでKEIKOさんを傷つけるつもりなのかと呆れる
などと批判の声が噴出しています。
しかし、業界関係者の間では、globe再始動の準備に入っているのではないかと囁かれていると『サイゾーウーマン』が伝えており、globeの各メンバーの発言などを根拠に挙げています。
globeのマーク・パンサーさんは、3月初旬に『週刊女性』の取材に応じ、「誰もglobeは解散なんて言ってないし、続くんじゃないの。レコード会社も解散とは言ってないし。(中略)TKが引退しても、KEIKOが歌えなくても解散していないんだし。ふたりが結婚する前からグループはあったわけだから。KEIKOが歌えなくなって10年だけど、そのポジションは誰にも譲っていないし。TKも引退のときにglobeは辞めると言ってないし(中略)KEIKOはリハビリを頑張っているし、住んでいる大分で会うと“一緒に歌おうよ”と言ってくるし」
などと、globe解散を強く否定しています。
<↓の画像は、マーク・パンサーさんと娘・愛理(マディー)さんの写真>
また、KEIKOさんの現状については、「KEIKOの障害は身体に出ているわけじゃなくて、ほんの少し記憶の部分にあるだけだから。しゃべり方は変わってない。なぜ歌えないかっていうと、歌い出してから何十分か経つと、何をしているのか思い出せないことがたまに起きる。でも本人は復活する気マンマンです。」
と明かしています。
globeの今後については、「globeは終わっていないわけで…30周年(2025年)には万博がある。そこを目標にすれば、KEIKOはあと4年リハビリができるし、TKも最近少しずつ音楽活動をやってるから、またglobeの曲を書いてくれるかもしれない。その時のための準備はしているつもりです。」「KEIKOが戻って、TKも『やろうよ』ってなれば、たくさんの人たちが待っているわけで、また素晴らしいアルバムを作れればいいのかなと思っています」
と語っています。
小室哲哉さんだけでなくマーク・パンサーさんも、globe再始動に対しては前向きな発言をしているのですが、肝心のKEIKOさんは、今後またglobeで活動したいといった発言は一切していません。
しかし、『サイゾーウーマン』の記事ではレコード会社関係者が、「世間は、KEIKOと小室が一緒になってglobeを再始動させるなんてことはあるはずないと思うかもしれませんが、意外や意外、その可能性はゼロではないでしょう。実は一部業界関係者の間で、『KEIKOさんはもう、小室さんを許している』との説が浮上しています。」
と語っています。
その理由については、「金銭問題に女性絡みと、トラブル続きの小室さんですが、音楽関係者の間では『独特の可愛らしさがある』『憎めないキャラクター』と評されていますし。今回の三者へのインタビューは、活動再開に向けた世間の反応を探る、“観測気球”ではないか?という見方もできます」
としています。
そして、globeの再始動タイミングについては、「globeは昨年がデビュー25周年の節目でしたが、次の区切りとなる30周年に向け、3~4年後には確実に何かしらの動きがあるでしょう」
と推測しています。
KEIKOさんは離婚発表後に『女性セブン』の取材に応じ、小室哲哉さんの不倫騒動や引退会見でのウソに対して大きなショック、憤りを感じていたことを明かしています。
そのため、KEIKOさんが今後音楽活動を再開するにしても、小室哲哉さんと共に活動することや、サポートを受けることを拒むのではないかとも思うのですが、仕事と割り切ってまた3人で活動となるのでしょうかね。
小室哲哉さんは過去にも、かつて交際していた歌手・華原朋美さんと破局後に、音楽番組『2013 FNS歌謡祭』(フジテレビ系)で共演したり、2015年にシングル曲『はじまりのうたが聴こえる』を提供するなどしています。
しかし、小室哲哉さんと華原朋美さんの共演が実現したのも、破局から15年以上経ってからのことでした。
そのため、小室哲哉さんとKEIKOさんが泥沼離婚を経て、4年後の30周年にglobeが復活するというのも疑わしいですが、globeの復活を待ちわびているファンも多くいるので、果たして今後どういった展開を迎えるのか、引き続き動向を見守っていきたいですね。