中居正広の女性トラブルで暗躍、フジテレビ元編成部長の悪行を不倫相手が語る。セクハラや女性アナ置き去り、暴力的な行為も?

中居正広さん(52)と元フジテレビアナウンサー・X子さんのトラブルを発端したフジテレビの騒動で、第三者委員会によって複数の不適切行為を指摘されたフジテレビの元編成幹部・A氏（調査報告書ではB氏）の裏の顔を、元不倫相手の30代女性・佐藤美穂さん（仮名）が週刊誌『フライデー』で暴露しています。

佐藤美穂さんは今年1月にもフライデーの取材に応じ、A氏と不倫の末に法的トラブルになっていることは事実と認めつつも、弁護士を立てて争っている最中とのことで、トラブルの詳細については明らかにしなかったとのことでした。

しかし、佐藤美穂さんは第三者委員会の発表を見て、A氏の自分勝手な対応に辟易したといい、自身が受けた被害を明らかにすることで、被害者が1人でも減るならと考えて再びフライデーの取材に応じたといい、「Aさんはテレビ業界が産んだモンスターです」と語っています。

前回の記事では、佐藤美穂さんの知人がA氏と佐藤さんのトラブルを告発しており、佐藤さんは大学を卒業後にテレビ業界で働き、AD（アシスタントディレクター）をしていた時にA氏と出会ったそうです。

＜↓の画像が、A氏と不倫関係にあった佐藤美穂さん（仮名）の写真＞

佐藤美穂さんは元々、A氏が手掛けるバラエティ番組が好きで憧れの存在だったといい、約4年前にLINEで「よかったら会いませんか？」「ラクだから宅飲みがいい」といったメッセージが届き、それに応じたところ佐藤さんの自宅にいきなり来たそうです。

そして、A氏は妻子持ちにも関わらず、いきなり佐藤美穂さんに体の関係を迫ってきたそうですが、佐藤さんはそれをなんとか断ったものの、この時のことがトラウマになり、引っ越しまでしたと知人が明かしています。

しかし、A氏とはその後も仕事現場で顔を合わせることもあり、A氏からしつこく関係を迫られ、押し切られる形で不倫関係になってしまったといいます。

その後、A氏は佐藤美穂さんに「俺の家は2世帯住宅のような構造で、居住スペースを分けて生活しているから、家族とはほとんど会っていない」などと話し、佐藤さんの自宅に泊まり、そのまま仕事現場に向かうこともあったそうです。

不倫関係になって以降、A氏は数週間に1回のペースで佐藤美穂さんの自宅を訪れていたほか、行為の際には佐藤さんをビンタしたり、軽く首を絞めるといった暴力的なことをし、「俺はそれが好きなんだ」などと言っていたとのことです。

また、2022年冬ごろにはA氏が「楽しいよ」と言って、3人での性的な行為を提案されたこともあったようだと知人が語っています。

佐藤美穂さんはA氏から酷い扱いを受けながらも、関係を断ち切れない状態が2年近く続いたそうですが、A氏からされた行為によって強い精神的なショックを受け、それが原因で仕事ができなくなり会社を辞め、テレビ業界からも距離を置いたとのことでした。

そのため、佐藤美穂さんはA氏に対して賠償を求めて弁護士を立て、A氏と話し合いをしているといいます。

この報道から2ヶ月以上経ち、再びフライデーの取材に応じた佐藤美穂さんはA氏について、「強引に迫られたとはいえ、不倫関係になってしまったことは後悔し、反省しています。ただ、私はずっと彼の都合で振り回されてきました。彼からはいつもいきなり当日に連絡があり、断っても自宅まで押しかけてきます。」と語っています。

また、「『好きな芸能人いる？ 今度、その人との飲み会に呼んであげようか？』『企画書、書いてよ。会議に掛けてやるから』など、仕事の口利きの提案もされていました。こうやって立場を使う人なんだと思いました。私だってプライドがあるので、お願いしたことはありませんが……。港元社長との関係も深かったようです。よく『“港さん案件”をまた任されちゃったよ～』と自慢を聞かされました。あと、中居さんと松本人志さんのことは“マブ”と呼んで、月に2～3回のペースで会っていました」と明かしています。

佐藤美穂さんはフジテレビの社員だったのか、それとも番組制作会社で働いていたのかは不明ですが、妻子持ちであることを知りながら不倫していたことは事実なので、佐藤さんにも問題があるのは間違いないものの、A氏も中居正広さんと同様に立場を利用して女性に近づき、強引に関係を迫まるなどして精神的に大きなショックを与え、そして仕事ができなくなるまで追い詰めたのだとすれば非常に悪質だと感じます。

A氏は、第三者委員会の調査報告書でも様々な問題行為が明らかにされており、佐藤美穂さんの証言や知人が語った話が全て事実だったとしても全く驚きはないですね。

A氏は中居正広さんとX子さんの間でトラブルが発生後、中居さんから指示を受けてフジテレビの対応、X子さんの状況について調べたり、中居さんから頼まれて見舞金として100万円を渡そうとしたり、『ワイドナショー』（フジテレビ系）に出演していたフジテレビ側の犬塚浩弁護士を紹介するなどしていました。

そうした中居正広さんとのやり取りについては、第三者委員会の調査を受ける前に削除し、証拠隠滅を図ろうとしていたことも明らかになっています。

他にも、中居正広さんとフジテレビの有力な番組出演者・タレントU（イニシャルではない）のために外資系ホテルで飲み会をセッティング、複数の女性アナウンサーを接待要員として利用し、女性アナ2人を残したまま部屋から出ていき、女性アナは部屋でセクハラ行為を受けました。

10年以上前には、『とんねるず』の石橋貴明さんとの飲み会に女性社員を参加させ、A氏は突然店から姿を消して2人っきりの状態にさせ、女性社員はセクハラ被害を受けたとされています。

また、A氏自身も2020年ごろに後輩の女性社員を食事に誘い、体を触ったり、キスをしようとするなどのセクハラをし、中居正広さんがトラブルを起こした2023年にも、仕事の相談を受けたことをきっかけに後輩社員を食事に誘って下ネタトークを繰り広げ、体の接触やキスをするなどのセクハラをしていたといい、第三者委員会の調査に対してA氏はセクハラをしたのはおおむね事実だと認めており、これらも立場を利用しての行為で悪質性が高いと指摘されています。

こうした調査結果を受けて、フジテレビの清水賢治社長は会見でA氏について「結構問題が多かった社員だと、私自身は認識している」「今後、事実関係を確認し厳正に処分するつもり」と語っていたのですが、フライデーなどの報道も受けて今後、どういった処分を下すのか見ものですね。