女優・広末涼子さん(42)のW不倫スキャンダルが波紋を広げるなか、事務所の後輩で3年前に同じく週刊誌『週刊文春』によって、俳優・東出昌大さん(35)との不倫スキャンダルをスクープされた女優・唐田えりかさん(25)が、主演映画の公開にあたって複数のメディアのインタビュー取材に応じ、そこでの発言が物議を醸しています。
唐田えりかさんは23日から公開のオムニバス映画『無情の世界』の1編『真夜中のキッス』(佐向大監督)で主演し、2021年に撮影されたこの作品で唐田さんは、重罪を犯しながらも自首を拒否し、様々な人を巻き込みながら逃避行する悪女を演じています。
24日に行われた公開記念舞台あいさつで佐向大監督は、唐田えりかさんが演じた役柄について、「悪女と言いますか、かなりヒドい役をやってもらった」「とにかく唐田さんが魅力的に見えることが一番この映画にとっていいことだと思った」「ヒドい女なんですけど、魅力的で、面白いキャラクターになったんじゃない」
とコメントしています。
一方の唐田えりかさんは、「私自身も、わー、ヒドいなと思うところが結構ありましたね(笑)。でも、それが魅力的に映っていたらいいなと思って演じました」
などと語っていました。
映画公開にあたってのインタビューでは、不倫スキャンダルで芸能活動休止時のことを振り返り、「あの時間がなかったら、今の役、今の感情に繋がっていないので、本当にたくさんのことを学びましたし、知らなきゃいけなかった時間だったと思っています。携帯電話はない、テレビも見ない、映画も見ないという生活をしていました。小説を読んで、1週間に1回レポートにまとめて、(所属事務所の)社長に渡して、話し合ったり。できる範囲で会社のお手伝いをしたり、自分が芝居しているところを撮ってみたり、そんなことを毎日して過ごしていました」
と語っています。
続けて、「社長は自分以上に自分と向き合ってくださったので、自分も絶対に頑張らなきゃいけない、これはお芝居で返すしかないと思って、今やっています。社長がいてくださらなかったら、今の私はいないと思っています」
と、事務所社長への感謝の言葉も口にしています。
これ等の発言に対してネット上では、
- 人様の家庭ぶっ壊してコイツは何言ってんだ
- 人を傷付けておいて、あの時間がなかったらとか…
- 不倫して出られなかったのに、病気で休養してたみたいな言い方してるの何なん?
- あの時期があったから、って普通は無い。何を勝手に良い糧になりました的なものの言い方してんだ
- 貴重な良い体験をしました、みたいな言い方してる。不倫した加害者が反省するべく干されていた事実をねじ曲げてどうすんの
- なんかすごい言い方。自ら学びのために休業したみたいな。不倫という不祥事で、出られなくなってただけなのに。反省の気持ちはあるの?
などの批判が殺到しており、炎上状態になっています。
唐田えりかさんは2020年1月に不倫スキャンダルをスクープされ、これにより複数のドラマを降板して表舞台から姿を消しましたが、その後も様々な報道が相次ぎ炎上が続き、不倫報道から半年後には東出昌大さんと女優・杏さんの離婚が成立し、バッシングはさらに過熱しました。
そして、2021年8月に所属事務所『フラーム』が公式サイトで唐田えりかさんの新たな宣材写真などを公開、唐田さんは不倫スキャンダルに対して謝罪コメント等を出すことなく、芸能活動を再開させて現在に至ります。
これは事務所側の判断と見られますが、今回のインタビューからも不倫によって家庭を崩壊させたことに対して反省の色は見られず、活動休止期間をプラスに捉えるような発言には疑問を抱きますね。
ちなみに、W不倫報道で大炎上中の広末涼子さんは週刊文春の取材で、事務所側の対応に対して不信感を抱き、デビューから25年以上の付き合いの社長を信じられなくなってしまったと告白する中で、「うちの会社のスタイルとして、今までもそうでしたけど、私の大好きな戸田恵梨香だったり、唐田(えりか)だったり、(有村)架純ちゃんだったり守っていけるのかって思った時に凄く不安になったんですね。それが他の会社だったらあの人(事務所社長)のやり方じゃなかったら守れたんじゃないかって、私は思うんです。」
といった発言をしています。
その一方で唐田えりかさんは社長への感謝の思いを語り、事務所から猛プッシュを受けて今年は3本の映画で主演しているのですが、『女性自身』が先月発表の「応援したくない“不倫報道”女性有名人ランキング」で、ベッキーさんや上原多香子さん等をおさえ、元モーニング娘。の矢口真里さんに次いで2位にランクインするなど、世間からの嫌われっぷりを露呈しています。
芸能人は好感度が何よりも重要で、加えて唐田えりかさんは女優としての評価自体もどちらかというと低いだけに、今後の作品で良い演技を見せるだけでなく、言動などにも注意を払って少しずつでもイメージを回復させていくことが必要だと感じますね。