18日発売の週刊誌『週刊文春』によって、美人看護師との不倫スキャンダルを報じられた音楽プロデューサー・小室哲哉さんが19日に会見し、報道に対する釈明だけでなく、自身の引退も表明したことで大きな波紋を呼んでいます。
小室哲哉さんは1980年代~2000年代にかけて、数多くのアーティストの楽曲プロデュースを担当し、1990年代には“小室ブーム”と称される一大ブームを巻き起こしたことで知られており、偉大な功績を残しているだけに突然の引退表明には悲しみの声だけでなく、不倫スキャンダルをスクープした『週刊文春』に怒りの声も噴出し、同誌の公式ツイッターアカウントは炎上状態になっています。
吉本興業所属のピン芸人・エハラマサヒロさんは19日、小室哲哉さんの引退表明後にツイッターを更新し、「小室哲哉さん引退て…税金で生活してるんじゃないし一生モノ作りしてくれた方がみんな有り難いのに…もう不倫報道ええやろ。誰にも迷惑かけてない事は放っておきなさいよ!! 雑誌がまた一人の天才を殺しました。」
とツイート。
<↓の画像が、エハラマサヒロさんのツイート>
さらに、実業家・タレントの“ホリエモン”こと堀江貴文さんもツイッター等を更新し、「やっとクソ文春のヤバさが大衆に浸透してきたか。結局こうなるしかないビジネスモデル。誰得と言い続けてきたの俺だけ。ベッキーの頃は持ち上げてる奴らばっか。俺だけがベッキーの頃からクソ文春と言い続けてきた。こいつらは調子に乗って部数稼げてるって思い込んでるだけだから、大衆から攻撃されるとすぐメンヘラになる。すぐに潰せる」
などと綴っています。
<↓の画像が、堀江貴文さんの投稿>
この他にも様々な著名人たちも『週刊文春』の不倫報道に対して怒りをあらわにしているのですが、2年前に“文春砲”の標的となり、大ダメージを受けたロックバンド『ゲスの極み乙女。』のボーカル&ギター・川谷絵音さんが19日、自身のツイッター上に投稿した一文がネット上で物議を醸しており、炎上状態になっています。
川谷絵音さんは2016年1月に、タレント・ベッキーさんとの不倫スキャンダルをスクープされ、当時既婚者だったにも関わらず、2015年10月に出会ってからは週1回ペースで密会を繰り返していたことや、年始にはベッキーさんを連れて長崎の実家を訪れていたことなども発覚しています。
<↓の画像は、『週刊文春』の報道で発覚した“ゲス不倫”>
また、ベッキーさんとはLINE上で離婚届を「卒論」と称してやり取りし、不倫発覚後も反省する素振りを見せず、「逆に堂々とできるキッカケになるかも」「ありがとう文春」「感謝しよう!」などと綴っていたことが発覚し、“ゲス不倫”と称されたこの不倫スキャンダルは世間から猛バッシングを浴びました。
<↓の画像が、『週刊文春』掲載のLINE上での2人のやり取り>
(吹き出し右側が川谷絵音さんの投稿)
<↓の画像は、LINEから流出したツーショット写真>
そんな川谷絵音さんは19日夜に自身のツイッターを更新し、「友達も減ったし関わる人も減ったけど、音楽は何も変わらず僕のそばにいる。作った音楽はずっと残る」とツイートした後に、「病的なのは週刊誌でもメディアでもない。紛れも無い世間。」とツイートしたことで炎上しています。
<↓の画像が、川谷絵音さんのツイート>
川谷絵音さんの投稿に対するネット上の反応は、
- お前が言うな
- 病的なのは不倫したお前だろ
- 気持ちは分かるがお前だけには云われたくない
- 小室は介護が大変だし同情するが、お前はダメだ
- 一理ありますが貴方が言う資格は無い
- 小室とキノコは同じ立場じゃねえぞ
- 小室はなんか許せるがゲスは許せん
- 病的なのはあなたでは?アンチでも何でもなかったけどこのコメント見たら腹たつわ!
- 週刊誌も世間も、だと思う。そして川谷さんも世間の一部。自分だけ高みの見物だと思わない方が良いと思います。
- 確かに最近の世間はどうかしてるけど 奥さんいるのにベッキーと旅行は無いわ
- 言いたいことはわかるけど、あなたは全く反省していませんね。心のどこかで誰かを逆恨みしているいちは、あなたの環境は変わりません。事の発端は自分です。私からすれば、全く懲りていないあなたの方が病的に感じます。
- あなたは妻がいるのにベッキーという人を自分の実家に連れて行きました。こういうのを『病的』と言うのですよ。
などと、「お前が言うな」とバッシングを浴びています。
小室哲哉さんの場合は、2011年10月に妻・KEIKOさんがクモ膜下出血で倒れ、高次機能障害とみられる記憶障害などが後遺症として残っていることが明らかになっており、会見では介護疲れや自身の体調不良もあったことを告白しています。
また、相手の女性との不倫関係は否定した上で、色々な相談事をしたり、体のケアなどサポートしてもらっていたことを明かしています。
病気を患ってからのKEIKOさんの状態などから、小室哲哉さんに同情する声が多く寄せられるのは理解できますし、現在置かれている状況などを考えて、スルーした方が夫婦のためだったのではないかとも思います。
そして、『週刊文春』は2016年ごろから世間の反応などを見て、著名人の不倫スキャンダルに力を入れ過ぎているなとは感じますし、川谷絵音さんが指摘するように世間も芸能人たちの不倫スキャンダルに対し、異常に反応し過ぎているとは感じられます。
しかし、ブレークする前から支えてくれた当時の妻を裏切って、結婚から数ヶ月後に出会ったベッキーさんと不倫関係となり、旅行したり、実家に連れていくなどのゲス行為をした“加害者”側の川谷絵音さんが、世間の異常反応を批判するのはオカシイのではないかと感じますし、反省していないなと受け取られても仕方がないと思います。
このような発言をする限り、“病的”な世間からの批判は今後も続くことになるのではなるのではないでしょうかね。