女優・タレントの藤吉久美子さん(56)と大阪・ABC朝日放送の敏腕ゼネラルプロデューサー・A氏のW不倫スキャンダルが、14日発売の週刊誌『週刊文春』によって報じられたことを受けて、藤吉さんの夫で俳優・歌手の太川陽介さん(本名=坪倉育生 58歳)が記者会見を行いました。
芸能事務所『サンミュージック』に所属する太川陽介さんは、昨年1月にタレント・ベッキーさんも釈明会見を行った事務所の会議室で記者会見を行い、「もう…本当に、今回は、うちのバカモンが、本当にバカモンが軽率な行動を取って、こういう騒ぎになってしまって本当に申し訳ありません。」と頭を下げ、藤吉久美子さんに代わって今回のW不倫スキャンダルを謝罪しました。
<↓の画像が、会見した太川陽介さんの写真>
太川陽介さんは9日午後に自宅へ訪れた『週刊文春』の記者から、藤吉久美子さんとA氏が不倫関係にあるようだという話を聞かされ、説明を続けようとする記者に対して「ごめん、それ以上は聞きたくない」と遮っていました。
その時の心境については、「それは僕もショックで。何を聞かれたか、僕もその当時のこと覚えてないぐらいショックだった」と明かしています。
また、藤吉久美子さんが帰宅後のことについて、「ちゃんと説明しなさいと言って、説明を始めた。1つ、聞く度に『バカモン、何やってるんだ!』の連続で…。ホテルの一件は、聞いた時に『それは駄目だよ…駄目でしょ』と…。」と語り、藤吉さんは太川さんに「とにかく、疑われるような軽率な行動を取ってごめんなさい…本当にすみません。そういうのじゃないから、信じて下さい」と謝罪したといいます。
<↓の画像は、W不倫を報じられた藤吉久美子さんの写真>
これに対して太川陽介さんは、「よし、分かった。信じる…でも、大変だぞ、これから。誰が見たって、誰が聞いたって…そう思うのだから、世間から厳しい目で見られる。本当に大変だから。でも、もう守るから、大丈夫、終わり!」と言って、責め立てることはしなかったそうです。
このように説明した後に記者からの質問に応じた太川陽介さんは、藤吉久美子さんが11月に宮崎県都城市で行われた地元の祭りにゲストとして招かれた際、同行していたA氏と同じホテルに宿泊し、ホテルの部屋で一夜を明かしたことについてどのような説明をされたのか聞かれると、
「お姫さまの格好をしてパレードに出た。全部衣装を着て相当、疲れただろう。彼女のことだから、ファンサービスを頑張ったんでしょう。とにかく、クタクタで…ものすごく(体が)バキバキになったみたい。終わってから何時間か、地元の人でマッサージを出来る人にやってもらったんだけど、それでも駄目で、部屋に帰った。翌日のコンサートの用意があって、その方に『こんな状態なんで(マッサージを)やってもらいますか』と(部屋に)来てもらった。彼女、動けないくらいだったらしくて、心配して、その人は隣で見ていて、そのうちに久美子が寝ちゃって、その人もそのまま寝ちゃったという説明…疑うよね!(普通、ありですか?)普通、ないよ!!」
と答えています。
追及はしないのか問われると、藤吉久美子さんが「でも、そういうことはありません」と否定したとし、「僕は、とにかく信じている。ないと言うんだからないと。」と話しています。
相手のA氏とは面識があるのかという問いには、以前からお世話になっているという話は聞いていて、過去に「紹介したいから」と言われたことがあったそうなのですが、1度も会ったことはないといいます。
藤吉久美子さんの不倫相手として報じられたA氏は、ABC朝日放送のゼネラルプロデューサーで妻と子供がいるのですが、現在は東京支社に単身赴任中だと『週刊文春』は伝えています。
記事によると、A氏はABC朝日放送のドラマ部門ではトップに立つ人物で、藤吉久美子さんはここ数年、A氏が担当の2時間ドラマに立て続けに出演。
2013年からはA氏が手掛けるドラマに毎年出演しており、2015年3月放送の『温泉(秘)大作戦15』(テレビ朝日系)、今年9月放送の『広域警察9』(同)などがA氏が手掛けたものだとしています。
なお、これらのドラマにプロデューサーとして名を連ねているABC朝日放送のプロデューサーは、1982年に同局へ入社している深沢義啓さん(ふかざわ・よしひろ)のみとなっています。
<↓の画像は、ABC朝日放送のプロデューサー・深沢義啓さんの写真>
A氏は、自身が手掛けるドラマに藤吉久美子さんを出演させているだけでなく、藤吉久美子さんが最も力を入れているという歌手活動のバックアップもしており、2015年4月に初ライブを行って以降、会場やバンドメンバーを探しをしたり、プロデューサーとして全面的にサポートしているといいます。
2人が親密な関係にあることは周囲にも知られていたようで、ドラマ関係者は「『温泉(秘)大作戦15』の際には2人の関係はスタッフの間で公然のものとなっていた。ロケで1週間、島根に滞在したのですが、夕食のたびに藤吉さんが酔いにまかせてAさんにベタベタとくっついていました」と証言しています。
<↓の画像は、2015年に初ライブを行った藤吉久美子さんの写真>
そんな2人はプライベートでも頻繁に密会を重ねており、単身赴任中のA氏は東京・港区内にあるマンションに住み、藤吉久美子さんが頻繁にそのマンションを訪れる姿が確認されており、藤吉さんは合鍵を持っている様子でマンションの裏口からスムーズに入っていく姿なども目撃されています。
こうした現場もキャッチされているものの、9日にA氏と一緒に居るところを『週刊文春』の記者に直撃された藤吉久美子さんは、A氏との不倫交際を否定しており、A氏から奥さんを紹介されたこともあると明かしています。
<↓の画像は、『週刊文春』の直撃取材を受けた藤吉久美子さんとA氏の写真>
