元卓球台湾代表の江宏傑さん(こう・こうけつ、ジャン・ホンジェ 34歳)が27日に日本外国特派員協会で記者会見を開き、2021年に離婚した元妻の元卓球日本代表・福原愛さん(34)に対して、1年前に台湾から連れ去った長男との面会や返還を涙ながらに訴え、それに対して福原さんサイドは猛反論をして泥沼の様相を呈しており、ネット上で物議を醸しています。
福原愛さんと江宏傑さんは2016年9月に結婚し、2017年10月に長女・あいらちゃん(5)、2019年4月に長男・こうくん(4)が誕生し、台湾で家族4人仲良く生活している様子をSNSなどで披露していました。
<↓の画像は、離婚前の家族写真>
しかし、福原愛さんが2021年1月に、日本で新たな事業を開始するにあたって単身日本に帰国してから別居生活が始まり、同3月に週刊誌『女性セブン』や『週刊文春』によって、当時大手商社勤務の既婚男性・A氏とのW不倫疑惑が報じられ、福原さんはA氏との不倫は否定しつつも江宏傑さんとの関係悪化は否定せず、同7月に離婚が成立しました。
子供の親権については、日本では認められていない共同親権を選択し、離婚後も変わらず子供たちは台湾で生活を続け、一方の福原さんは日本で生活して子供たちと離れ離れの状況が続く中で、昨年7月に約1年半ぶりに台湾で子供たちとの面会を果たしました。
その際に福原愛さんは、夏休み期間中の1ヶ月程度という条件で長男こうくんのみを日本に連れて帰ったようですが、これを巡っては当初から夫婦間でいざこざがあり、日本に帰ってから一切連絡をよこさないとして江宏傑さんが不満をぶちまけ、今年4月には法的措置を講じたと台湾メディアの取材に明かし物議を醸していました。
<↓の画像は、昨年夏に東京ディズニーランドを訪れた福原愛さんと長男・こうくんの写真>
そして、江宏傑さんは緊急来日して27日に記者会見を開き、長男の親権を巡って日本と台湾の裁判所で争っていることを公表すると共に、7月20日付で東京家庭裁判所が福原愛さんに対して、江宏傑さんに長男を引き渡すことを命ずる審判を下していたことを明らかにしました。
東京家裁の審判も無視して福原愛さんは長男の連れ去り状態を続けているため、現在は強制執行の申し立ても行っているといい、江宏傑さんの日本での代理人・大渕愛子弁護士はこの問題について、「通常の審判に加えて保全の命令も出されました。ただちに子供を引き渡すようにと命令が出た。保全の命令が出されることは非常に珍しいです」
と強調し、長男の引き渡しを強く求めており、今後も福原さんが“違法連れ去り”状態を続けるようであれば、未成年者の誘拐罪で刑事告訴することも示唆しています。
こうした訴えに対して福原愛さんは中国版ツイッター『微博(ウェイボー)』で抗議声明を発表し、東京家裁の審判はあくまでも一審で、まだ最終的な審判は下されていない状況にあるとした上で、「子どもの仮の引き渡しは、お子さんの状態、意思、福祉、最善の利益を考慮して慎重に行わなければならないものです。江氏の側から福原氏に対しては、お子さんに配慮した具体的な提案は全くなく、突然このような記者会見が行われたことに大変驚いています。私どもは、同氏が来日していることすら知りませんでした。いつ引き取りたいということも伺ったことがありません。江氏の来日の目的は記者会見であったということは理解できます。母親は、このような形で子どもたちが晒しものになっていくことに大変に胸を痛めております。」
としています。
また、台湾の裁判所ではこの事件を公にしないよう指示していて、会見を開くのはそれに反する重大な違反行為だと指摘し、「公衆の面前で国際記者会見を開くことは、高度な紛争を引き起こすだけでなく、意図的に両親と子どもの関係を引き裂き、子どもに悲しい思いをさせ、別離を引き起こすものであり、子どもに対する家庭内暴力の一種です」
と主張しています。
一方の江宏傑さん側は、「台湾の訴訟と日本における審判は関係ありません。台湾の裁判所が公開するなというわけがなく全く別のもので、混乱させようとしている」
