タレント・松居一代さん(60)がYouTubeに投稿した動画やブログなどで、夫で俳優の船越英一郎さん(57)が不倫しているなどと一方的に主張し続けており、これに対して批判が殺到しています。
また、その様子があまりにも狂気じみていることから、何かの病気を患っているのではないかという声も多く上がっています。
19日に放送された『直撃LIVE グッディ!』(フジテレビ系)では、お笑い芸人のカンニング竹山さんが松居一代さんについて、「病気のおばさん(松居)をいじっちゃダメだって! 病気なんだから!」「チーム松居の人も、カウセリングに連れて行かないと何にもならない!」「いじっちゃダメ!本人(松居)喜んじゃってるんだもん」と持論を展開していました。
カンニング竹山さんは、現在の松居一代さんの姿を見て「病気」だと断定し、これに対して賛同する声もあれば否定的な声もあり、賛否両論となっていました。
そうした中で、ニュースサイト『J-CASTニュース』は東京都内のメンタルクリニックの男性院長に、匿名を条件に取材を行ったことを報じています。
この院長は松居一代さんの状態について、「実際に診療をしていないので、あくまで本人の動画での言動からの意見です」「当然ですが、病的だと思います」と語り、「『嫉妬妄想』と『演技性パーソナリティー障害』という2つの精神障害が出ていると思います。」と推測しています。
この病気は松居一代さんぐらいの年代では多い精神障害で、病気を発症した原因については「船越さんとの関係が悪化したという精神的なショックをきっかけに発症したと考えられます」と語っています。
また、ネット上では「認知症」によって、このような暴走をしているのではないかという指摘が上がっているのですが、「動画での喋り方や、話している内容を見ると、まず認知症の線はないと思います。記憶もしっかりしているようですし」と否定していたとのことです。
そして、もし松居一代さんのような精神障害を患っている場合、基本的には「家庭の方で落ち着くまで様子を見るように促している」といい、もし周囲に迷惑をかけるような問題行動があった場合には、強制入院させることもあるとのことです。
院長が挙げている「演技性パーソナリティー障害(HPD)」(別名:演技性人格障害)という精神障害は、自身への注目や関心を集めるために過剰な演技をしたり、嘘を付くといった行動を取る特徴を持ちます。
具体的には以下のような症状などがあるとされています。
- 自身が注目・関心の的になることを常に求める
- 自身が話題の中心じゃないと不機嫌になる
- 自身の外見やステータス、性的魅力を過剰に気にする
- 感情表現が大げさで子供っぽさがある
- 他人や環境等に影響を受けやすい
- 性的な挑発または誘惑的な行動を取りやすい
- 興奮しやすく、精神状態が不安でうつになりやすい
この他にも、人からの関心をより多く集めるために、感情表現や言葉遣いを大げさにするものの、内容は浅はかなことが多かったり、関心を引くことが出来ないと癇癪(かんしゃく)を起こすこともあるそうです。
また、演技性パーソナリティー障害については、「境界性パーソナリティー障害(BPD)」(別名:情緒不安定パーソナリティー障害)、「自己愛性パーソナリティー障害(NPD)」とも近い関係にあるため、併発するケースもあるといいます。
これらの精神障害の特徴を見ると、現在の松居一代さんの言動に当てはまる部分が非常に多く、やはり精神状態が正常ではないのかもしれません。
松居一代さん本人は異常な行動を取っているということに気付かず、自分がやっていることが正義だと思い込んで、攻撃を続けている可能性もありそうです。
松居一代さんは21日、自身のYouTube公式チャンネルに『“THE TRUTH” FROM TOKYO JAPAN』というタイトルの最新動画を投稿しています。
この動画では、船越英一郎さんが自分の親友と不倫していることなどを英語でスピーチしているという内容で、日本だけでなく海外の人にもこのニュースを発信し始めています。
- “THE TRUTH” FROM TOKYO JAPAN(YouTube)
船越英一郎さん側は21日に、名誉毀損や業務妨害などで松居一代さんを訴える準備に入ったことを発表しており、そうした中でこのような動画を投稿するというのは明らかに異常です。
松居一代さんは現在、「デッチ」「たっくん」「マスコット君」という方たちと行動を共にしているとみられているのですが、もし松居さんの異常性に気付いているのであれば、どうにかして病院に連れていくなどしてほしいと思いますね…。