歌舞伎俳優・市川海老蔵さん(本名=堀越寶世 ほりこし・たかとし 43歳)が、若手ビジネスマンをターゲットにしたメディア『新R25』のインタビュー取材に応じ、父親としての心構えや子育て論などを語っているのですが、その内容がネット上で物議を醸しており、批判の声が多く上がっています。
このインタビューでは、『新R25』の編集者・福田啄也さん(29)が市川海老蔵さんに、自身も含めて「R25世代」(25歳~30代前半)が抱えている親になることへの不安について相談しています。
市川海老蔵さんは「父親になる時に不安はなかった?」との問いに、「不安ですか…そういう悩み、私は小学生の時に卒業してしまいましたよ。私は8歳の時から、自分に子供ができたらどういう教育をして、どういう風に過ごさせて、どんな時間を共有するか考えてました。10歳ではある程度の方向性まで決まってましたね。」
と答えています。
<↓の画像は、学生時代の市川海老蔵さんの写真>
なぜ小学生時代から子育て論を考えていたのかとの問いには、「私自身、親の子育てに対してやや疑問を抱く部分があったからです。」「かなりスパルタに育てられました。ただ、合理的ではないなとは思っていたんですよね。『それは本当に必要なのか?』『もう少し上手く学ぶことはできないのか?』ということをずっと考えていました。自分が親になった時には、必要最低限のやらなきゃいけないことを明確にして、最短で大きく成長をできるルートを用意してあげたいなと。『いつか親になるのが不安…』と言うよりも、今の内にいくらでもシミュレーションをしておけばいいんですよ。なんでその時になるまで待ってるんですか?」
と語っています。
<↓の画像は、『新R25』のインタビュー取材を受けた市川海老蔵さんの写真>
子育てをする上で、これだけは大切にしていることは?との問いには、「全てです。“これだけは”なんて考えている時点で全然ダメ。生き方・考え方・勉強・人との向き合い方…その全てを子供には伝えないといけないと思いますよ。」
との持論を展開しています。
これに対して、「常に気を張っているのはキツくない?」と問われると、「それは子供のことをまったく考えてない発言」とし、「子供は親の全ての行動を見ているんですよ。不機嫌な時のちょっとした一言や、焦っている姿勢とか。自分が気づいていないところでよからぬ影響を与えたり、信頼を失わせてしまったりしますから。毎秒、背中を見られているつもりで生きる。それを当たり前と思わなくちゃ。」「(海老蔵さんはずっとそれを意識できている?)当然ですよ。」
と、親になるのであればそれぐらいの覚悟が必要だと言い切っています。
<↓の画像は、自身の子育て論を語った市川海老蔵さんの写真>
他にも、親子でどのような会話をしているのか聞かれると、「何でも話しますよ。それこそ大人同士でするような会話も。例えば先日なんかは、『A社の方が車を販売する数が圧倒的に多いのに、B社の方が企業価値が高い。なぜだと思う?』とか。我が家では、実際に投資の経験もさせています。去年のアメリカ大統領選挙の時には、『それぞれの候補者が勝った時に経済にどんな影響があるか?そこを踏まえてどこに投資するか?』ということを考えてもらって、私が代理で株を買っているんですよ。」
と、長女の市川ぼたんさん(本名=堀越麗禾 10歳)、長男の堀越勸玄くん(8)とは、政治経済の話もしていること等も明かしています。
<↓の画像は、市川海老蔵さんと子供たちの写真>
市川海老蔵さんはこのインタビューで子育てなどについて、かなり高い意識を持って取り組んでいることを明かしているのですが、これに対してネット上では、
- 若い子相手にドヤってますね。悩むどころか、真剣に考えてすらないんだろうなと思う。
もし子供の将来をきちんと考えていたら、父親のいない子を作る前に防げるよ。 - こういう持ち上げインタビューって増長を生んで罪深いなあと思う。ツッコミとか否定が一切ないから自分に酔い放題、語り放題。