と反論していました。
このように泥沼の争いへと発展する事態となっており、この争いに対してネット上では、東京家裁の審判を無視しているなどの事実から福原愛さんに対するバッシングが過熱しています。
そして、こうしたプライベートの問題がより大きな騒動に発展したことにより、福原愛さんの今後の仕事にも大きな影響を与えそうだと『週刊新潮』のWeb版『デイリー新潮』は報じています。
江宏傑さんの記者会見を受けて民放キー局関係者は、「福原さん側は否定しているものの、未成年者誘拐などという物騒な疑いが生じている時点で、テレビで使うのは当分ムリ(中略)真偽とは関係なく、今回の会見が“ダメ押し”となって、福原さんのイメージは回復不能なほど傷ついた。業界内では“タレント生命の危機に瀕している”との見方が強まっている」
と語り、W不倫疑惑スキャンダルに続き、現在進行中の裁判沙汰が明らかとなったことで芸能活動は絶望的な状況になったとしています。
この報道を受けてネット上では、
- イメージ悪過ぎで笑えるレベル。以前の好感度に戻すのは絶対無理。
- ミキハウスの顔が、誘拐って言われたらシャレにならない
- 日本がダメなら別に中国に行けば 味方しか居ないので 活躍は出来るでしょう
- 子供を晒し者にするな、配慮に欠けるといった主張はどの口が言うのかとしか思えない。苦しい言い訳でこれで支持を得られると思っているのだろうか。
とにかく未だにテレビ出演しているのは不快だった。いつまでもメディアに露出していないで自分の世界にお帰りなさい。 - 交際相手と同棲してるなら、愛ちゃんの相手も未成年者誘拐罪の共犯ということで訴えることは可能? 可能であれば、それをほのめかせば、事態に動きがあるのでは?
- 元夫がさらに法的手段に訴えようものなら子供が不幸状態になるから、元夫は子供かわいさにこれ以上無理強いできない状態にはまる、ということにしていくつもりかな。愛さんは息子は手に入れたけど、娘さんのケアとかどう思ってるんだろうか?
愛さんのやり方にはエゴを感じるし、切り裂かれた姉弟は後々どう感じるだろうか?
何にせよ、音信不通で夫と姉に合わせない状態はいびつすぎる。このまま自分のいいように物事が落ち着いていくと思ってるのかな。 - 不倫云々は置いといて、今回は福原が悪い。ちゃんとしたルールに従って子供と会わしてもらったんだから。もう、誘拐と同じだよ。
でも、最後は子供の気持ちだよな。父親だろうが、母親だろうが、子供にとっては2人とも親なんだよな。悲しいな。
などの声が上がっています。
福原愛さんはW不倫疑惑スキャンダルで大炎上中にも、東京五輪の卓球中継番組でコメンテーターを務め、その後も卓球の試合中継や関連番組に複数出演していたほか、様々なバラエティ番組にも出演して徐々に活動の幅を広げていました。
長男の連れ去りを巡るトラブルが勃発後の昨年7月以降も、『世界卓球』などの卓球番組以外に『有吉ゼミ』『プレバト!!』『オールスター感謝祭』などに出演していました。
それに対してネット上では批判の声が圧倒的多数で、卓球中継はまだしもバラエティ番組への起用は理解できない、制作サイドの感覚が世間とズレ過ぎているとして大炎上騒動に発展していました。
そして、昨年から物議を醸していた長男を巡るトラブルが裁判にまで発展し、それも現状では福原愛さん側の主張は東京家裁には認められず、江宏傑さんに引き渡す審判を下していて、今後も違法連れ去り状態を続けた場合に刑事事件に発展する可能性もあるとのことから、テレビ番組への起用が減少するのは当然かと思います。
ただ、福原愛さんは2年前に大手芸能事務所幹部に相談し、テレビでの自身のスキャンダル報道を抑え込み、仕事を増やしていたとの話を『フライデー』が以前報じており、今回の件に関しても上手く対応して難を逃れるといったことも考えられますが、果たして今後どうなるでしょうかね…。