“多目的トイレ不倫”スキャンダルによって、アンジャッシュ・渡部建さんが芸能活動自粛を発表してから間もなく1ヶ月となりますが、テレビからの完全追放やアンジャッシュの解散説が浮上しています。
アンジャッシュ渡部建さんは週刊誌『週刊文春』に不倫スキャンダルをスクープされることを受けて、6月9日に生放送された『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)への出演をもって活動を自粛、表舞台から姿を消しました。
その後、週刊文春の独占インタビュー取材を受け、これまでの自身の言動を振り返り、反省した素振りを見せていましたが、これもまた多くの批判が寄せられ大炎上状態になっていました。
アンジャッシュ渡部建さんは活動自粛前まで約10本のレギュラー番組、他に数本のCMにも出演していましたが、全て出演見合わせとなり、渡部さんはこれまで比較的クリーンなイメージで売っていたことから、不倫スキャンダルのダメージは非常に大きく、各レギュラー番組への復帰は難しいとみられています。
『週刊大衆』は、アンジャッシュ渡部建さんを騒動前まで番組に起用していた各局に取材を申し込み、それぞれの対応を確認しています。
『ヒルナンデス!』や『行列のできる法律相談所』に起用している日本テレビ、ラジオ『GOLD RUSH』に起用のJ-WAVEからは回答が得られなかったとのことですが、その他の局からは回答があったそうです。
まず、『相葉マナブ』に起用しているテレビ朝日は、「渡部さんは従来からレギュラー出演ではなく、“番組降板”にはあたらない」とコメント。
『王様のブランチ』に起用のTBSは、「今後渡部さんがどうするかは、事務所が決めること」「今後の立ち位置も決まっていない状態で、どう対応するか決まっていません」。
『Love music』に起用のフジテレビは、「現在出演を見合わせております。詳細についてはお答えしておりません」。
アンジャッシュの2人を『ココロ部!』に起用しているNHKは、「(ネット公開していた動画は全削除し)配信再開の時期は未定です。代替ソフトについては、現在検討しています」。
こうした回答があったそうですが、それぞれ冷たい反応で、復帰が容易ではないことを感じさせたとしています。
また、2004年から冠番組『白黒アンジャッシュ』を放送の千葉テレビは、児嶋一哉さんのみ引き続き出演させ、番組を継続しているのですが、渡部建さんの番組復帰について確認したところ、非常に辛辣な回答があったとしています。
<↓の画像は、『白黒アンジャッシュ』に出演の児嶋一哉さん、渡部建さんの写真>
千葉テレビの広報担当者は、「アンジャッシュを番組名に残したのは、児嶋さん1人でも、アンジャッシュを続けるということです。アンジャッシュの名を残しているのは、渡部さんのためではないか、との問い合わせもありますが、彼の復帰は考慮していません。渡部さんの所属事務所から“無期限自粛”とされ、いつ解禁されるのか不明です。仮に復帰されたときに、番組に復帰するのかと問われても、あまりに先のことで、『通常そういうことは、あり得ないと思います』としか答えられません」
としています。
続けて、「この先、渡部さんがアンジャッシュとして再開するのは、所属事務所さんも『難しい』と言いますし、こちらとしても、『無理でしょう』と思っているということです」
と、現段階ではコンビ活動再開と番組復帰が絶望的な状況にあると明かしています。
さらに、千葉テレビの女性社員からも「あんなことするなんて気持ち悪い」との声が上がっているとし、「そういうタレントさんと今まで通り仕事が継続できるかと問われると、相当に難しいということなのです。所属事務所さんにも了解いただいて、児嶋さん1人のMCで番組は再開します。」
とコメントしています。
ちなみに、児嶋一哉さんによれば『白黒アンジャッシュ』は収録済みだった8本分がお蔵入りになったそうですが、番組は6月末から放送を再開し、ドランクドラゴンが2週にわたってゲストで登場、その後の放送回には土田晃之さんと大久保佳代子さんが出演することも判明しています。
そして、週刊大衆では芸能記者がアンジャッシュ渡部建さんの今後について、「千葉テレビから決別宣言されたら、テレビ復帰はもう無理でしょう。それにコンビでの復帰も無理となれば事実上の解散ですし、芸能活動に戻るのすら絶望的です。現状ではそれほど、渡部が置かれた状況は厳しいということですよね」
と語っています。
スポーツ紙の報道では、児嶋一哉さんはコンビ解散はせずに、活動継続の意向を示しているというのですが、これは児嶋さん本人が語ったものではないことから、今後コンビがどうなるかは未知数です。
児嶋一哉さんも生き残りをかけてソロ活動に力を入れており、不倫騒動前から準備を進めていたというYouTubeチャンネルを3日に開設したり、元々はコンビで出演予定だった『フマキラー』のCMに出演したり、5日には『7.2 新しい別の窓』(ABEMA)にゲスト出演するなどしています。
そんな児嶋一哉さんの活動を多くのファン、複数の芸人たちが応援しており、アンジャッシュ渡部建さんの多目的トイレ不倫が発覚後には、狩野英孝さん、霜降り明星・粗品さん、ヒロミさん、劇団ひとりさん、土田晃之さん、おぎやはぎ・小木博明さん、明石家さんまさんなどから励まされ、番組での共演を申し出るメッセージもあったとしています。
今後どうなるかはまだ分かりませんが、アンジャッシュ渡部建さんは芸能人として致命的なダメージを負っており、テレビ番組への出演だけでなくグルメ関連の仕事復帰も絶望視されているので、もしコンビ解散となったら芸能界復帰はかなり厳しいかもしれませんね。
もしも、コンビ活動やテレビ出演ができなければ、雨上がり決死隊・宮迫博之さん、TKO・木下隆行さん等のように、YouTuberとして活動再開する可能性も高そうです。
ただ、アンジャッシュ渡部建さんが昨年12月から始めたYouTubeチャンネルは、登録者数が7万人程度とかなり微妙な数字で、YouTuberとしてもなかなか厳しそうですが、自粛期間が明けた後にはどのような活動をするつもりなのでしょうかね。