『日本水泳連盟』が13日、不倫スキャンダルで物議を醸している競泳男子・瀬戸大也選手(せと・だいや 26歳)に対して、競技者資格規則違反の中で2番目に重い「年内活動停止処分」を正式発表し、これに対してネット上では様々な声が上がっています。
瀬戸大也選手は12日に、日本水泳連盟倫理委員会による事情聴取を受け、常務理事会はその内容から、日本水泳連盟が定める「競技者資格規則」の第8条第1項「スポーツマンシップに違反したとき」、同第6条「その他本連盟及び本連盟の加盟団体の名誉を著しく傷つけたとき」に抵触すると判断し、「年内活動停止処分」を下したとしています。
<↓の画像は、12日に事情聴取を受けた瀬戸大也選手の写真>
この他に、「スポーツ振興基金助成金・2020年下半期の推薦停止」「日本水泳連盟の教育プログラム、日本オリンピック委員会(JOC)のインテグリティ教育プログラム(基礎研修プログラム等)などの受講」も決定しています。
活動停止期間中は、日本水泳連盟による公式大会への出場のほか、強化合宿や海外遠征の参加、競泳国際リーグや日本選手権への出場は不可となりますが、プール練習は可能となっているほか、内定している200m・400m個人メドレーの東京五輪代表権は維持とされています。
東京代表内定資格は「法を犯したわけではない」として取り消しをしなかったといい、日本水泳連盟の青木剛会長(73)は、「五輪内定は、昨年の世界選手権で金メダルを獲得した『選手の権利』であると同時に、五輪本番での活躍を期待して付与したもの」
と説明しています。
その上で、瀬戸大也選手がプライベートで問題を起こしたことに対して、「五輪内定は実質的に『日本代表選手団の一員になった』ことを意味するため、社会人選手として、五輪内定選手として、『水泳日本代表選手団行動規範』に準じた行動をするものと期待していたが、一連の行動は、それに反したもので大変残念」「内定を取り消したわけではない。しっかり反省して、その上で五輪に向かってトレーニングはもちろん、精神的な部分も(鍛錬に)取り組んで、成長してもらいたいという期待も込めている」
とコメントしています。
また、日本水泳連盟は今回の騒動について、「五輪内定選手が、このような事態を招いたことは大変遺憾であると共に、関係者の皆様に多大なご迷惑をおかけいたしましたことに対しまして、深くお詫び申し上げる」
と謝罪しています。
年内活動停止処分の決定を受けて、瀬戸大也選手はマネージメント会社『株式会社ジエブ』を通じてコメントを発表し、「処分を厳正に受け止め、私の行動でご迷惑をおかけしている関係者の皆様、そして応援してくださっている皆様に改めてお詫びいたします。」
と謝罪しています。
続けて、「どうしたらご迷惑をお掛けした皆様にお詫びできるかを自分自身に問い続けてきましたが、私にとってのお詫びはこれからも水泳で努力していくことだと考えています。」
としています。
今後については、「私の無責任な行動で深く傷つけてしまった家族からの信頼を回復し、家族からも皆様からもスイマーとして再び認めていただけるよう、一からやり直す覚悟で真摯に水泳に向き合っていきたいと思います。」
と綴っています。
そして、日本水泳連盟による処分決定、瀬戸大也選手の謝罪コメントに対してネット上では、
- 身から出た錆を払拭できるよう頑張れ。ただ、メダルをとることが不倫の禊にはならないが
- 世間の批判が収まるまでというか、忘れられるまでじっとしてろという事ですね。
- 1度ついた負のイメージはなかなか消えないよね。内容は違うけどバドミントンの桃田賢斗選手も相当な努力をして結果で周りを認めたんだから、瀬戸選手も死ぬ気でやらないとね。
- 浮気の代償が水泳を頑張ることっていうのがなんか違う気がする…。それって例えば、サラリーマンが浮気してその代償に仕事を頑張るって言ってるようなもんでしょう? 仕事を頑張るのは当たり前。埋め合わせするところ、間違えてないか?
- オリンピックでメダル取っても世間は素直に喜べるのかな?不倫が頭をよぎる。それに不倫は病気のようなもの。
この先ずっと奥さん一筋ではいかないと思う。こういう人はまた絶対浮気する。 - 実質ポーズだけの処分だと言う気がするね。オリンピックのメダルが欲しくてたまらない水連にはこれが限度でしょう。
瀬戸の本当の試練はオリンピックでメダルを取り損ねた時から始まると見て良い。 - コロナ禍で海外遠征なんかもともとないし、国内の試合も軒並み中止。活動処分と言っても、実態はガス抜きな気がする。
まぁ、個人的にはANAのスポンサーが切れたのは、制裁としてかなりの痛手だと思うので、不倫の代償としては、個人的には罰せられたと思ってる。
後は家族とどう向き合うか?って話で、外野が口出しする事でもないかな。 - 仮に処分がなかったとしても、物理的にも精神的にも大会とかに参加するのは実質的には無理だと思う。
出て来られても心理的に応援できない人は多いだろうし。それは五輪でも同じ事が言えると思う。
などの声が上がっています。
週刊誌『週刊新潮』がスクープした不倫問題によって、2017年4月に4年契約を結んだ『全日本空輸(ANA)』から契約満了前に所属契約を解除され、出演していたCMなども全て公開中止、JOCのシンボルアスリートや競泳日本代表チームのキャプテンは自ら辞退し、これによって億単位の収入を失ったとも報じられています。
それに加えて年内活動停止処分も受け、女遊びが原因で非常に大きな代償を払うことになり、これらの“制裁”によってプライベートの行動が改善することを願うばかりですが、女癖の悪さはそう簡単になおるものではないとして、今後も同じようなことを繰り返すといった指摘も少なくありません。
ちなみに、『週刊女性』のWeb版『週刊女性PRIME』によれば、瀬戸大也選手は現在行方をくらまし、各週刊誌などが自宅付近でハリコミを行っているものの居場所を掴めていないといい、「彼は自宅にも埼玉にある実家にもいないようです。先日、瀬戸選手はマネジメント会社の関係者とともに日本水泳連盟の事務局を訪れ、約1時間にわたり聴取を受けましたが、『一体どこからやってきたのだろう』と業界内で話題になりました」
と週刊誌記者が語っています。
このような状況にあり、元飛込競技選手の妻・馬淵優佳さん(まぶち・ゆか 25歳)との夫婦関係が今後どうなるのかも注目を集めていますが、優佳さんは不倫報道後に瀬戸大也選手と共に発表した直筆の書面で、「今後、どのような形で皆様の信頼を回復していくことができるか、そして私たち家族のことについては、よく話し合っていきたいと考えております。」
と綴っていました。
<↓の画像は、妻・馬淵優佳さんの直筆書面の写真>
馬淵優佳さんは瀬戸大也選手との結婚を機に現役を引退、2018年6月に第1子となる長女・優羽ちゃん(ゆわ 2歳)、今年4月に第2子となる次女・望羽ちゃん(のわ)を出産し、育児をしながら献身的に様々なサポートを行ってきたものの、結婚後も変わらず自由奔放だった瀬戸選手に裏切られ、大きなショックを受けているとみられます。
一部メディアには家庭崩壊危機とも報じられており、身から出た錆によって大きなピンチを迎えることになりましたが、これから水泳でしっかり結果を残せるように最善の努力をするだけでなく、家族との関係も修復できるように精一杯の努力をしてほしいです。