3日発売の週刊誌『週刊新潮』によって、橋本健・元神戸市議会議員(はしもと・けん 38歳)との密会、交際を報じられた自民党の今井絵理子・参議院議員(いまい・えりこ 35歳)が同日ブログを更新し、橋本さんとの交際を認めつつも、略奪不倫疑惑などについてはキッパリと否定しています。
今井絵理子議員はブログで、「極めて私的なことであり、ご報告をすることは控えていましたが、記事には事実誤認が多く、応援してくださっている皆さんには正直にお伝えしたくブログに書かせていただきます。現在、私今井絵理子は元神戸市会議員の橋本健さんとお付き合いさせていただいております。」
と、まずは橋本健さんとの交際を報告しています。
また、年明けから橋本健さんと連絡を取り合い、昨年末に妻との離婚が成立したという報告や、政務活動費の不正使用事件に対する説明や謝罪を受けたと明かし、「交際については様々なご批判等あるかと思いますが、それらは全て覚悟しております。」と、批判されることを覚悟で交際をスタートさせたとしています。
続いて、『週刊新潮』の記事には事実関係と違う点が5つあると反論しており、1つ目は記事内に登場する芸能関係者について、「芸能関係に携わっている方々とは去年から連絡も一切取っておりません。従って、私の状況を知り得る芸能関係者は存在するはずがありません。しかも、バースデーパーティなんかしていませんし、計画すらしていません。コメントの内容は全く事実と違います。」
と否定しています。
なお、『週刊新潮』の記事で芸能関係者は、今井絵理子議員が9月22日に35歳の誕生日を迎え、「東京でのパーティーを計画していた」と明かし、昨年7月に不倫スキャンダルをスクープされて以降も「ハシケンと全然別れてはいなかった」といい、騒動当初は会うのを自粛していたものの、マスコミの目が離れてからは密会を始め、休日に神戸市からわざわざ橋本健さんが上京し、今井議員と自宅デートを楽しんでいたと語っています。
さらに、「すでに『再婚』についても、2人の間では話し合っています。ハシケンは積極的なのですが、絵理子の方は少し慎重で、考慮中といった感じ。ただ、方向性としてはそちらに向かっていくのでは……」と、再婚の可能性についても言及しています。
2つ目は、昨年7月に『週刊新潮』が2人の関係を報じて以降、不倫略奪愛というワードが多用されているものの、「そのような事実はありません。不倫も不法行為もありません。これはかねてから説明している通りです。橋本さんからは、夫婦関係が破たんしており離婚調停中であると聞いてましたし、別居に至ったのも夫婦間のある出来事が原因であり、私とは全く関係のないことでした。」
と説明しています。
3つ目は、東京都国分寺市内にある今井絵理子議員の自宅に、橋本健さんが頻繁に出入りしていることを『週刊新潮』は報じており、この家には今井議員の長男・礼夢さん(らいむ 13歳)だけでなく、母親も一緒に暮らしていることから、すでに2人の交際は家族公認で、「(サザエさんの)マスオさん状態」だと伝えているのですが、これも事実とは異なるとし、「彼は、神戸市内の歯科医院で診療をしており、東京の私の家で生活をしている事実はありません。」と否定しています。
4つ目は、昨年7月に『週刊新潮』によって不倫スキャンダルをスクープされ、それが原因で橋本健さんの家族らにも大きな迷惑を掛けたにも関わらず、これまで一度も橋本さんの家族に一度も謝罪していないということに対して、「私は、報道が過熱し元奥様やお子様にご迷惑をお掛けしたことを申し訳なく思っており、代理人弁護士を通じて謝罪することを伝えましたところ、謝罪のお手紙を渡すことがいったんは決まりました。しかし、直前になって、元奥様の代理人弁護士から取りやめにしたいとの連絡があり実現しませんでした。」
と、相手側から謝罪を拒否されたと反論しています。
5つ目は、『週刊新潮』の見出しに「沖縄知事選挙の戦犯」だと記されていることについて言及しており、9月30日に投開票が行われた沖縄県知事選では、与党が推していた元沖縄・宜野湾市長・佐喜眞淳候補(さきま・あつし 54歳)が、元タレント・沖縄市議会議員の玉城デニー候補(本名=玉城康裕 58歳)に8万票差つけられて落選しました。
このような結果になったことを受けて、自民党内では早くも戦犯探しが始まっているとして、知事選の終盤である9月22日~24日にかけて、のんきに自宅で橋本健さんと密会していた今井絵理子議員の名前が挙がっていると『週刊新潮』は報じています。
これについて今井絵理子議員は、「佐喜眞候補当選のために私なりに一所懸命応援したつもりですが、力及ばなかったことについては大変不本意であり、申し訳なく思います。私自身、何度も沖縄に入り、知人や友人、友好団体などに支援を呼びかけてきましたし、沖縄で尋ねる先がなくなったので、東京に戻り、県人会を訪ねるなどして応援してきました。」
と、自分も票集めに奔走したと主張しています。
そして、最後には今後の活動について、「政治を志した原点である障がい者福祉や特別支援教育に関すること、また、子どもの貧困や基地問題など沖縄が抱える諸問題の解決にむけても地道に頑張って参ります。」
と綴っています。
今井絵理子議員はこのように『週刊新潮』の記事内容に反論しているのですが、これに対するネット上の反応を見てみると、
- 例え今井絵理子と出会う前に夫婦関係が破綻したとしても、略奪と思われたくないなら離婚成立してから付き合うべきでは?離婚成立前からあんな写真撮られたら、言い訳にしかならないでしょ。
- 国会議員の仕事は疎かにされてませんか?疎かにして交際するなら、国会議員をお辞めになればいいのではないでしょうか?
