6月から芸能活動を再開したミュージシャン・俳優のGACKTさん(本名=大城ガクト 旧名=岡部学 49歳)が、自身のYouTubeチャンネル『GACKTちゃんねる がくちゃん』(登録者数:80.4万人)でライブ配信を行い、壮絶な闘病生活が続き、何度も芸能界引退を考えたこと等を告白しました。
GACKTさんは昨年8月に、海外から帰国後に体調不良を訴え、幼少期から患っている神経系疾患の悪化や、重度の発声障害を併発していることが判明し芸能活動を休止しました。
一時は生死の境をさまようほどだったそうですが、その後体調が回復して今年5月に芸能活動を再開することを発表し、6月に行われたイベントで元気な姿を披露していました。
それから1ヶ月半が経ち、4日に誕生日を迎えたGACKTさんは30日に、【バースデー&復活 ダブルカウントダウン特別生配信】と題した生配信を行いました。
なお、このライブ配信は当初3日に行われる予定でしたが、直前にGACKTさんが新型コロナウイルスに感染、生活拠点としているマレーシアから出国出来なくなったことで30日に延期されました。
<↓の画像は、YouTubeライブで復帰を発表したGACKTさんの写真>
GACKTさんは司会を務めたフリーアナウンサーの古舘伊知郎さんに、「長い間療養してきましたが、やっと皆さんの前に顔を出せるほど回復しました」「トレーニングも以前の80%くらいにまで戻せるようになった。待たせてしまって本当に申し訳ないなという気持ちと、皆の背中を押せるだけ押していこうという決意。僕もかなりアンチがいる対象だと思うんですけど、いいかなと思って。無難に生きていたらGACKTじゃないんですよね」
と語りました。
また、『X JAPAN』のYOSHIKIさん、『L’Arc~en~Ciel』のhydeさん等からVTRメッセージを受け、「何回も引退とか考えたんですけど、こういう状況から復活して。免疫機能が著しく低下して、一時期は髪もごっそり抜けて、肌も象みたいになった、『これは無理だろうな…』と思ったこともあった。でも、ここから自分が頑張る姿を見せることでファンの皆に何かを届けられるのではと考えるようになった。とにかく頑張ろうと思って、やっとここまできたという感じですね」
と、芸能活動再開までの裏側を明かしています。
神経系疾患の悪化と発声障害の併発により、声が出ない状態になり、それに強いストレスを感じたそうですが、「基本的な声学をやり始めて、ただ声が出るだけじゃファンの皆に感動を届けられない。僕がこのトレーニングをやり終える時には、もっと歌をうまくなろう、今までのキーよりもさらに上げようとか目標を決めてやるようになって、4ヶ月くらいで少し歌えるようになって。とにかく諦めないことが大事だと感じた」
と語っています。
このような状態の中で、もともと繋がりがあったというドバイの皇族関係者を通じて、再生医療をしている人と出会ったそうで、「自分の体の中の脂肪を切って、そこから培養して、体の中に戻していって。当時、両ひざもダメな状態だったんですけど全部やろうと。頭皮にも、ダメな肌の部分にもやって。それから数ヶ月で良くなっていって、人に合う合わないはあるんでしょうけど、僕にとっては救いでした」
と、再生医療によって命を救われたとしています。
そして、GACKTさんの芸能活動再開、バースデー&復活生配信を受けてネット上では、
- ガクほどの才能あるアーティストが引退するなんて考えられない。やはりトレーニングして戻ってきてくれた。ガクは天才。
- 黒いところもあるのかもしれないけど、飛んで埼玉の続編が楽しみだったから復帰して嬉しい
- 色々説明したんか?やらなアカン事ちゃんとせーや。キャラでなんでもまかり通ると思うな。
- この人の言う事はどこまでが本当かわからない
- っていう設定で今後はやってくのか。事の真偽や、大袈裟に話を盛ってるんじゃとか色々思う
- この人は大袈裟だからね。抜け毛が少し増えて少し肌荒れしたくらいで聞いとくとちょうど良い
- いつも話が大きすぎて、ついていけない。本当にこの治療が、事実なら同じように苦しんでる人の為にもうちょっとわかるようにして欲しいなあ。誰かドバイの皇族さん取材してきてください。
- 同じような境遇の方の励みや治療の参考になると思うので、免疫疾患という表現ではなく、病名を公表して欲しい
などの声が上がっています。
GACKTさんが治療を受けていた『九州再生医療センター 医療法人香華会「朱セルクリニック本院」』は、具体的な病名などは明らかにせずに、「自己免疫の異常による免疫低下に伴う肝機能障害ならびに呼吸機能低下。免疫低下による全身皮膚炎及び脱毛症。これに伴う発熱及び疼痛、並びに声帯機能の低下」
といった症状が現れていたと発表しています。
このような非常に深刻な病状だったものの、GACKTさん自身の細胞を使用した幹細胞治療を昨年後半から本格的に開始し、症状が改善していったとのことです。
そんなGACKTさんは、芸能活動休止を発表してから約10日後に、東京都内の自宅で既婚女性と密会していたことが週刊誌『週刊文春』の報道で判明しています。
活動休止中に不倫していた疑惑が浮上したことで、GACKTさんの病気話は全てウソなのではないか、芸能活動を休止していた背景には、自身が関わる仮想通貨(暗号通貨)の『SPINDLE(スピンドル)』(通称:ガクトコイン)の価格暴落によるトラブルがあるのではないかなど、様々な憶測が飛び交っています。
しかし、GACKTさんは現在までこうした様々な疑惑に対してスルーを続け、病気のことしか語っていないのですが、今後ある程度状況が落ち着いたら、様々な疑惑やトラブルについてもしっかりと説明をしてほしいものですね。