『霜降り明星』の粗品さん(本名=佐々木直人 31歳)がYouTubeで、『ジャングルポケット』の斉藤慎二さん(41)が性的暴行事件で書類送検されたことに言及し、性加害疑惑だけでなく再び不倫が発覚したことを痛烈批判しており、名前は伏せながらも『ダウンタウン』の松本人志さん(61)のことも批判したことで注目を集めています。
粗品さんは、様々なニュースに対して1人で賛否両論する企画『1人賛否』で、斉藤慎二さんの話題を取り上げ、性的暴行事件に関しては現時点で起訴はされておらず、事実関係はまだ明らかになっていないとして「あんまり言えることはないです」としながら、「ただぁ! まぁ不倫は普通にキショイな」と批判しました。
続けて、「同意、不同意関係なく、奥さんがおんのに不倫してるっていうことにはやっぱ嫌悪感を抱いてしまいますねぇ」「『不倫をキモい』って言うて好感度を上げる男のことサムって俺は思うけど、まぁキモいはキモいわな」
と、家族を裏切って不倫し続けていたことに対して嫌悪感をあらわにしました。
そして、松本人志さんの名前は伏せながら、「違う人でもさぁ、性加害か性加害じゃないかが論点になってて。それを『裁判で争います』って言ってて、活動休止してる奴とかも他にもおったりするけど。いやその不倫してるから、そもそもじゃあ復帰するかは知らんけど、『もうお前、人のことツッコんだりできへんよ』とは思うなぁ」「不倫してる時点でもうその、やれるお笑いの幅めっちゃ狭まんで? イジられるしかないねんから。人のこと馬鹿にしたり、人のことを上からマウント取ったり、スカしたり、そういうMCしたり、若手に愛のない進行したり、もうできへんで。不倫したからな?『お前不倫しとんがな!』って言われるだけですから。それ含めてお笑いなんですけどね」
と、不倫芸人を痛烈批判し、復帰したところで以前のスタイルでのお笑いはできないと語っています。
これに対してネット上では、
- いいね! 自称天才という大御所まで言ってくれてスカッとするわ!
- これはほんとにその通りで、松本人志がどれだけ面白かった芸人だとしても60過ぎて不倫した男じゃもう笑えんよ
同意あろうが、なかろうが、遊んでたのは事実やん 笑えんて。それで笑えるって逆にきもい。 - 浜田は過去不倫何回かバレてるけどMCっぷりは何も変わらない。もう領域が違うんだよね
- ハッキリ松ちゃんと言う根性は無いんやな
- 1人賛否は“コント”だからって言い張ってるけど、面白くないコントをいつまでやるんだ
- 浜ちゃんや大吾も不倫してましたやん… それで芸の幅が狭くなるのは、ろくな返しが出来ない芸人なのでは??
- フジモンが若手イジっても、当て逃げ犯のくせにとか、たいした謹慎もせんで、そう見てしまうもんなぁ やっぱり不快なんよ
- 不倫だけではやりよによっては、芸の幅は狭まらないと思うけど。大吾は例外?
ただ、性加害とかの話になると、全く変わるね。女遊びを全くネタにできなくなるからね。笑えないし。自分のことはもちろん、他の芸人のこともイジれない。
それはもう芸の幅狭まると言うか、芸人としてのフリートークは終わりと思う。 - 粗品ごときの笑いで松本人志いじりはないだろう。炎上商法もええ加減にしないと他芸人から相手されなくなるで。
YouTubeはできてもテレビの仕事は相手がいてこそ成立するわけやし。
などの声が上がっており、賛否両論となっています。
粗品さんは以前から、直接の言及は避けながらも松本人志さんに牙を剥いていて、5月放送のラジオ番組では松本さんの性加害疑惑報道を巡って、週刊誌『フライデー』を相手取り裁判を起こした『クロスバー直撃』の渡邊センスさん(40)について、「(訴訟は)黙ってやれよ~オモロない」とバッサリと斬り捨てていました。
続いてYouTubeでは、体を鍛え上げている“筋肉芸人”について、「ムキムキでおもろい芸人1人もおらん」「ホンマにそうやから。それにはなりたくない」などと語り、体を鍛えていることで有名な松本人志さんのことも、暗に面白くないと批判したとして話題になりました。
<↓の画像は、鍛え上げた肉体を披露する松本人志さんの写真>
そして、今回は斉藤慎二さんを批判する流れから、松本人志さんの性加害・不倫疑惑について持論を展開し、不倫したら芸が狭まってしまうとしているのですが、松本さん自身はかねてから『ワイドナショー』(フジテレビ系)などで不倫した芸能人等を擁護したり、自身も不倫していることを匂わせる発言もしていました。
また、松本人志さんは結婚前から女遊びが非常に激しかった芸人として有名で、それを自らネタにもしていただけに、恐らく単なる不倫報道だけであれば、相方・浜田雅功さんと同様に大きなダメージを受けることなく、そして芸の幅も狭まることなく活躍を続けていたのではないかと思います。
ただ、複数の女性から性加害を告発されたり、ホテルで女性とイチャつく生々しい写真も流出するなどしてイメージはかなり悪化していて、粗品さんが言うように今後芸人として復帰したとしても、以前のようなスタイルでお笑いをやったとしても、熱狂的ファン以外からは冷ややかな目で見られること必至です。
<↓の画像は、週刊誌『フライデー』掲載の松本人志さんとイチャつく女性の写真>
松本人志さんは性加害疑惑に対して事実無根だと強く否定しながらも、早々に表舞台から姿を消し、現在は週刊文春サイドと和解に向けた協議をしているとの報道もあり、松本さんに対する風当たりはより強くなっていますし、粗品さんが今回語ったことはあながち間違いではないとも思いますが、事務所の大先輩に対してここまで言って今後が少し心配になります。
ちなみに、粗品さんは、今年4月に『フライデー』を通じて松本人志さん、吉本興業の元会長・大崎洋さん(71)のことを痛烈批判した『中田カウス・ボタン』の中田カウスさん(本名=野間勝道 75歳)を慕い、非常に可愛がられていることをかねてから明かしています。
先日公開した動画でもカウスさんとの再会を報告し、「俺はホンマに大好きやねん。カウス師匠だけは、俺がどれだけネット記事で叩かれても、生放送で過激な発言しても、背中押してくれんねん。『そのままで行けよ、何も間違ってないぞ』って。」「恐れ多いけど、俺とマインドも近くて。『誰の言うことも聞くなよ』って言われたんで、これでもう“無敵”です。先輩にも挨拶せぇへんし、許さんからな。俺にはカウス師匠というバックが付いてるから」
と語っていました。
このように吉本興業内で力を持つ“バック”が付いていることもあり、松本人志さんに対して攻撃を仕掛けているとも考えられますが、松本人志さんが復帰後も攻撃を続けるのかどうか見ものです。