週刊誌『週刊文春』が報じたダウンタウン・松本人志さん(60)の性加害疑惑を巡り、9日発売の『週刊女性』が記事に登場する1人の女性から新証言を得たとして、また新たな情報を伝えています。
週刊女性によると、週刊文春に性加害を告発したX子さんが周囲に、「自分は被害を受けたという認識ではない」と主張しているとの情報を2週間前に同誌が報じたところ、松本人志さんの復帰を心待ちにする業界関係者や一般人、週刊文春の記事に登場する女性たちから複数の情報提供が寄せられたそうです。
そして、週刊文春が1月10日発売号で報じた第2弾記事に登場するD子さんの知人・Y子さんが、週刊女性の取材に「私は上納されてない!」と語ったとのことです。
週刊文春の第2弾記事では、3人の女性が松本人志さんと高級ホテルで一緒にお酒を飲んだことを告白し、後輩芸人たちが松本さんのために複数の女性を集め、“上納”することが慣例化していると報じました。
その記事に登場する大阪在住のD子さんは、友人の医療関係者から2019年10月に飲み会に誘われ、その友人と仲が良い吉本興業所属のコンビ『クロスバー直撃』の渡邊センスさん(40)と待ち合わせ場所で合流し、高級ホテル「ザ・リッツ・カールトン大阪」に向かったといいます。
<↓の画像は、飲み会が行われた「ザ・リッツ・カールトン大阪」エグゼクティブスイートルームのイメージ写真>
部屋に着くと松本人志さんのほかに、“たむけん”ことたむらけんじさん、放送作家・Xさんがいたといい、飲み会が始まってから2時間後にたむらけんじさんが「たむけんタイム、入りま~す!」と言って、参加した女性たちを1人ずつ寝室に呼んで「今日、誰が良かった? 今から誰と2人で飲みたい? 松本さんはどう?」などと語りかけ、D子さんの友人女性が松本さんと部屋で2人っきりになる形となり、D子さん等は部屋を後にしたとのことでした。
D子さんは週刊文春の取材に対して、友人女性が松本人志さんと行為をしたとは語っていないものの、「後で知ったことですが、私の周囲でも大勢の子が松本さんの部屋飲みに誘われ、最後には行為をするように仕向けられていました」
とも証言していました。
この日の飲み会で、最終的に松本人志さんと2人っきりになった女性というのが週刊女性の取材に応じたY子さんで、「一番気になったのは、あの夜のことが“後輩芸人を使った性接待”と報じられていたこと。少なくとも私は、松本さんや他の方々の言動に性的なものは全く感じなかったし、松本さんと2人きりになってからも、みんなで話していた時と同じノリでお互いソファに座って雑談しただけで。最後には『ちゃんと帰れたか教えて』と電話番号を交換してもらって、すぐに帰宅しました。その後、メールでのやりとりはありましたが、松本さんにお会いしたのはその日だけです」
と証言し、性的な行為は一切されていないと主張しています。
続けて、「私の知っている松本さんやナベさん(渡邊センス)は、そういうことをする人じゃないので、今こんな状況になってるのはおかしい」
と語っています。
松本人志さんに女性をあてがい、性的な行為をさせていたという話は、記事に登場するたむらけんじさん、渡邊センスさんもそれぞれキッパリと否定しており、渡邊さんは事実無根の報道によって仕事に大きな影響が及んでいるとして、ホテル飲み会の様子を報じた『フライデー』を相手取り民事訴訟を起こしています。
このように松本人志さんの後輩芸人たちも週刊誌とバトルを繰り広げる中で、記事に登場する女性たちから、私は性加害を受けていないとの証言が次々に飛び出してきており、直接的に裁判の対象となっている事柄ではないものの、こうした証言は松本さんらに追い風となる可能性は高く、悪化したイメージが多少なりとも回復し、今後の活動に良い影響を与えるかもしれません。
ただ、松本人志さんから性加害を受けたとの証言が複数あるほか、元『アイドリング!!!』の遠藤舞さんも第1弾記事が出た後にX(旧ツイッター)で、「昔例の会に誘われた事があり、もし断ってなかったら私も例の人に献上されてた」「私は飲み会には参加しておりませんが、過去に実際に参加した友人がいてその友人から性被害を受けたという話を聞いた立場です」
と、松本さんの名前は伏せて上納システムに言及しており、今後も同様の話は複数出てくる恐れはあります。
そのため、松本人志さんのテレビ復帰はかなりハードルが高いというのが大方の見方ですが、スポンサーなしで独自にコンテンツを制作しているNetflix等での早期復帰は可能とみられます。
ファンたちからも早期の表舞台復帰を望む声が上がっていますが、今後どういった展開を迎えるのか、引き続き動向を注視していきたいです。