『中日ドラゴンズ』の2軍投手コーチを務めていた元プロ野球選手・門倉健さん(かどくら・けん 47歳)が、失踪してから2週間以上が経ったものの、未だに居場所の特定や安否確認が出来たとの発表はなく、消息不明状態が続いていることで心配の声が上がる中で、1日発売の週刊誌『フラッシュ』が新たに、“謎の失踪事件”の原因として「借金・愛人・妻の束縛」という3つの証言を得たことを伝えています。
門倉健さんは今年1月から、愛知県豊田市で次男(29)と同居生活を送り、5月14日の練習には普段どおり参加していたほか、帰宅後の18時ごろから24時まで約6時間にわたって、神奈川県横浜市内の自宅に暮らす妻・民江さん(52)とテレビ電話を繋いで会話し、夕食の話や愛犬の話、今年大学に進学した長女(18)の話、孫の話などをしたそうで、その時点ではいつもと変わった様子は無かったといいます。
<↓の画像は、門倉健さんの家族写真>
(左から)門倉健さん、長女、妻、長男の妻、長男&孫、次男
しかし、15日午前5時半に次男が仕事で家を出る時に、門倉健さんの姿が無いことに気付き、サイフや携帯電話が置いたままだったことを不審に思い、次男が民江さんに門倉さんがいないことを伝え、午前9時40分ごろに2軍マネージャーから「(ナゴヤ球場に)門倉さんが来ていない。電話にも出ません」との連絡があったそうです。
次男が帰宅後の15日夜に、民江さんは次男とテレビ電話を繋いで部屋の様子を映してもらったところ、サコッシュ(ショルダーバッグ)、パーカー、帽子、ジーンズの他に、定期券も無いことが分かったそうで、『中日ドラゴンズ』の加藤宏幸球団代表に勧められて、次男が愛知県警に捜索願を提出し、16日午前0時ごろに捜索願が受理されたとのことです。
それから10日後の25日に2軍マネージャー宛に、20日付けの消印の退団願が“横浜”から郵送で届き、そこには手書きで「勝手なことをして申し訳ございません。5月15日をもって、一身上の都合で退団させていただきます」と記されていたといいます。
また、21日には民江さん宛の手紙も届き、そこには「また連絡します。突然のことでごめんなさい」と記されていたそうで、共に門倉健さんが書いたもので間違いないとのことですが、民江さんは筆跡を見て「いろんな思いがあるはずなのに、文字と文章が整い過ぎた感じ。彼が書いたものとは思えない」と語っています。
民江さんは『スポーツ報知』の取材に対して、「友人、知人に片っ端から聞いたけど、夫の転がり先は分かりません。家のローンが7、8年残っているけど、借金などのトラブルも思いつかない。でも、仕事を辞めると収入が無くなる。誰かに脅されているのかな…」
と語っています。
<↓の画像は、門倉健さんの妻・民江さんの写真>
『夕刊フジ』の取材にも応じた民江さんは、失踪に心当たりはないかとの質問に、「私たちも狐につままれている状態。理由が分からないですし。お金を借りて生活がアップアップというのもない。そもそも主人はお金の使い道がない。ギャンブルも競馬の有馬記念だけとか、たまに。パチンコはキャンプ中だけ。飲みにも行かないし、タバコも吸わない。正直、お金がかからない」「報道を見ているとお金、ギャンブル、女性、いろいろありますが、まあ、そういったものは特にないですね。返せないほどの借金なんて一切ない。住宅ローンだけです。車もローンで買ったことないから。」
と語り、なぜ行方をくらましたのか分からないとしています。
他にも、5月25日に民江さんがフェイスブックを更新したところ、門倉健さんのアカウントから「いいね!」がされたのですが、これについて民江さんは、「ごめん、あれね。押したの私!ずっと見ていたら触ってしまった」と明かしています。
休日はどのように過ごしていたか知ってる?との質問には、「主人は1人で遊ばない。だから休みの日はこちらに帰ってきます。主人とはいつも一緒。離れて行動したことない。しつこいくらい電話もね。『おはよう』から、『いってきます』から、帰宅前もずっと。朝は電話かLINE。夜は6~7時間、テレビ電話」
と語り、仕事以外では常に一緒の時間を過ごしていたそうです。
<↓の画像は、門倉健さんと妻・民江さん、愛犬の写真>
このように妻も、門倉健さんがなぜ突然失踪したのか全く見当がつかないとしているのですが、『フラッシュ』は失踪原因の1つとして“金銭問題”を挙げ、「2021年に入って、球団にはたびたび門倉の借金問題で電話が入るようになったと夕刊紙に報じられた。また、彼は横浜に3億円ともいわれる豪邸を所有しているが、現在は韓国系の銀行から約8000万円の抵当権が設定されている。実際に、お金には苦労しているという話も聞いたことがある」
と、スポーツ紙デスクが語っています。
しかし、本当に金銭問題があるのであれば、仕事を辞めるとは考えにくく、他にも女性問題が囁かれているといいます。
