女優・高島礼子さん(51)の夫で、元俳優・高知東生容疑者(本名=大崎丈二 51歳)が24日に神奈川県横浜市南区にあるホテルで、知人でクラブホステスの五十川敦子容疑者(33)とともに、覚せい剤約4グラム、大麻タバコ、乾燥大麻約2グラムなどを所持していたとして、覚せい剤取締法違反と大麻取締法違反(所持)で厚生労働省関東信越厚生局麻薬取締部に現行犯逮捕され、26日に勾留先の東京湾岸警察署から東京地検に身柄が拘束されました。
高知容疑者が高島さんとともに暮らしていた東京・世田谷区内の自宅からも、薬物が入っていたとみられるパケ(ポリ袋)、さらに薬物をアブって吸引する際に使用したとみられるストロー1本などが見つかり押収されており、自宅でも薬物を使用していた可能性も出てきています。
<↓の画像は、高知容疑者の自宅の写真>
リハビリ施設「館山ダルク」の十枝晃太郎代表は「(覚せい剤と大麻を)併用していた可能性がある」と指摘しており、覚せい剤は一般的にハイテンションになり感覚も敏感になるとされ、その一方で大麻は酩酊したような状態になるため、「覚醒剤で神経過敏な状態が続くと、それを和らげるため大麻を使う方法がある。どちらも効いたような状態が好きな人もいる」と語り、薬物を常習していた可能性もあると言われています。
高島さんは現在、7月21日からスタートする主演ドラマ『女たちの特捜最前線』(テレビ朝日系 木曜20時~)の撮影のために京都に滞在しており、25日にも収録に参加していたそうなのですが、夫の逮捕にショックを受けて「どうしていいかわからない」と憔悴(しょうすい)しきっているといい、『サンケイスポーツ』が報じているところによると、複数の関係者から離婚を促されているとのこと。
<↓の画像は、高知容疑者と高島さんのツーショット写真>
番組の関係者は、「24日に発表した通り、現在のところ予定通り放送します。ただ、スポンサーの意向には配慮していきます」と話しており、現時点では予定通りドラマが放送される方向のようですが、今回の事件では薬物の所持だけでなく、不倫も明らかになっており、今後の結婚生活と仕事などに大きな影響を及ぼすとみられます。
高島さんが信頼を寄せている関係者が「これから先のことをよく考えた方がいい」と離婚を促したといい、その他の複数の関係者についても「妻が一生懸命仕事をしているときに別の女性とホテルに行き、薬物に手を出すような人と一緒にいる必要はない」と助言しているそうで、2人は1999年2月に結婚したものの子供はいないことや、高島さんも周囲に迷惑をかけたくないという思いがあり、離婚を真剣に考えているようだといいます。
なお、麻薬取締部は高島さんにも事情聴取を行う方針を示し、「高知容疑者の普段の生活や身の回りの様子について聞くことになるだろう」と説明し、時期については「調整が必要」と語っているとのことです。
今回逮捕された高知容疑者は、難病「パーキンソン病」を長く患っている高島さんの父親の介護をサポートすることを理由に昨年秋に芸能界を引退。
義父の介護を通して「体温の重要性を知った」ことから、体温管理士の資格を取得し、今年5月には、横浜市中区元町にエステサロン『エスクラ(T’S Beauty Esthetique Club)』をオープン。
<高知容疑者が経営していたエステサロン『エスクラ(T’S Beauty Esthetique Club)』>
なお、高知容疑者は2006年2月に、加圧トレーニングスタジオ・エステサロン・リラクゼーションスパの企画・経営、健康・栄養補助食品、化粧品や宝飾品の企画と販売など、トータルビューティーを徹底追求するという会社『株式会社ティービージェー』(東京都世田谷区駒沢)を設立し、同社の代表取締役社長を務めており、さらに社団法人『日本トータルビューティー協会』の理事長を務めていました。
介護を理由に引退したにも関わらず、なぜこのような事業を始めたのかと疑問を抱きますが、今回の事件によって義父とは同居していなかったことが明らかになっており、近隣の住民は「同居はしておらず横浜市にいる」と明かし、昨年末に会話をした際には「年寄りだからなかなか東京に来たがらない。毎日行かなきゃ駄目だから大変だ」と話していたといいます。
これについてニュースサイト『デイリーニュースオンライン』が報じているところによると、義父の介護に専念するという美談は高知容疑者の周辺関係者から流れ出た話とのこと。
これは、今後いつでも芸能界に復帰できるようにという親心からで、実際の引退理由は「自身が俳優業に限界を感じただけのこと」だと週刊誌のデスクは語っています。
また、夕刊紙『日刊ゲンダイ』の記事でワイドショーの芸能デスクは、「関東信越厚生局の麻取の内偵を察知して、怪しい付き合いから遠ざかり、身を潜めるための“引退発表”だったのかも知れません」と語っています。
そして、これに対してネット上では、
- 世の中で本当に介護で苦しんでいる人が大勢いる。『介護で…』と言葉だけを利用するのは、本当に介護している人に失礼。高島礼子は早く離婚を決めたほうがいい
- 介護をやっていたのはヘルパーで、夫がやっていたのは書類の作成。介護で引退というのは表向きの理由だったことは明らか。
- 介護を理由にするあたりは酒井法子と一緒だね。介護ってそんなに簡単なことじゃない。介護を理由にするのは許せない。
- 覚せい剤打ちながら介護…どう考えても、現実的じゃない。
- そもそもが介護なんて信じられなかった。遊び人が介護なんて無理。まー離婚したら失ったものの大きさわかるんじゃないの。33歳のシャブ中ねーちゃんと生きて行けばいいよ
- 娘ならまだしも、婿に介護してもらうくらいならお金で人を雇った方がいいと思うのが普通では。介護なんて、最初から引退の口実。
などのコメントが寄せられていました。
高知容疑者のヤンチャなイメージなどから、介護を理由に引退というのは少し怪しい話だなと感じましたし、高島さんの義父は90歳前後ということから、引退までする必要は無いのではないかと思っていたのですが、やはり表向きの口実だったということですね。
高島さんはそれを受け入れながらも、今年4月に出席したイベントでは高知容疑者について、「とてもいいお芝居をして、お話がとてもうまい。もっといい形で皆さんに表現できるようなお仕事についてくれるとうれしい。人に何かを伝えるのがとてもうまい人なので」と、表舞台への復帰を願うようなコメントをしていました。
そうした中で、ホステスとの不倫関係を続け、さらには薬物まで使用していたわけですから、高島さんが受けたショックは相当大きいはずで、今後の捜査の行方とともに、2人は離婚をするのかどうかにも注目していきたいですね。