フジテレビの東京五輪番組でテレビ復帰を果たし、その後もテレビ東京での中継に登場するなどして反響を呼んだ元卓球日本代表の“愛ちゃん”こと福原愛さん(32)が、中国メディアの独占取材に応じ、涙ながらに“本音”を語っていたことを週刊誌『週刊女性』のWeb版『週刊女性PRIME』が伝え、ネット上では様々な声が上がっています。
『週刊女性』によれば、福原愛さんは5日に中国のネットメディア『看看新聞』のインタビューを受け、このメディアは中国最大級の『上海メディアグループ』傘下の媒体といい、「インタビューと同時に動画撮影も行われています。福原さんは上品なブラウンのワンピースを着て、メイクもバッチリ。オトナな雰囲気が出ていましたね。取材はすべて中国語で行われていて、動画を見るかぎり、福原さんのしゃべりはもう“中国人”そのものです」
と台湾在住のジャーナリストが語っています。
<↓の画像が、中国メディア『看看新聞』の取材を受けた福原愛さんの写真>
このインタビューでは、東京五輪の卓球について語るだけでなく、不倫疑惑スキャンダルや元台湾代表の江宏傑選手との離婚など、様々なことがあったこの1年についても質問が及び、福原愛さんは神妙な面持ちで、「中国の方々や卓球ファンの方々が、こんなにも私のことを思ってくれているなんて考えもしなかった。あの時はとてもキツかったです。でも中国の方々はずっと私を支えてくれた。どのような私であってもすべて受け入れてくれました。本当にキツかったですが、今日までなんとか生き続けることができました。中国の皆さんの支えに感謝します」
などと、目に涙も浮かべながら中国のファンに対する感謝の気持ちを明かしていました。
<↓の画像が、騒動時の心境などを語った福原愛さんの写真>
また、今年2月に日本で設立した自身の会社『omusubi(おむすび)』の事業展開については、「私は皆さんにいただいた分、その2倍、3倍そして10倍、皆さんにお返ししたいです。そんなことをずっと考えています。これまで日中友好に関わる活動をしてきましたが、今後さらに両国の関係が良くなるよう、できることは全てやっていくつもりです」
と意気込んでいたとのことです。
福原愛さんは離婚後、日本のメディアに対しては現在の心境や今後の活動について語っておらず、そうした中で中国最大級メディア企業の独占インタビューに応じたことについて前出のジャーナリストは、「いやらしい見方をすれば、これらもすべて2022年北京五輪で、何かしらの仕事を受注するための布石になっているのかもしれません」
と憶測しています。
そして、この報道に対してネット上では、
- 被害者面してる?何だか違和感しかない。
- 自業自得だけど、愛ちゃんにしてみれば日本でこんなにバッシングされるとは思ってもいなかったのだろうな。
一度悪くなったイメージを覆すのは容易ではないから地道に頑張っていくしかないね。 - なぜ中国??日本や台湾では何も言わず、好意的に捉えてくれてる中国には被害者として訴える。自分の行動に言葉だけで本当の反省がないのだね。
なんかガッカリすると同時に終わってしまった感が拭えない - 日本の卓球や選手の事を考えている的な解説をしながら、決勝が行われる日に、復帰の為の中国へのヘツライ行為とは呆れる
- もうこの人は中国大陸で生活するつもりなんだろうな。心は日本にも台湾にも無いと言う感じ
- なぜ被害者意識でインタビューに答えているのかわからない。自分がまいた種なのにまるで他人事のようにキツかったなどと泣き言を言うべきでないし、何より辛かったのはあなたではなく江さん一家という事をお忘れなく
- 日本ではしれっと復帰して中国メディアのインタビューは受ける…子供の頃から大人に混ざりやって来たから調子が良いのかね?随分としたたかな感じがする。
日本には戻らずに中国でどうぞって感じ。この人が今後日本の卓球会でデカイ顔してるのは嫌ですね - 仕事で日本に行ったと思ってたら、日本で不倫疑惑を週刊誌に報じられて離婚要求。しかも理由は旦那らのモラハラ。
日本には帰ったまま台湾には戻らず、結局は直接会う事もなく旦那と離婚。本当にきつかったって、それは旦那側のセリフだよね。
独占告白が台湾でも日本でもなく、中国ということも今までの経緯見てたら納得だわ
などの声が上がっています。
福原愛さんはなぜ、真っ先に中国メディアの独占インタビュー取材に応じ、卓球の話題だけでなくプライベートの騒動に対する心境なども明かした理由は定かではないものの、このインタビューによって福原さんが今最も大事だと思っているのは、中国だというのがより明確になったのではないでしょうかね。
福原愛さんは江宏傑選手との離婚が成立後、日本や台湾のメディアには事務所を通じて連名でのコメントを出すのみでしたが、中国のファンに対しては中国版ツイッター『微博(ウェイボー)』で、「ずっと温かく見守り、励まし、パワーをくれた中国の卓球ファンのみなさん、本当にごめんなさい。私のプライベートな報道がみなさんを困らせ、わずらわせました。私は必ず頑張ります。どんな時も私の家族や友人をサポートしてくださり、感謝の気持ちでいっぱいです」
と、感謝の言葉を綴ったメッセージを投稿しています。
その一方で、ツイッターやインスタグラムは更新が止まったままで、日本のファンに向けては特にメッセージを出していないため、この対応の違いを巡っても物議を醸していますが、今後も自分を応援してくれる人が多い中国にさらに擦り寄っていき、活路を見出そうとしているのかもしれません。
それによって日本では総スカンを食らうことが懸念されますが、福原愛さんは国内最大手の広告代理店『電通』のグループ会社『電通スポーツパートナーズ』とマネージメント契約を結んでいるので、この大きな後ろ盾によって今後また日本でも様々な活動を展開していくことも予想されます。
ちなみに、『女性自身』の報道によれば福原愛さんの解説者としてのギャラは、オリンピック経験者でも通常は「1本あたり10~15万円ほど」が相場の中で、フジテレビの中継番組は拘束時間が長かったこともあり、ギャラは「1日で100万円」で衣装代も別という破格の待遇だったとのことです。
日本では現在も批判の声が多く上がっており、フジテレビでの卓球中継でコメンテーターを務めた際にも炎上状態になっていましたが、果たして今後どういった動きを見せるのか、引き続き注目していきたいですね。