泥酔してリオンに殴られてた人が、めちゃくちゃ意識高いこと言ってて面白いけど - 幼い頃から父になる感覚を身につけていたという割には、六本木や麻布などで素行悪く親泣かせだったね。今も思春期の娘がいるのに、仕事先に二股女性たちを呼んだり。
親になる感覚があったとはどう考えても信じがたいけどが、海老蔵の素行を知らない若者も多いだろうし、こういうのは言ったもん勝ちだね。
子供たちの為にも亡くなった奥さんの為にも、素行には気をつけてほしいね - 8歳の時に父親になる覚悟ができてた?!この人、何を言ってるんだろう?ちょっと理解できない。
この間も、息子襲名させたい、みたいな記事を読んで思ったけど、この方は、ビッグマウスと言うよりも、自分を大きく見せようとして必死という感じがする。
こういうインタビュー記事で語っていることと、普段の言動や過去の行いなどがあまりにもかけ離れ過ぎていて…。 - お金があれば何やってもいい、反社的なこともコンプライアンス違反になることも帳消しにできることを実践しているからこそ言える発言ですね
一般人でよほどの資産家でない限りこういうことは言えないし出来ない - 今までの行動が「父親になる為の行動」とはかけ離れて居たでしょ。
結婚せずに認知だけした隠し子が居るし、父親になる覚悟があったのなら、そんな状態にはならなかったはず。
ガラが悪い人が行き交う場で暴行事件にまでなったし、被害者と言えども普段から傲慢な言動や、やりたい放題の事をしてたから、要らぬトラブルを招いてたと思う。
麻央さんが居たからまだちゃんとした風になってるけど、根本は何も変わってない
などの声が上がっています。
市川海老蔵さんは一般家庭とは大きく異る特殊な家庭環境に生まれ育ち、生まれながらにして代々続く歌舞伎役者になることは既定路線で、自身も後継ぎを残して育て上げるという大きな役目があり、早い段階で様々な覚悟は持っていたのだろうとは思います。
ただ、市川海老蔵さんは25歳だった2003年2月に週刊誌によって、4歳年上の元歌手・日置明子さん(ひおき・あきこ 47歳)との間に、1年前に女の子(現在19歳)が誕生していたこと、日置さんとは結婚せずに子供を認知していたことが報じられました。
この報道後に緊急記者会見を行った市川海老蔵さんは、8年前の高校生時代に出会った日置明子さんと交際し、2002年1月に子供が誕生したこと、その子供を認知したことは事実だと認めた上で、なぜ結婚しなかったのか理由を聞かれると、「自然の流れで…そうなりました。苦悩の日々で、大いに苦しみましたが…僕が全ての責任を負います」と答えていました。
また、子供に父親がいないのはどう思うか問われると、「心が痛みます。(生後2ヶ月に一度会ったが)今はほとんど会っていない。だけど、子供が成長した時に『会いたい』と言ったら、会うつもり」「(日置さんとやり直すつもりは?)ないです」
などと答え、理由は不明ながら日置明子さんとの結婚は「考えられなかった」としていました。
こうした“隠し子”騒動を巻き起こした市川海老蔵さんはその後も、市川ぼたんさんの妊娠が発表される少し前の2010年11月に、半グレ集団『関東連合』のメンバーだった石元太一さん等と酒席でトラブルに発展、石元さんの仲間から暴行を受けて重傷を負い、顔面整復手術を受けるという大事件も起こしています。
最近では、地方公演中に20代前半の女性・A子さん、30歳前後の女性・B子さんと、それぞれ別の日に密会していたことが週刊誌にスクープされており、A子さんには1万円札の束を手渡す場面も撮影されていて、様々な憶測が飛び交いました。
市川海老蔵さんはこの件に関しては完全スルーを続け、二股交際疑惑の真相は明らかになっていませんが、これまでに海老蔵さんが起こした様々なトラブルから、今回のインタビューでの発言はツッコミどころ満載ながら、子供に誇れる父親だと自負するのであれば、今後また大きなトラブルを起こし、子供たちに悪影響を与えることがないようにしてほしいですね。