女優・斉藤由貴さん(51)が11日にコメントを発表し、週刊誌『週刊文春』などによって報じられた50代の開業医A氏とのW不倫を認め、謝罪しましたが、今回の騒動による仕事への影響も避けられない状況にあるようです。
12日付の『スポーツ報知』によると、神奈川県横浜市生まれの斉藤由貴さんは今年5月に、神奈川県の手話普及推進大使に任命されたばかりであるものの、同県の知事室は取材に対して「対応を検討中です。まだ結論は出ていません」と回答しており、継続は困難な状況にあるとみられています。
<↓の画像が、手話普及推進大使に任命された斉藤由貴さんの写真>
また、同様にイメージが重要視されるCMについてですが、斉藤由貴さんは昨年から「KDDI au森家シリーズ」、美容商品通信販売「エミネット 天使のララ」と契約中で、KDDI広報部は取材に「事実確認を踏まえて対応を検討します」とコメント。
<↓の画像は、auのCMで共演中の斉藤由貴さんと夏帆さんの写真>
エミネットについては、すでに公式サイトから斉藤由貴さんの写真を削除しており、『スポーツニッポン』(スポニチ)の取材に対して、「今月中にも所属事務所と話し合いの場を持ち、契約の更新・終了などを含め、今後の対応を協議する」と説明しています。
その一方で、女優業の方では現時点で特に影響は出ていない様子で、来年1月からスタートするNHK大河ドラマ『西郷(せご)どん』に出演を予定していますが、NHK広報局は「出演予定に変更があるとは聞いておりません」と回答。
ちなみに、同じく不倫が発覚した俳優・渡辺謙さん(57)も『西郷どん』に出演することが決定しています。
斉藤由貴さんが木曜パーソナリティーを務めるラジオ番組『オールナイトニッポンMUSIC10』(ニッポン放送 月~木曜22時)についても、広報は「次回以降も特に変更することはありません」と回答したとしています。
しかし、今後の新たな仕事の起用には影響を与えるとみられ、スポニチの記事ではテレビ関係者が、「天然ボケの雰囲気と可愛らしさは同性にも受け、年齢的にも母親役が多かったが、今後は女性や主婦層を敵に回してしまう可能性があるので起用しづらい」と語っています。
所属事務所『東宝芸能』は斉藤由貴さんについて、「活動は休止しない」「既に出演が決まっている映画やドラマのほか、オファーを受けているものも多くある」と話しているのですが、ドラマ関係者は「不倫のイメージは制作側やスポンサーに嫌がられるので、白紙になる仕事も多いのでは」と推測し、今回明らかになったW不倫騒動は仕事に大きな影響を与えるのではないかとみられています。
そして、これに対してネット上では、
- ベッキーコースを辿ってるけど、ベッキーは独身だからな…家庭持ちだと更にイメージは悪いよな。そりゃ。
- 身から出たサビとしか言いようがない。自業自得。こうなりたくなければ最初から不倫しなければいい。
- 不倫スクープされる直前くらいにテレビで過去の事でご両親には沢山迷惑をかけてしまった、今はもう大丈夫みたいな発言されていたんですが、やはり無理なんですね。嘘ばっかり。“飯がまずい毎日を送っている”という発言が本心だと思います。
- あの緩い会見で、斉藤由貴だから仕方ないなぁと世間を思わせることに成功し、普通に仕事に復帰していたのにね。今回のことはそれを壊してしまうほどの破壊力。あのキス写真の目がもういっちゃってるもんね。これで何事もなくしようなんてもう無理でしょ。
- ここまでやっておいて、何度も言い訳に“子どものため”を使うんだよね。子どもをめちゃめちゃにしたのにね。これ人間としての部分だから不倫以上だよ。好感度は大幅に下がると思うよ。母親役どころか芸能活動全般に大きな影響が出るんじゃないの。
などのコメントが寄せられています。
斉藤由貴さんは結婚する前に2度不倫が発覚しており、以前から決して良いイメージが持たれていたわけではないのですが、今回は結婚後初めての不倫スキャンダルで、今は高校生や中学生の子供が3人おり、会見では当初不倫を否定していたにも関わらず、キス写真の流出などによって不倫を認めるという対応をとるなど、イメージがより悪化するようなことをしてしまったことから、CMなどの降板は当然かと思います。
昨年1月に『週刊文春』によって、『ゲスの極み乙女。』の川谷絵音さんとの不倫をスクープされたベッキーさんも、報道後間もなく行った釈明会見では川谷さんと友人関係であることは認めたものの不倫については否定。
しかし、『週刊文春』は続報としてLINE上での2人のやり取りを公開し、ベッキーさんが会見前に「友達で押し通す予定!」「逆に堂々と(交際)できるキッカケになるかも」といったメッセージを送っていたことが判明し、これが決定打となって10社のCM契約が打ち切られ、レギュラー番組への出演も見合わせることになりました。
斉藤由貴さんも同様に会見後、2年前に撮影されたというキス写真が5日発売の『フラッシュ』に掲載され、さらに12日発売号には、斉藤さんの自宅とみられる場所でA氏が女性用下着を頭にカブっている写真も掲載されており、イメージはかなり悪化してしまったものとみられます。
なお、斉藤由貴さんも今回のスキャンダルによって、仕事に影響を与えることを覚悟していることを明かしており、11日に発表したコメントでは「今後お仕事で派生するペナルティーは、覚悟してお受けいたします。」とし、「斉藤にやらせよう、とせっかく依頼してくださったのに、本当に申し訳ありませんでした。」と謝罪しています。
斉藤由貴さんは10日に51歳の誕生日を迎えたのですが、50代には見えない若々しさと美しさで数年前から再ブレークし、ドラマやCMに数多く出演していたものの、またしても不倫によってそれを台無しにしてしまったのが残念ですね。
現時点ではまだCM降板などは決定したわけではなく、どれほどの影響を与えるのかは定かではないため、今後どのような判断が下されることになるのか注目したいところです。