27日発売の『週刊文春』が、ダウンタウン・松本人志さん(60)の性加害疑惑スキャンダルを報じ、『吉本興業』は同日に記事内容は事実無根とする声明を発表し、法的措置も辞さない構えを示したことで今後の展開に注目が集まる中で、同誌はまた新たに被害者の証言を伝え、ネット上で物議を醸しています。
週刊文春は【《呼び出された複数の女性が告発》ダウンタウン・松本人志(60)と恐怖の一夜「俺の子ども産めや!」】と題して、松本人志さんが2015年に行った飲み会の参加女性に無理やり性的な行為に及んでいたことや、スピードワゴン・小沢一敬さん等がタレントの卵や芸能関係の仕事をしている女性たちを集めて、松本さんにその女性を“献上”をしていることを当事者の証言を基に報じました。
<↓の画像が、週刊文春に被害を告発した女性の写真>
しかし、吉本興業側は即座にこの報道内容を否定し、「当該事実は一切なく、本件記事は本件タレントの社会的評価を著しく低下させ、その名誉を毀損するもの」
とした上で、厳重に抗議を行うと共に「今後、法的措置を検討していく予定」との声明を発表しました。
これに対して週刊文春の編集部も、「記事は複数の詳細な証言に基づき、さらに裏付け取材も尽くしたもので、十分に自信を持っています」
との反論コメントを出し、徹底抗戦の構えを示しています。
さらに週刊文春は28日にWeb版で、告発者の1人が吉本興業の主張に対して徹底反論したことを伝えており、週刊文春の取材に被害を訴えた芸能関係者・A子さんは、「吉本さんのコメントを読み、大きなショックを受けています。『当該事実は一切ない』としていますが、『事実』とは一体どの部分を指すのですか。飲み会自体が行われていないとでも言うのでしょうか。それとも私が松本さんとの性行為を好んで受け入れたとでも言いたいのでしょうか。本当に馬鹿にされた気分で、心の底から怒りが湧き上がってきます」
と、吉本興業の声明に怒りをあらわにしています。
また、2015年に起きたことをなぜ今さら告発するのかと、世間からも疑問の声が多く上がっていますが、このタイミングで松本人志さんからの性被害を訴えた理由については、「飲み会の当日、小沢さんから『粗相があったら、この辺りを歩けなくなるかも』と言われていた。これは、芸能界に関わる仕事もしていた私にとって脅迫に聞こえましたし、正直、告発する勇気も出なかった。ただ、今年、ジャニーズ被害者の方々が告発する姿を目の当たりにして、このまま放置してはいけないと痛感させられました。これ以上、被害が出ないことを願ってお話ししたのです。」
と説明しています。
<↓の画像は、小沢一敬さんと松本人志さんの写真>
その上で、「今回の文春の記事を読むと、私以外の女性も証言されており、松本さんから酷い仕打ちを受けた方は他にもいるはずです」
と語っています。
このように被害女性は、松本人志さんや吉本興業の対応にブチギレ激怒し猛反論しており、泥沼化の様相を呈しているのですが、これに対してネット上では、
- 裁判で決着するのが良い。松本が白とは思えない。
- 嘘ついてもばれるからな。やったらやったと言った方が良い。今の世の中逃げれませんよ
- ジャニ宝塚吉本 年内に芸能界の膿をどんどん出そうぜ
- これが本当ならまっちゃんも無理だけど、それ以上に小沢が腹立つ
- 小沢にもともと違和感感じてた。追及してほしい。
- このまま有耶無耶にはしてほしくないね。事実なら謝り、違うなら否定すれば良いだけ。法的措置も検討してないでさっさとすれば良いね。白なら。
- 小沢の女を差し出してコバンザメするの、本当にキモイ なのにピュアキャラ通しててさらに寒気
- 本当にこんなことばかりしていたのが真実だった場合、正直文春が言っているのがどの女性の時なのか本人たちはわからないだろうね
などの声が上がっています。
松本人志さんは昔から女遊びが激しいことで有名で、結婚後も女性とホテルで密会していたことを『フライデー』に報じられるなどしていますが、女性の同意を得ることなく、繰り返し無理やり性的な行為をしていたのかどうか定かではなく、現時点では女性の証言を裏付ける決定的な証拠も出てきていません。
ただ、今回週刊文春が報じているような話は3年前にもネット掲示板に投稿されていたほか、松本人志さんに女性を献上していたという小沢一敬さんについて、芸人仲間のケンドーコバヤシさんやアンガールズ・田中卓志さんが気になる発言をしており、20日放送のラジオ番組『アッパレやってまーす!水曜日』(MBSラジオ)では、小沢さんと同じ事務所に所属の女性タレントに対して、「小沢もすげーいい人で、人と壁作らへんし、ピュアな奴やけど、誕生日会だけは行かん方がいいよ。なんか、芸能界の闇みたいな感じやから」「なんか売れてないモデルとかアイドルとか200人ぐらい参加する」「誕生日以外は小沢いい奴やねんけど、誕生日の時だけ『あれ、こいつ闇くさいな』って思う」
と語り、注意喚起していました。
<↓の画像は、3年前にネット掲示板に投稿されたコメント>
また、10月発売の雑誌『悲惨な芸能界不幸大全 性被害、死亡事故、最悪な業界』(コアマガジン)にも、松本人志さんの性加害問題を描いたような漫画が掲載されており、かねてから業界内では黒い噂が飛び交っていた様子です。
週刊文春も相当自信を持って記事を出している様子から、今後もジャニー喜多川さんの性加害問題と同じく続報を出し、さらに新たな証拠等も公開していくことが予想されますが、それに対して吉本興業側はどういった対応をするのか見ものですね。