コロナ禍の2度の不倫スキャンダルで、プロ野球『千葉ロッテマリーンズ』から契約解除され自由契約となった清田育宏選手(きよた・いくひろ 35歳)が、不倫問題をスクープした週刊誌『フライデー』の取材に応じ、現在の心境と今後について語っています。
清田育宏選手は今年1月に『フライデー』によって、不倫スキャンダルをスクープされ、自身が新型コロナウイルスに感染する前にも不倫相手の女性と密会を重ねていたことや、球団に虚偽報告をしていたことが明らかとなり、無期限謹慎(無期限活動停止)処分が下されました。
その後、『日本プロ野球選手会』の弁護士団が、清田育宏選手への処分は「不当労働行為」にあたるとして処分解除を求め、5月1日付で謹慎解除となり、実戦復帰を果たしたのですが、それから間もなく再び『フライデー』によって、別の女性と密会していたことが明らかとなりました。
清田育宏選手は弁護士を通じて、『フライデー』が密会現場を目撃した女性は知人とし、不倫交際をキッパリと否定しましたが、この報道から間もなく『千葉ロッテマリーンズ』が契約解除を発表しました。
清田育宏選手はその後、一般開放されている練習場や馴染みのジムでトレーニングを続け、元プロ野球選手で現在は父親が社長を務める住宅測量・地盤改良会社『株式会社トラバース』の副社長、関連会社『トラバースエンジニアリング』の代表を務めているG.G.佐藤さん(本名=佐藤隆彦 42歳)のサポートを受け、GG佐藤さんのYouTubeチャンネルでは6月以降、清田選手の練習風景を撮影した動画がアップされています。
そして、『フライデー』は現在の心境や今後のことについて聞くため、清田育宏選手にインタビュー取材を申し込んだそうなのですが、携帯電話に連絡したところ、「フライデーの報道で今の状況になったので……。答えるのはちょっと。正直、怖いんですよ、フライデーが」
と言って対面での取材は拒否されたそうです。
しかし、電話で質問を続けたところ少しずつ胸中を語り始めたといい、一度も会見を開くことなく球団を去り、ファンに伝えたいことは?と問うと、「ファンとして応援してくれた方も少なからずいたので、自分の口からきちんと説明したかった、という思いはあります。皆さんの前で謝罪をして辞めているわけではありませんので、ファンの方々には申し訳ない気持ちです。ただ、すべては自分の行動が招いた結果なので」
と語ったそうです。
契約解除後もトレーニングを続けていることについては、「協力してくれる方のおかげもあり、できる限り身体を動かしています。練習は1人ではできないこともあるので、支えてくれる人には感謝しかないです」
と語り、『NPB(日本野球機構)』や独立リーグのチームからオファーは?との問いには「いえいえ、全然ないです」と明かしたといいます。
今後については、「可能性が1%でもあるなら、諦めたくないんです。もう一度、野球選手としてグラウンドに立ちたい。それだけなんです。すみません、今の僕の立場でこれ以上話せることはありません」
と、プロ継続への思いを明かしたとのことです。
清田育宏選手はGG佐藤さんのYouTubeチャンネルに投稿された動画でもファンに謝罪し、今後も野球を続けたいかGG佐藤さんに問われると、「ここで辞めるのは悔しい、まだやりたいという気持ちが大きいです」と答えており、「やっぱりNPBというのは特別なステージですし、そこでやれる可能性が少しでもあるなら、そこを目指してやっていきたい」
としています。
今後、自身の過去とどう向き合っていくのかと聞かれると、「人に助けてもらわないと練習もできないというのを改めて感じて、今は本当にGG佐藤さんを裏切らないようにと。また僕が試合に復帰してGG佐藤さんに見てもらえるように、普段の行動から見つめなおしてやっていかないといけないなと思います」
と語っています。
これからトレードや育成選手の支配下登録等の期限日である8月31日を目指し、引き続きトレーニングを重ねながら連絡を待ちたいとしています。
そんな清田育宏選手に対してネット上では、
- チームの決まりを守れない人間は団体競技をやる資格がない
- 申し訳ないとも思ってないし、反省もしていないと思う。というか何回も不祥事起こしておいて何で戻れると思っているのか…
この選手を獲得した球団はリスクしかないのでNPB復帰はないでしょう。 - 反省したふりして反省してなかったんだから、信頼を回復するのは簡単じゃない。
素行不良の選手をわざわざ獲得する優しいチームはNPBにはないんじゃないかな。独立リーグとかも手を挙げるチームあるかどうか。 - 不倫という個人的なことが問題ではなく、球団やファンに対する裏切り行為が問題で、しかも繰り返しているので、反省もしていないと受け取られも仕方がないです。
GG佐藤も甘すぎますね。全く本人のためにならないでしょう。これで取る球団があれば笑いものです。 - 自業自得、身から出た錆…厳密には不倫が原因じゃなくて球団の規律違反が原因での解雇なんだけどね
いくら野球に対しては真摯であっても球団の定めたルールを短期間で2回も破るような選手はどこも獲りたがらないだろう - 野球だけちゃんとやってりゃいいって時代じゃないんだよ。それに、女性関係だけ問題なんじゃなくて、札幌遠征時に不倫相手に新型コロナウイルス感染させたのを隠そうとしたことも許しちゃならない点だし。
- 草野球チームならともかくプロ復帰は無理でしょ。野球が上手ければよいと言う時代は終わった。
やったことが酷いし、しかも複数回だからね。見つかったのが不味かったとくらいしか思ってないだろうね。 - 口だけなら何とでも言える。失った信頼を取り戻すのがどれだけ大変ことか、身をもって感じて、行動で示していくしかない。
謝りました、はいそうですか、みたいな簡単な話ではないよ。
などの声が上がっています。
『千葉ロッテマリーンズ』が清田育宏選手を契約解除した理由は、「度重なる不適切な行動及びチームに対する背信行為」としており、短期間に2度も不倫スキャンダルをスクープされ、球団のルールを破っていたことや虚偽報告をしていたことが判明し、これによって信頼関係が崩壊してクビとなりました。
清田育宏選手は不倫がバレないようにと、自身が新型コロナウイルスに感染後は相手女性が体調不良を訴えても、「病院には行かないでほしい。自分のことは言わないでほしい」「自宅用の抗原検査キットを買ってそれで検査してほしい」
と懇願し、2週間にわたって自主隔離生活を送らせていたことも明らかになっており、こうした行為も問題視されています。
清田育宏さんは2015年にも不倫疑惑が浮上し、相手女性を妊娠させながら出産を拒否し、人工妊娠中絶手術で子供を堕ろさせていた疑いで大炎上した過去もあり、人として大きな問題があるとみなされてしまっています。
そのため、『フライデー』の取材やYouTube動画などで、いくら謝罪や反省の言葉を口にしても信じられない、復帰してほしくないなどの声が多く上がっており、応援の声はかなり少ない印象です。
現時点では、清田育宏選手の獲得に動いている球団があるとの情報も特になく、清田選手を獲ることで球団のイメージ悪化に繋がる可能性もあることから、プロ復帰は絶望的というのが大方の見方ですが、GG佐藤さん等のサポートを受けて復帰となるのか否か、引き続き動向を見守っていきたいですね。