- ドラマみたいに悦に入ってるだろコレ タレントじゃねーんだから税金返せって話
- 子供ダシに議員になっといて、子供泣かせることより己の欲求を優先するとは。まあ批判の集中砲火うけてください。
- THE・タレント議員て感じ。投票した奴が馬鹿なんだけど、まあここまでクソとは思わんかったんだろうな
- ガソリーヌもそうだが、議員がプライベートで不倫してようがどうでもいい。ちゃんと政策実務能力があれば。ただし、今井にそんなもんはないだろうな
- 議員なら後ろ指さされない行動をしなければなりません。何を正当化しても、国民や市民の代表なのですから、それぐらい覚悟して議員になって欲しいです。世間的に叩かれることが分かっていてやるのは唯のわがままと思います。
などの批判コメントが寄せられています。
この件についてはタレントに転身した上西小百合・元参議院議員(うえにし・さゆり 35歳)もツイッター上で反応しており、「当時から『私も好意を抱いていた』って言って、橋本市議との“愛”を否定しなかった今井議員。それなのに、“略奪愛ではない”とか今更わざわざ言うのはしゃらくさい。」
と、名前は出さずに今井絵理子議員の言い訳を批判しています。
続けて、「今井さんが議員になってからの一番の功績は『一線を越えてはいない』というキャッチフレーズを生み出したこと。大スターだった人なのに小泉進次郎議員を超える客寄せパンダにもなれてないというのは、自民党も“ショックを受けている”だろうな。」
と、皮肉たっぷりなツイートをしています。
<↓の画像が、上西小百合さんのツイート写真>
ちなみに、上西小百合さんは昨年7月放送の『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)や『アッコにおまかせ!』(TBS系)のインタビューを受けた際にも、今井絵理子議員と橋本健さんの不倫スキャンダルについて、「なんで手をつないで寝るんですか、新幹線で。あんな写真撮られている事態でバカ以外の何者でもない」「同じ部屋のホテルでパジャマでいたんですか?バカですね。もともと有名な方なのに自覚が足りなかったのでは。」
などと痛烈批判していました。
上西小百合さんも議員時代に色々と問題行動を起こしながらも議員辞職することなく、議員活動を続けていたため、「お前が言うな」「同じ穴のムジナ」などと批判の声も上がっているのですが、発言内容は特に間違っていることではないかと思います。
今井絵理子議員は何としてでも不倫略奪愛を認めたくないようですが、昨年記事が出た時点で橋本健さんから6月に交際を申し込まれ、お互いに好意を持っていたとを認めています。
また、その時には橋本健さんから「自分の婚姻関係は4~5年前から破綻している」などと言われたと主張していますが、橋本さんの元妻は代理人弁護士を通じて、「4、5年前から破たんしている事実はない。」「去年8月、一方的に離婚してほしいと言ってきた後、9月からは妻と2人の子供を残して自宅に戻らなくなった。生活費も大幅に減額された」と反論しています。
こうしたことから、今井絵理子議員のした行為は明らかな略奪で、今回のブログからも全く反省の色が見られず、自身を正当化するばかりで呆れてしまいますが、せめて政治家としてちゃんと働いてほしいものですね。