俳優・喜多村緑郎さん(51)との不倫スキャンダルがスクープされた女優・鈴木杏樹さん(50)が18日、広島で上演の舞台『罪のない嘘~毎日がエイプリルフール~』に出演し、不倫報道後初めて表舞台に姿を現したのですが、不倫騒動を彷彿とさせるアドリブでイジられる場面もあり、ネット上では物議を醸しています。
『罪のない嘘~毎日がエイプリルフール~』は三谷幸喜監督の『アパッチ砦の攻防』が原作で、ちょっとしたウソが大ごとに発展してしまうというストーリーとなっており、俳優・佐藤B作さんが主演を務め、鈴木杏樹さんは片岡鶴太郎さんの妻役を演じており、偶然にも不倫している妻という役どころとなっています。
<↓の画像は、舞台『罪のない嘘~毎日がエイプリルフール~』出演者の写真>
この日の公演で鈴木杏樹さんは、共演者たちからのアドリブの応酬に全力で応えていたといい、佐藤B作さんから「おバカさん」とツッコまれて額を叩かれたり、夫役の片岡鶴太郎さんに「もっと奥さんを大事にした方がいい。相当愛に飢えてる。駅の近くに2時間で4000円のホテルがあるから行ってきなさい」と、喜多村緑郎さんとのホテル密会を彷彿とさせるセリフも飛び出しました。
<↓の画像は、鈴木杏樹さんと不倫相手・喜多村緑郎さんの写真>
また、片岡鶴太郎さんが鈴木杏樹さんに対して「それだから騒動になるんだよ!」と言ったり、主人公の娘を演じる元NGT48・菅原りこさんが「1度に2人を愛してはいけないの」「きっといつか不幸になるよ!!」などと説教され、杏樹さんが「どうして分かったんですか?」と言ってうなだれるシーンや、「私、好きな人ができたんです」「たまに私の方を振り向いてほしかった」といったセリフもあり、会場に爆笑の渦を巻き起こしていました。
<↓の画像は、鈴木杏樹さんと喜多村緑郎さんの手繋ぎツーショット写真>
カーテンコール時には、佐藤B作さんが「今日、拍手すごいですね。これだけお客さん入ったのも杏樹さんのおかげ」「この芝居をよくやってくれました」とイジられ、鈴木杏樹さんは客席に向かって何度も頭を下げ、観客に一言を促されると、「大変お騒がせしてしまい、申し訳ありません」と謝罪して頭を深く下げていたものの、不倫騒動について直接言及することはありませんでした。
そんな鈴木杏樹さんに対して佐藤B作さんは、「人を愛することは素晴らしいこと。私は3回(実際は2回)離婚してますから」と自虐を交えて杏樹さんの不倫スキャンダルをフォローしていたのですが、舞台を観劇した一般女性はスポーツ紙の取材に対して、「不倫を笑いに変えて、とても温かい舞台ですごく面白かった」と感想を語っています。
舞台終了後に劇場の裏口から姿を現した鈴木杏樹さんは、集まった報道陣に対しては無言ながら、笑顔で一礼し去っていきました。
<↓の画像は、舞台終了後の鈴木杏樹さんの写真>
このように舞台で早速不倫スキャンダルをネタにし、笑いを取っていたそうなのですが、これに対してネット上では、
- 好意で観に来たお客さんにはいいけど、喜多村さんの奥さんがこれを目にしたらどう思うだろう…
- 相手の奥様に配慮した対応をした方がと思うけど、まぁ役者が集まればこんな感じだよね…
- 良くないねぇ。でも他の共演者の事を考えたら笑いにするしかないよね。他の共演者は全く悪くないもん
- 舞台のことを考えるとこれがベスト。奥様のことを考えると…とも思いますが、ほかの役者や観客、この舞台を作った大勢の人がいるわけですから。
芸の世界に身を置く、そういった相手と添い遂げるならこれくらいの覚悟は必要だと思う。 - 奥さんからすると傷口をさらに広げられた気持ちだろう。やり方が卑怯だよ。何でも笑いにすればいいわけじゃない。
- 喜多村さんと杏樹さん連絡取り合ってて、奥様とは連絡取り合ってないとの報道があったけど、今井絵理子方式で不倫→離婚→お付き合いパターンとなるのかね
- 謝罪はお客さんじゃなくて相手の奥様にして下さい。いくら舞台とはいえまだ不倫をネタにして良い時期じゃない。
- 平気なんですね。舞台でたり、笑ったり。この人を見る目が変わりました。キライです
- 佐藤B作さん、全然フォローになっていないどころか不倫を正当化しているようにも聞こえて気持ち悪い。
舞台のカーテンコールの場で謝罪するっていうのもやり方としては姑息さがあるよね。
傷つけた相手のお気持ちを考えれば舞台上でいじって笑いにして良いようなことじゃないでしょ。 - 共演者は罪はないが、笑いに変えて「禊ぎ」のつもりならやめてほしい。体調崩して傷ついてる奥様いるんだから。
- 不倫され自殺してしまう人もいる。奥さんの気持ちを事を考えたらネタにするのは失礼甚だしい。
された側の事を思ったら決してしてはいけない演出だと思う。
などのコメントが寄せられており、賛否両論となっています。
なお、喜多村緑郎さんは18日夜に東京・銀座の歌舞伎座ギャラリーで行われたトークショーに出演し、「応援してくれるファンの方々に不快な思いや大変な心配をおかけしましたこと申し訳なく思います。これからは自分の人生、役者としての人生をもう一度深く見つめ直して生きていきたい」
と謝罪の言葉を述べ、「言い訳は一切するつもりはない。とにかく舞台をやるしかない」などと語り、涙ぐみながら何度も頭を下げていたとのことです。
17日付の『スポーツ報知』によれば、喜多村緑郎さんの妻・貴城けいさんの所属事務所『オスカープロモーション』に取材したところ、「かなり落ち込んでいる様子なので、しばらくそっとしてほしい」とコメントしたといいます。
<↓の画像は、喜多村緑郎さんの妻・貴城けいさんの写真>
また、貴城けいさんは喜多村さんの不倫に大きなショックを受け憔悴(しょうすい)し、食事も喉を通らないことから入院して治療を受けるほどの状態にあるものの、未だに喜多村緑郎さんから直接謝罪されていないそうです。
そうした中で、鈴木杏樹さんは舞台で不倫スキャンダルをネタにし笑いを取っており、これに対して理解を示す声も少なくありませんが、貴城けいさんに配慮して騒動を彷彿とさせるようなセリフは避けるべきだったのではないかと思います。
貴城けいさんは『週刊文春』の取材に対して「人生を……返して欲しい」と訴えているほか、「私がいることを知っていたのに……信じられません。ご自身も結婚されていたのなら、どうしてこんなことを……。やっぱり私は彼女を許すことはできません」
と涙ながらに語っていたと報じられており、鈴木杏樹さんはこうした報道に目を通していないのか不明ですが、不倫騒動をネタにするにしても早すぎる気がします。
週刊誌『週刊文春』の続報記事に掲載された話によると、喜多村緑郎さんと鈴木杏樹さんは謝罪コメントを出した後も連絡を取り続けているそうで、略奪婚といった可能性もゼロではないようなのですが、貴城けいさんの気持ちなども推し量って、出来ればこれ以上騒動をネタにするのはやめてあげてほしいですね…。