女子プロゴルファー・淺井咲希選手(あさい・さき 26歳)の夫でプロキャディの栗永遼さん(くりなが・りょう 29歳)が、若手女子プロゴルファー3人との不倫スキャンダルを週刊誌『週刊文春』にスクープされ、大きな波紋を広げる中で、28日発売の『週刊ポスト』が新たに、別の若手女子プロゴルファー・X子も既婚者との不倫発覚してトラブルになっていることを報じています。
週刊文春は今月に【有名女子ゴルファー3人とトリプルボギー不倫した男《妻は心を病み、ゴルフ協会に通報して…》】と題して、栗永遼キャディが淺井咲希選手とできちゃった結婚後の2023~2024年にかけて、キャディを務めた『村田製作所』所属の川崎春花選手(かわさき・はるか 21歳)、『ミネベアミツミ』所属の阿部未悠選手(あべ・みゆう 24歳)、『ヨコハマタイヤジャパン』所属の小林夢果選手(こばやし・ゆめか 21歳)と遠征先のホテルなどで関係を持っていたことを報じました。
<↓の画像左から、川﨑春花選手、阿部未悠選手、小林夢果選手>
週刊文春の取材に小林夢果選手は不倫を認め、また淺井咲希選手も夫が不倫していたことを認めたうえで、「もちろん旦那が悪いです。でも、私が結婚していたことを相手は知ってたはずで…。その人たちが笑顔で試合に出場している姿をみると、反省なんかしてないんやなって。(協会に対しては?)うーん、不信感はありますよね」
などと、複雑な心境を明かしていました。
<↓の画像は、淺井咲希選手と夫・栗永遼キャディ>
この報道後も、阿部未悠選手と小林夢果選手は予定通り大会に出場していますが、ツアー第2戦では揃って予選落ちし、一方で川崎春花選手は突然インスタグラムのアカウントを削除したほか、ツアー初戦『ダイキンオーキッドレディス』、第2戦『Vポイント×SMBC レディス』、第3戦『アクサレディス』を連続して欠場し、多くのファンからは心配の声が上がっていますが、欠場の理由は明らかにしていません。
3選手の不倫スキャンダルに対して『JLPGA(日本女子プロゴルフ協会)』の小林浩美会長(62)は17日の会見で、「現在調査中ですので、調査結果による適切な対応は講じていくように検討して参ります」「プライベートに関わることですから、公表できる内容も限られている。公表できる時期になりましたら、公表も検討する」
と語るにとどめました。
こうしたJLPGAの対応を巡っても物議を醸す中で、週刊ポストが新たに別の若手女子プロゴルファー・X子も不倫が相手の妻にバレ、損害賠償請求されていると伝えています。
記事ではツアー関係者が、「若手女子プロのX子が、企業のプロアマ(プロとスポンサー企業が大会前後に行なうラウンド)で知り合った男性と不倫関係になり、それが昨年夏頃、X子も親交のあった(男性の)妻にバレた。昨夏、妻はX子に『500万円の損害賠償金』を払うよう通告しましたが、支払われなかったためトラブルに発展した」
と証言しています。
週刊ポストが入手した資料などによれば、男性の妻はX子と長年にわたって親交があり、夫との不倫という裏切り行為により、精神的に極めて深刻な被害を受け、そして夫婦関係も事実上の破綻状態になったと主張し、慰謝料として500万円の損害賠償を求めていて、現在は和解に向けた話し合いが進められているといいます。
このX子は、今日開幕のアクサレディスに「主催者推薦」枠で出場している選手とし、「女子ゴルフ界が不倫問題でこれだけ注目されている時に、不倫トラブルを抱える選手が『推薦枠』で出場するなんて、協会の危機管理はどうなっているのか」
とツアー関係者は問題視しています。
ちなみに、アクサレディスに主催者推薦で出場の10~20代の若手選手は、福田萌維選手、都玲華選手、青木香奈子選手、中村心選手、寺岡沙弥香選手、小俣柚葉選手、本明夏選手、中野恵里花選手、吉澤柚月選手、浅田実那選手、大須賀望選手、菅沼菜々選手となっています。
