アンジャッシュ・渡部建さんの芸能活動再開が5日に正式発表され、渡部さんの仕事復帰の場となる冠番組『白黒アンジャッシュ』(千葉テレビ 火曜22時)の公式ツイッターは11日に、次回の放送に渡部さんが出演し、これまでの経緯や今後について話すことを告知したのですが、ネット上では現在も芸能界復帰に否定的な声が上がり続けており、炎上状態が続いています。
『白黒アンジャッシュ』の公式ツイッターは、番組収録時の2ショット写真を公開し、「次回の白黒アンジャッシュは、アンジャッシュ児嶋一哉と1年8ヶ月ぶりに番組復帰したアンジャッシュ渡部建で、これまでの経緯やこれからについて話します。放送は2月15日(火)22:00~です。」
と告知しています。
<↓の画像が、白黒アンジャッシュのツイート写真>
渡部建さんの復帰が発表されて以降、連日複数のメディアが渡部さんに関する話題を取り上げ、ネット上では復帰の是非を巡って物議を醸しており、芸能人たちも渡部さんの復帰に様々なリアクションをしていて、芸人たちから共演を望む声が上がる一方で、“NGワード”の多さなどから共演に否定的な声もあり、賛否両論となっています。
夕刊紙『夕刊フジ』によれば、渡部建さんに対する世間の拒絶反応は想像以上のレベルとし、「ヤフーのニュースサイトに記事が掲載されても、書き込まれるコメントは渡部さんに対して否定的なものが大半。特に女性層が強い嫌悪感を示しています。スポンサーが絶対に首を縦に振らないため、キー局ではどこも渡部さんの復帰には消極的でしたし、渡部さん自身、一時は復帰を諦めていたそうです」
とスポーツ紙記者が語っています。
また、芸能事務所のベテラン・マネージャーは、「謹慎前にやっていたユーチューブチャンネルを軸に活動していくという方針もあるようです。」「(元雨上がり決死隊の)宮迫さんの場合、謹慎の原因となった闇営業は、女性層が示す嫌悪感にはあまり繋がらなかったといえます。だからフォロワー数も100万を超えることができた。しかしパワハラで謹慎したTKOの木下隆行さんの場合、女性だけでなく、男性も嫌悪感を示し、なかなかフォロワー獲得ができていません。渡部さんもこのままだと木下さんと同じ道をたどりかねないでしょう」
と語っています。
こうした状況の中で、『白黒アンジャッシュ』での仕事復帰が決定した背景には、番組がローカル放送であること、地元の不動産会社がスポンサーを務める一社提供ということも大きかったとみられています。
そして、渡部建さんは15日放送の『白黒アンジャッシュ』に出演後、しばらくは他の仕事は考えずに、同番組への出演のみで地道にやっていくともスポーツ紙が報じています。
アンジャッシュの今後を巡っても様々な憶測が飛び交う中で、昨年12月9日に収録されたバラエティ番組『おかべろ』(関西テレビ)が12日に放送され、番組にゲスト出演した相方・児嶋一哉さんは、渡部さんとは連絡を取り合っているのか聞かれると、「まあ何回か会って、これからどうしようって話はしてる。ただホントに何も決まってないんですよ。こっちが勝手に決めても、オファーがないことにはどうしようもない」
と明かした上で、「解散とかはないですよ。少なくとも僕から言うことは絶対にないです。」と断言していました。
今後のコンビ活動については、「(コントの)ネタのレベルがめちゃくちゃ上がってるじゃないですか。気軽に『ネタで戻りますわ』って言えるレベルじゃなくなってる。ブランクもありますし、他の人を見てても、ちょっと空いた人がたまにやってるのを見てても、ちょっと辛くなることがあるんで、それも大変かな」
と不安を明かしています。
児嶋一哉さんのこうした発言なども受けて、渡部建さんの復帰に対してネット上では、
- アンジャッシュのすれ違いコントは好きだったけど、前と同じようなネタもやりにくいだろうし、見ている方も無条件で笑いにくくなってしまった気がする。
