『SPEED』のメンバーで女優の上原多香子さん(34)の夫で、2014年9月に自死したTENNさん(本名=森脇隆宏 享年35)が亡くなる前に綴った遺書の内容などが公開され、上原さんと俳優・阿部力さん(つよし 35歳)がW不倫していたことが明らかになりました。
これは10日発売の週刊誌『女性セブン』が報じているもので、関西出身の音楽ユニット『ET-KING』のメンバーだったTENNさんは2014年9月25日に、自宅マンションの駐車場に停めていた車内で首を吊って亡くなりました。
第一発見者は上原多香子さんで、自宅には遺書が残されていたと当時から報じられていたのですが、TENNさんが亡くなってから3年を迎える前に、弟の義宏さん(仮名)が『女性セブン』に遺書の内容を公開したといいます。
義宏さんは上原多香子さんの不倫について、「このままずっと話さへんつもりでした。でも、この夏で兄がこの世を去ってから丸3年。三回忌を過ぎていろんな弔いの行事が一段落しても、残された家族の悲しみが癒えることはありませんでした。母は、夜も眠れず痩せてしまいました。これ以上、家族だけでは抱えきれないんです」と、苦しい胸の内を明かしています。
義宏さんが『女性セブン』に見せた1枚の写真には、TENNさんが家族やET-KINGのメンバー、上原多香子さん、ファンに宛てて書いた遺書が写っており、感謝と謝罪の言葉が綴られている中で、阿部力さんと上原さんの不倫に関することも記していました。
<↓の画像が、阿部力さんの写真>
その遺書では、「多香子へ/ありがとう そして さようなら/子供が出来ない体でごめんね/本当に本当にごめんなさい。/幸せだった分だけ、未来が怖いから 何も無さそうだから/許してください。/僕の分まで幸せになってください。」と綴られているのですが、その先には「きっと阿部力となら乗りこえられると思います。/次は裏切ったらあかんよ。お酒は少しひかえないとあかんよ。/嘘はついたらあかんよ。/多分、僕の事を恨むでしょう? でもいつかは許してくださいね/最後はいろいろと重荷になるけど…ごめんなさい。/これが、未来を考えた時の僕のベストです。ワガママを許してください。/いつか忘れる日が来るよ。きっと大丈夫 今から大変だろうけど/がんばって トントンとお幸せに/車は開けないで 警察を呼んでください。」と綴られていました。
TENNさんと上原多香子さんは2011年2月に音楽イベントで出会い、交際スタートから半年後の同12月11日(TENNさんの誕生日)にプロポーズし、2012年3月に婚約、同8月に入籍しました。
<↓の画像は、TENNさんが亡くなる約1ヶ月前の2014年8月23日、結婚記念日に撮影されたツーショット写真>
上原多香子さんは結婚後、TENNさんの故郷である大阪に引っ越すとともに仕事をセーブし、TENNさんの友人や家族とも良好な関係を築いていたそうで、TENNさんの母親とは頻繁に連絡を取り合い、実の母親のように慕っており、1人で実家に行くことも多かったといいます。
しかし、結婚からわずか2年後の2014年9月にTENNさんは自ら命を絶ってしまったのですが、なぜ自殺したのか理由は明らかにされなかったことから、「収入激減の劣等感と妻を働かせてしまう罪悪感」などにより自殺したのではないかといった憶測が飛び交っていたものの、真相は明らかにされませんでした。
<↓の画像は、TENNさんの葬儀で撮影された写真>
そして、TENNさんが亡くなってから3年を迎える前の8月上旬に、『女性セブン』の取材を受けたTENNさんの弟・義宏さんが遺書の内容を公開し、自殺した真相が明らかにされました。
義宏さんは取材に対して、「遺書を見て、自殺の理由が多香子さんにあることはすぐにわかりました。」と語り、「でも、葬儀の準備や、静かに見送ってあげたいという思いしかなく、自分たちの心だけに留めようとなったんです。遺書にはぼくたち家族に向けて『あまり多香子を責めないでやってください』という最後の願いが書かれてましたし、母も “森脇家に嫁にきたんやから、最後まで守ってやらなあかん”って。遺書は多香子さんやET-KING関係者のほか、すぐに駆けつけてくれた今井絵理子さん(33才)も読みました」と明かしています。
また、TENNさんの月命日を迎える前の2014年10月22日に、上原多香子さんとTENNさんの両親は遺骨を分骨し、その時に上原さんはTENNさんのスマホを母・和子さんに手渡したそうなのですが、その中に不倫の証拠となる写真が残されていたといいます。
スマホを受け取ってから数日後、和子さんが「思い出の写真も入ってるやろう」と思いTENNさんのスマホの中を覗いたところ、上原多香子さんとある男性のLINE上でのやり取り、ツーショット写真などが保存されていたといい、それはTENNさんが上原さんのスマホ画面を撮影したようだったと義宏さんは語っており、スマホに保存されていたという上原さんと阿部力さんのツーショット写真を『女性セブン』は公開しています。
<↓の画像が、『女性セブン』が公開した上原多香子さんと阿部力さんのツーショット写真>
この写真の他にも、2人が熱いキスを交わしているもの、上原多香子さんが阿部力さんの両親と4人で笑顔を見せている写真などもあったそうです。
<↓の画像が、上原多香子さんと阿部力さんのキス写真>