週刊ポストはJLPGAに対して、不倫でトラブルになっているX子が、主催者推薦枠でアクサレディスに出場することへの見解を聞いたところ、「選手個人の私生活上の行為については必要がない限り関与しませんが、必要に応じて、事実関係の調査、及び同調査に基づく適切な対応を講ずることを検討いたします」
と回答したといいます。
一方、X子に直撃取材をしたところ、「今はちょっと……」と言葉少なに対応するのみだったとしています。
そして、また新たに若手女子プロゴルファーの不倫問題が明らかになりネット上では、
- 女子プロもけっこう乱れてんだな、こんなにポンポン出てくるって事は他にもたくさんあるだろうな
- 女子プロには倫理観がないって話になって来そうだね。これでスポンサー離れが起きたら男子と同じで斜陽産業になる。
- 不倫するようなプロは排除すべき
- 協会のガバナンスは有ってなしの如く全く機能していない。
- 不倫は個人的問題といわれるが、ここまで出てくると女子プロ協会は引き締めないとね。
- X子も90%被害者だな。こんなん絶対男が言い寄ってるわ。
- プロアマで知り合った初対面の男性なのに、その妻とは親交があった?って、どういう事実関係だ?
- JLPGAは金至上主義のため、不倫ごときの問題は他人事、無責任。若い女子プロの活躍で、男子に比べ人気があるのはいいのだが、小林浩美が会長になって放映権、スポンサー会社との関係など、金に関する問題が多すぎる
- 仕事の関係で相手先企業のゴルフコンペや接待を受けると、ちょくちょく女子プロ(ツアーに出れないプロ)や女子プロの卵(プロテスト受験中)が呼ばれてやってくる。いわゆるお座敷プロ。
テレビやネットで見たことのある女子プロとラウンドするのは楽しいし嬉しいけど、やってることはキャバクラと一緒。
LINEの交換くらい普通。たまには男女の仲になることもあるだろう。これが夢にまでみたゴルフの仕事なの?とたまに聞きたくなる。
などの声が上がっています。
プロアマ戦は、大会の前日などにプロゴルファーとアマチュアゴルファーが親睦を深めるために行われるイベントで、アマチュアの多くがスポンサー企業となっていて、プロアマ戦がきっかけで関係を深め、スポンサー契約に繋がるケースもあることから非常に重要なイベントとされています。
ゴルフは様々な面でお金がかかるスポーツであるためスポンサーの存在は不可欠で、週刊ポストの取材に応じた女子プロゴルファーによると、試合だけで食べていけるのはランキング上位100人ぐらいまでで、それ以下の選手にとって特に重要になるのがスポンサーとのことです。
スポンサーとの出会いの場がプロアマ戦で、これをきっかけに企業のゴルフコンペに参加したり、個別レッスンをするなどして関係を深め、そして「温泉付きのゴルフに行こう」などと誘われることもあるといいます。
そうしたケースもあることから、「スポンサーが付くと嫉妬から、『寝たんだろう』と噂を立てられる世界なんです」
としています。
X子もそうした流れで知人女性の夫と関係を深めていき、不倫関係になったのかどうかは不明ながら、男性の方から猛アプローチを受け不倫関係に発展したのであれば多少同情の余地はありますが、不倫は倫理的にアウトな行為ですし、そして不倫関係が原因で夫婦関係が破綻、損害賠償を求められているというのはかなり深刻な問題です。
いくらプライベートの問題としても、こうしたトラブルを抱えている選手が主催者推薦枠で大会に出場することにより、主催者やJLPGAの倫理観も当然問われ、週刊誌に問題を次々に報じられる中で女子ゴルフ全体のイメージ悪化に繋がっているだけに、今後深刻なスポンサー離れが起こる前にJLPGAは対応に動く必要があると感じますね。