やらかした有名人もカムバックてきた人は多いけど、女性が生理的に受け付けないことをやっちまったのは致命的。簡単に時間が解決してくれるとは思えないね。 - 児嶋の解散否定は一見、コンビ愛の話に見えるけど、変態の方から解散したいと言ってきて欲しいって風にも取れる発言。
解散問題は 問題起こした側から切り出すのが筋だよなぁ - コンビの場合、やっぱり相方と共に活動再開を目指す事が一番なんだよね。ロンブー亮、ノンスタ井上、チュート徳井、宮迫以外は相方を大事にして、無事に復帰出来た。
本当は渡部も、ガキ使では無くて最初から白黒での復帰を目指すべきだったと思う。児嶋に感謝しないとね。 - 児嶋さんには申し訳ないけど、キチンとけじめのつけていない状態での渡部さんの復帰はいかがなものか。
謹慎したから禊は済んだ、みたいに言われてるけど、勝手に雲隠れしただけの状態が続いただけ。復帰したいなら、けじめをつけるのが相応かと。 - 多目的トイレ問題は場所もさることながら、根底に人を下に見る傾向がある性格が問題。
相方、女性全て、後輩芸人全てを蔑視している。それって直せるのでしょうか。
喉元過ぎれば熱さを忘れる….とならなければ良いけれど….全ては感謝することが大事だけど、上辺だけでなく心から出来るかな - いつまでもいつまでも、渡部に対する「怨嗟」とも言えそうな赤の他人のコメントが減らないけど、もう「また2人でやる」って当人たちが決めたんだからそれでいいと想うんだよね。
- ゼロからとは言いつつ、自身の冠番組での復帰。劇場から一歩ずつではなく、与えられ、整えられた場所からの復帰。
いくら口先だけで反省の言葉を並べても、「人間としての軽薄さ」が見え隠れするのは、騒動前も今も変わらない。
社会的制裁は受けたと擁護の声が上がるが、トイレに呼びつけて○○○して、1万円渡してサヨナラって芸人の何を笑えばいいというのか。
などの声が上がっています。
各メディアの報道によれば、渡部建さんがこのタイミングで活動再開となったきっかけは、昨年末に渡部さん自ら所属事務所『プロダクション人力舎』に「復帰したい」と直談判したことだったといい、事務所もその願いを受け入れて、千葉テレビ側と協議を行い、2週間後の1月13日には「千葉テレビで復帰します」と渡部さんが友人に報告していたと週刊誌『フライデー』が伝えています。
また、渡部建さんの不倫スキャンダルをスクープした『週刊文春』によると、渡部建さんと人力舎は活動再開にあたって、最も多くの芸人を抱えている『吉本興業』にも“仁義を切った”とし、そこから渡部さんの復帰情報が漏れ、正式発表前に『スポーツ報知』や『日刊スポーツ』が活動再開をスクープしたとしています。
そして、渡部建さんは仕事復帰にあたって事務所を通じて謝罪コメントを出し、「ゼロからまた頑張りたい」「今後、いただけるお仕事があれば、ひとつひとつ丁寧に全力で務めて参りたい」としており、これに対してネット上では、ゼロではなくマイナスからのスタートだろといったツッコミも相次いでいますが、渡部さんは以前のような芸風で活動することはかなり難しく、児嶋一哉さんに上から目線のツッコミを入れたり、イジることもできないと予想されます。
そのため、人力舎の後輩である『おぎやはぎ』の矢作兼さんは、「もう1人入れなきゃいけないな。アンジャッシュをトリオにしないと。(渡部さんと仲が良い後輩芸人の)いけちゃん(いけだてつや)だな。児嶋さんのイジり役入れないと。もう渡部さん、児嶋さんをイジれないから」
とラジオで語っていました。
1年8ヶ月ぶりに活動を再開しても茨の道になる可能性が高く、プライドが非常に高いとされる渡部建さんがキャラを大幅にチェンジし、イジられ役に徹することができたとしても、視聴者からは全く笑えないといった声も相次ぎそうで、芸人として再起するのはやはりかなり難しいでしょうね…。