上原多香子さんと不倫関係にあったという阿部力さんは、中国人の父と中国・日本のハーフの母を持ち、17歳の時に日本に帰化する前の名前は李冬冬(リー・ドンドン)で、遺書に綴られた「トントン」というのは、この帰化前の名前にちなんだ愛称とのことです。
阿部力さんは2005年に、井上真央さん主演ドラマ『花より男子』(TBS系)に出演し、その後も日本のドラマに多数出演しており、現在は日本だけでなく中国でも活動しています。
一方のプライベートでは、2年半の遠距離恋愛を経て2009年4月に中国の女優・史可さん(シー・クー 38歳)と結婚しています。
<↓の画像が、阿部力さんの妻・史可さんの写真>
<↓の画像は、中国・北京での挙式での写真>
そんな阿部力さんと上原多香子さんは、2014年7~9月に上演された舞台『夕-ゆう-』で共演しています。
<↓の画像は、舞台共演時に撮影の写真>
これがきっかけで不倫関係になったとみられるのですが、『女性セブン』の報道内容に対してネット上では、
- チョットこれはシャレにならない・・・。上原、悲劇のヒロインのふりして、自分が全ての元凶じゃん・・・。
- 悲しすぎる…どんだけ愛していたことか…。裏切りの代償は故人の言葉、重いだろう。一生背負わないといけない。
- 不倫がショックだとしても、自殺は絶対ダメ。離婚するとか、やり方が、ひどいかもしれないけど、生きてるうちにTVとか、週刊誌に暴露するとか・・・・・・許せないからって、死を選んじゃダメ
- 死ぬこともなかったのにな。金はかかるが、探偵に浮気調査依頼して、浮気がはっきりしたら、離婚調停、裁判で慰謝料をとるだけ取って、離婚してやったら良かったんや。女の数なんて何億とおるし、上原なんかより良い女なんとおる。
- なんだろう…誰も幸せになれないこの感じ。兄を失い変わりゆく母親の姿を目の当たりにして苦しんでいる弟さんの気持ちもわかる。でもお兄さんの『多香子をあまり責めないで』の言葉をここまで守り貫いてきたのに…。
- TENNさんのお母さんが、遺骨を持って帰って、上原さんにはまだ人生があるからと言った理由がわかった。それでも、メディアに当時その理由を言わなかったお母さんは素晴らしかったとおもう。
- なんで今のタイミング?今井絵理子が不倫したから、上原多香子もってこと?こんなの公開するの、亡くなられたご主人も望んでないと思う。
- 遺書が不倫を指していたとしてだ。不倫はそりゃあいかんけど、弟が何を抱えきれなくなったの?世間に暴露したら軽くなるの?抱えきれなくなったモノは『兄の死』よりも『この女が許せない』じゃないのかな。
- これだけでは本当に不倫なのかわからないし、三回忌が終わったからって、世間にバラしてしまうのはどうなんだろう?隠してるのが辛かったのなら、もっと早く本人を責めてやった方が良かった気もするけど…
- 今更弟が公開するのはどうなの?って意見が多いけど私はいいんじゃないかなぁと思う。故人がそれを本当に望んでいないなら、そもそも家族みんなが読む手紙に書かないと思うし。多香子を責めないでって言うのもそう思うなら書くなと思うしね。
などのコメントが寄せられています。
『SPEED』のメンバーでは先日、今井絵理子・参議院議員の不倫疑惑が浮上し騒動となりましたが、まさか上原多香子さんも不倫しているとは思わなかったですし、それがTENNさんの自殺に繋がっていたというのは衝撃的な話ですね…。
実は、TENNさんが亡くなった後に夫婦関係が上手くいっていなかったという話は一部メディアによって報じられており、『東京スポーツ』(東スポ)が報じていた記事では、「最近はほとんど別居状態だった」「数週間前から離婚の話が出ていた」という情報があると伝えていました。
また、仕事の度に上京していた上原多香子さんとは半ば別居状態で、舞台関係者と都内のバーで密会していたという噂があったり、仕事仲間と仲良くやっているという噂がTENNさんの耳にも入っていたようだと『アサヒ芸能』は報じていました。
しかし、確かな情報があったわけではなく、真偽のほどは定かではなかったことから、今回このような形で遺書の内容が明らかにされ、まさか本当に不倫していたとは驚きですし、それも相手が既婚者の阿部力さんでW不倫ということからショックが大きいです。
ネット上では、上原多香子さんの不倫だけでなく、今回の遺書の内容を明らかにしたことに対しても物議を醸しており、公開した気持ちも分かるという声がある一方で、なぜ今になって週刊誌で公開したのかと批判的な声もあって賛否両論となっています。
弟の義宏さんは『女性セブン』に対して、「遺書を見て、自殺の理由が多香子さんにあることはすぐにわかりました。」と語っており、TENNさんが死を選んだ原因が本当に上原多香子さんの不倫にあったのだとすると、どうしても耐えることが出来ず暴露してしまうというのも分からなくはありませんが、何とも言い難いものがあります。
上原多香子さんは2015年から仕事を再開し、今年5月には『フライデー』によって、劇団『Buzz FestTheater』の演出・脚本を手掛けているコウカズヤさん(本名=高山和也 40歳)との交際を報じられており、もしかするとこうした報道も今回の暴露に繋がったのかもしれません。
このような形で暴露したことで、TENNさんの家族の悲しみが癒えるのかは分かりませんが、これから少しずつでも前を向いていってほしいですね。