マンションの合鍵を持っている理由については、沈黙をした後に「…いや、たまたまですけども…(笑)」、特別な意味を持つのではないか聞かれると、「…便利とかっていう…(笑)」と語り、A氏に対し恋愛感情は持っていないのかについては、「尊敬してますね、はい。そうだし、私が人の前で歌うことができるっていうのはAさんのおかげなので」と答えています。
一方のA氏は、なぜABC朝日放送の社員が、藤吉久美子さんの歌手活動をバックアップしているのか聞かれると、「プロデュースをボランティアでやってあげてます」「歌が魅力的だから」と回答しています。
また、ホテルの部屋で朝まで過ごしていたことについては、「それはあの、打ち合わせとかしてることもありますから」といい、朝まで打ち上げをするのか?という問いに対しては、「いや、そんなことはないです、朝は(同じ部屋から)出てないと思います」と否定しています。
A氏が藤吉久美子さんの歌手活動を支えているにしても、自宅の合鍵を持っていたり、プライベートで頻繁に会ったり、ホテルの部屋で一夜を明かしたりと怪しい行動があまりにも多く、クロに限りなく近いとみられるのですが、藤吉さんから直接話を聞いた太川陽介さんは妻の言うことを信じるという選択をしています。
A氏の自宅の合鍵を持っているということについて、会見では特別な関係だと思うと答えつつも、
「ライブは個人の活動でやっている。周りの人も、みんなボランティア。いつも満席にするくらいやっているし、ポスターも毎回、作って、グッズも売って、とても個人でやる規模じゃないのをやっている。あの子(藤吉)の性格だから、みんなに申し訳ない…自分が空いている時は自分で行ってやると言って(ライブの準備をしに)行っていた。出来るだけ、相手の人がいる時に行っていたんだけど、なかなか時間も合わなかったりして、やらなきゃいけないことが多い。先方が『いない時も(マンションの部屋を)使って良いですよ』と(カギを)もらった。そういう時は使わせてもらって、そうじゃない時は返して、忙しくなると『すみません』借りるみたいな感じで持っていた」といった説明を受けたことを明かした上で、そうした話を信じるのかについては、本人から3、4時間にわたって事情聴取のように話を聞いたとし、「そうしないと納得できないからさ。全て聞かないと納得できない。」
と話しています。
さらに、今後については合鍵を持つような関係は続くわけないとし、A氏との関係性を変えてもらうのか聞かれると、「次のライブは、もう全くスタッフを一新して…それは、もちろん。これだけ、みんなから疑惑の目を向けられて…それは、もう無理でしょう。」と答え、それに対して藤吉久美子さんも納得していると明かしています。
そして、離婚はしないのか聞かれると、「みんなが、みんなそう(不倫していたと)思っても、僕は信じますよ。」と答え、離婚の話については、「もちろん。僕が言った。『離婚はしない、大丈夫』と。いくらそういうことをしてなくたって、これだけ騒がせたら、僕に愛想を尽かされるかもしれないと思ったんでしょ。」と話していました。
妻の言い分を信じる理由については、「かみさんだもん。それは、かみさんだからでしょ。僕が違う人の記事を見たら「絶対(怪しい)」と言うけれど…やっぱり、自分のかみさんのことだから。みんなが、そう思わなくても信じますよ。」と答えています。
A氏に対して何か言いたいことは?という問いには、「本当に、よくやってもらったんですよ。それは本当に感謝しています。悪いのは、本当にうちのバカモンです。」と責めることはせず、藤吉久美子さんの脇が甘く行動が軽率だったとしています。
また、記事が出ると聞いた時には2001年に誕生した一人息子・弘喜さんにも話をしたそうで、「(報道が)出ると聞いた時、僕とかみさんとで、息子に『実はこう、こう、こうで、パパはママのこと信じているから』って話したら『僕も信用しているから』と息子が言ってくれた。その後、息子がやたらテンションが高いから、明るくしているんだろうと思って、抱き締めて『今日、パパと寝るか?』って言ったら『いいよ』って言った後に『僕はいいよ…パパはママの側にいてあげて』って…。(泣くのを)我慢しましたよ。『じゃ、久しぶりに川の字で寝ようか』って言って、その日、川の字で寝たんですよ。もう、ずいぶん久しく、そんなことなかったんですけど」
と明かし、最後には「僕は守っていきます。僕は、とにかくあの2人を守っていきます。本当に…あの三角形を絶対、壊したくない」と語っていました。
『週刊文春』の記事を読む限り、藤吉久美子さんとA氏は不倫関係にあると言われても仕方が無く、太川陽介さんもホテルで一夜を明かしたという報道に対して「誰が聞いたってクロでしょ!?」と答えています。
それにも関わらず妻の言い分を100%信じることを決め、責め立てるようなことはしないということに対し、ただただ感心してしまいました。
藤吉久美子さんのことをあまり責め立てず、なるべく事を荒立てないようにしているのは、一人息子の今後を考えてという部分も大きいのかもしれませんが、ここまでの対応を取れる人はそう多くはないと思います。
太川陽介さんは、あのマイペースな蛭子能収さんと『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』(テレビ東京系)で長年コンビを組んでいましたが、やはり寛大な心を持っている方なんでしょうね。
今回の報道を受けて藤吉久美子さんは相当反省している様子で、今後はA氏と距離を置くといった対応をするようなのですが、藤吉さんも会見を行うとしていることから、今回の件についてどのような説明をするのか注目したいところです。