『中日ドラゴンズ』のOBは門倉健さんの失踪原因について、「門倉の愛人問題だと聞いている。しかも、愛人との関係がこじれてトラブルに発展し、球団と奥さんも知るところになった。だからこそ、中日の加藤(宏幸)球団代表が門倉の退団を発表した時、『プライベートな問題なので』と言って、郵送による退団届を受理したんだろう。門倉は真面目な性格なんだけど、優柔不断なところもある。実は過去にも同じような失踪騒動を起こしているんだよ」
と語っています。
さらに、別のOBは「夫婦間の問題が原因では」とし、「門倉は1998年に結婚しているが、恐妻家で完全に尻に敷かれていることは有名だった。現役時代から、奥さんに財布の紐をがっちり握られていて、飲みに行くこともほとんどなかった。コーチに就任してからは、名古屋で単身赴任生活だったが、自由に使えるお金はなかった。名古屋市内の自宅から練習場へは電車通勤。いくら二軍とはいえ、電車で通うコーチなんて聞いたことがないよ。また、夜に家に帰れば奥さんと6~7時間テレビ電話をするそうなんだ。毎日だよ。自由になるお金も時間もない。そこまで束縛されたら、俺だってストレスで逃げ出したくもなるよ」
と語り、妻の束縛が激しかったことが背景にあるのではと憶測しています。
こうした証言を得た『フラッシュ』は5月29日に民江さんに取材を行い、夫婦間で問題があった?と聞くと、「それは、全くありません。夫婦仲は良いですし、逆に問題があったのであれば、そっちの方がビックリです。そのことに関して色々出ていますが、みんな臆測で言ってるだけですから」
と否定し、思い当たる原因は一切無いと語ったとしています。
『フラッシュ』等の報道を受けてネット上では、
- 本当に夫婦仲が良かったら、奥さんに黙って失踪しないと思うけど。憶測でしかないが、彼は奥さんとの関係に疲れてたのかも知れない。
- 寝落ちするまでテレビ電話で繋げてるって異常だよね。束縛したい私でもそりゃないわ。
お金だって、稼いでいる本人がやはりある程度は使えないと、ストレスの塊になってしまうよね。 - 奥さんはテレビの取材で、夫の事を愛してる、帰ってきて欲しいと涙してたが、ここまで束縛がキツイのが事実なら誰でも逃げ出したくなるかもな。
- 俺も遠距離だったから、嫁は毎日1時間では物足りず、もっと電話したがってたが無理だっつーの。それが7時間とか結婚後にやらされるのは流石に離婚案件やろ
- この状況でコーチ辞任を受け入れたということは、中日は多少なりとも事情は知っている可能性ある。
だけど、深く突っ込んだコメントを出していないということは、あまり大っぴらにはしたくないような内容なのかもしれんね。 - 週刊誌だから結構好き勝手言ってるな。本人が出てきて答えないから分からないけど門倉さんが無事ならいい。
1年くらいフラフラして、シレッと帰ってきたらいいんじゃない? - 真相はわからないけど、話が本当なら誰だって逃げたくなるわ。単身赴任中に1日6-7時間のテレビ電話?吐き気がする。他の女に逃げたくなる気持ちもわかる。
- 横浜に3億円の家って、数千万円のローンに固定資産税に光熱費に…。年収1500万円ではとても厳しい。
ましてやコーチの有期契約では、先が見えずに消えたくなる気持ちになるかも。 - テレビ電話が原因だと思うけどな。6時から0時まで毎日って、一番ゆっくりしたい時間でしょ。コーチ仕事も大変なのに休む暇が無い。
奥さんのほうが年上だし、門倉さんの性格を考えたら時間短くしようとか、もうしんどいとは言えないと思う。毎日6時間って普通の人ならキレているよ。
などの声が上がっています。
門倉健さんは非常に真面目で、ギャンブルや女遊びもほとんどしていなかったとされ、1997年12月には民江さんと結婚し、連れ子の長男(32)と次男の父親となり、結婚から5年後には長女が誕生し、非常に家族思いの良い父親で、愛妻家ぶりをブログなどで披露していたことから、妻との関係に悩んで失踪してしまったというのはにわかに信じがたいものがあります。
ただ、門倉健さんが現役時代から韓国を含め複数のチームに移籍、単身赴任も多かったことで、20年ほど前からプライベートではテレビ電話を繋ぎっぱなしで過ごすのが日常化していたといい、民江さん自身も取材に対して、「主人とはいつも一緒。離れて行動したことない。しつこいくらい電話もね。『おはよう』から『いってきます』から帰宅前もずっと。朝は電話かLINE。夜は6~7時間、テレビ電話」
と語っており、そうした常に監視された生活に実は息苦しさ等を感じていた可能性はあります。
また、『東京スポーツ』(東スポ)が先日報じた記事でも、門倉健さんが突然行方をくらましたのは今回が初めてではなく、過去にも帰宅しなかったことがあったとの証言を伝えており、その時はなぜ家出したのか理由が不明ながら、家族にも明かせない大きな悩みを抱えていたのかもしれません。
門倉健さんが失踪してからすでに2週間以上が経っており、民江さんが複数のメディアの取材に応じ、涙ながらに「なんでもいいので早く帰ってきて欲しい。連絡下さい…」と訴えていたものの、それでも一切連絡をしない理由は何なのか真相が気になりますが、とにかく無事に戻ってきてほしいです。