昨年11月に週刊誌『週刊文春』に不倫スキャンダルをスクープされ、芸能活動を自粛していた歌手の“マッチ”こと近藤真彦さん（こんどう・まさひこ 57歳）が7日、文化放送のラジオ番組に『松井佐祐里“new normal”の小部屋』出演し、ジャニーズ事務所を退所した経緯、真相を初告白しました。
また、9月28日21時半から新番組『近藤真彦RADIO GARAGE』（文化放送）がスタートすることが発表され、芸能活動を本格的に再開していくことが明らかになったのですが、ネット上では批判が殺到し炎上状態となっていました。
近藤真彦さんは不倫スキャンダルで無期限の芸能活動自粛となり、予定していたテレビ番組やコンサートの開催中止が決定し、処分解除の前にジャニーズ事務所から独立、すぐにレース活動を再開させ、近藤さんのイメージは著しく悪化しています。
それにも関わらず、近藤真彦さんが周囲に見捨てられることなく、メディアにも守られている事情を週刊誌『週刊女性』のWeb版『週刊女性PRIME』が伝えています。
記事では芸能リポーターが、「“ジャニーズの長男”だった頃には忖度が働いて、マッチの動向を報じなければいけない空気があったと思います。が、そのような義理がなくなった今は各社の判断次第。それでも、こうして追いかけられる近藤真彦。かつて一世風靡したスーパースターというだけではない、マスコミも放ってはおけない魅力があるのでしょう」
と語っています。
テレビ局プロデューサーは近藤真彦さんについて、「奔放でヤンチャ、お調子者の次男坊タイプ」とした上で、「人懐っこくて人たらし、人見知りもせずに誰とでも打ち解けられる性格は天性のもの。ちょっと横柄で図々しいところもあるけども、“マッチならしょうがないか”と許せてしまう憎めない少年っぽさがある（苦笑）」
と魅力を語っています。
そうした性格はレース活動にも活かされているといい、不倫スキャンダルがスクープされて以降もスポンサーは離れなかったそうで、「長年のパートナー関係にある『日産』は、傘下の『日産自動車大学校』の生徒をマッチのチームに参加させるプロジェクトを推し進めるなど、むしろ関係は良好のようだ」
としています。
前出のプロデューサーはさらに、「マッチのレース愛は本物です。もちろんお叱りは受けたでしょうが、彼らは“ジャニーズのマッチ”ではなく、“近藤真彦”に惚れ込んでいるわけで信頼関係が損なわれたわけではない。奥様も今回のことは許しているみたいですしね。実際、彼と関わったら分かるんですが、惹きつける不思議な“人間力”をもっていて、まるで“子犬”のように守らないといけない気持ちになる。だからこそマスコミも見捨てる気にはなれないんですよ」
と、近藤真彦さんがジャニーズから独立後も支持されている理由を明かしています。
このように業界関係者は、近藤真彦さんの人柄を絶賛しているのですが、この報道に対するネット上の反応を見てみると、
- どこに需要があるの？見たくないんだが
- この人の汚さはみんなよく知ってますよ
- バカなまま歳だけとったおっさんでしか無い
- この人見たら中森明菜をどうしても思い出すから辛くなる
- この人のどんな記事を読んでも、昔からのマイナスイメージを塗り替えることはできません。
私にとってはずっとマイナスイメージの人。歌手活動もプライベートも。過去の行為も。 - マッチにはマッチの魅力があると思いますが、TV的には必要ないかな。歌も演技も下手だから。
- 中森明菜に金を貢がせて捨てたり、奥さんを裏切って愛人を作っていたり、こんな人に同情なんて出来ない
早くも復帰宣言？いい気なものですね、ご自分はそんなつもりでも需要は有るのでしょうか？
などと、否定的な声が多く上がっています。
近藤真彦さんはオープンな性格をしていて人懐っこく、人から好かれやすいタイプの人物との話は以前から度々伝えられているのですが、世間ではジャニーズ時代の様々な言動やスキャンダル、歌手活動に対する姿勢などに対して嫌悪感を抱いている人が多い様子で、表舞台に出てこないで欲しいという声も少なくありません。
そのため、28日から新たなラジオ番組『近藤真彦RADIO GARAGE』がスタートすることに対しても批判が噴出していたのですが、ジャニーズからの独立で大きな後ろ盾を失ってしまったので、今後は結果を残せなければ早々に番組終了となる可能性はあるのではないでしょうかね。
近藤真彦さんは『松井佐祐里“new normal”の小部屋』で、ジャニーズ事務所からの退所を決断した理由について、不倫スキャンダルがきっかけだったとした上で、「世代交代の激しいジャニーズ事務所の中にあって、仕事を続けることの難しさを痛感していました。」とも語り、歌手としての人気低迷によって厳しい状況にあったことも明かしています。
しかし、独立後もレース活動だけでなく芸能活動もしていくと宣言し、とりあえず現時点では11月2日に東京・中野サンプラザホールにて、独立後初となるコンサートを開催予定となっています。
近藤真彦さんには多くのアンチがいますが、一方で熱狂的なファンも多くいるようで、今後はそうしたファンの事を裏切ることなく、期待に応える事をしていってほしいですね。