『SPEED』のメンバーで、自民党の今井絵理子参議院議員(いまい・えりこ 34歳)が自身のブログやフェイスブックを更新し、今年春で中学2年生になる長男・礼夢さん(らいむ 13歳)とのツーショット写真を公開した上で、「私にとって、誰が何と言おうが、息子を一番愛しています。」などと綴っているのですが、ネット上では批判の声が噴出する事態となっています。
今井絵理子議員は最近の活動内容について、震災後教育や2020年に完成予定とされている八ツ場ダム(群馬県長野原町)の視察や、憲法改正に向けた自民党内での会議に参加したことを写真とともに報告し、その他に自身のボームページをリニューアルするなどして「密度の高い日々をバタバタと過ごしています。」としています。
また、3月3日は難聴や言語障害を持つ人たちの悩みを少しでも解決したいという願いを込め、耳鼻咽喉科学会が「耳の日」と制定し、各地で難聴の方々の相談が行われたり、耳の病気や大切さを学ぶための活動が行われていることを明かした上で、7年前の2011年3月5日放送のドキュメンタリー番組『なんくるないさぁ~今井絵理子が息子と歩んだ6年~』(日本テレビ系)について言及しました。
長男・礼夢さんは生まれながらに先天性の聴覚障害(高度感音性難聴)があるため、幼稚園から聴覚障害を子供を対象としたろう学校に通っており、今年中学生2年生になるのですが、『なんくるないさぁ』を一緒に観たことを報告し、「どんな気持ちで観ているのかわかりませんが、たまには親子で振り返ることも必要ですね。赤ちゃんの時のお話、意思疎通がうまくいかなくてグズっていた幼少期のお話、それもひとつ親子のコミュニケーションで大切なこと。今では立派なお兄さんになって、キスもハグも嫌がられますが(笑)、私にとって、誰が何と言おうが、息子を一番愛しています。」
と綴った上で、礼夢さんとのツーショット写真を公開しました。
<↓の画像が、ブログに投稿した長男・礼夢さんとのツーショット写真>
この写真だけを見ると、とても良い関係にある親子だなと思ってしまうのですが、今井絵理子議員は昨年7月に週刊誌『週刊新潮』によって、当時神戸市議会議員の橋本健さん(38)との不倫交際疑惑を報じられたほか、東京千代田区内の高級賃貸マンションをセカンドハウスとして使用して自宅にあまり帰らず、礼夢さんの世話を元交際相手の男性や自身の母親に任せっきりだったことが明らかにされました。
そのため、このブログに対してネット上では、
- 息子が大事なら、不倫なんかするはずない
- 説得力ゼロ
- 今更そういうこと言われても、白々しく聞こえて何も心に響かないから
- その一番愛している子に悲しく恥ずかしい思いをさせたのは誰かな?
- 嘘つけ。子供を預けてフリンしてたのはどこのどいつだ?
- そういう気持ちって別にわざわざ世に発表することじゃないでしょう。自分の中で思っていたらいいことでしょ。それとも自信がないの?
- 『息子を一番愛しています』という自分を1番愛してる。その次に金。
- 出たっ、障害のある息子が大切アピール。さてはまた何かやましい事企んでるな。
- 既婚者と恋愛してたのに?母親で、有名人なら普通は息子のために理性を持った行動するでしょ
などの批判コメントなどが殺到しています。
今井絵理子議員は、障害を持つ子どもや母親たちに、より明るい希望を持てる社会づくりをしていきたいとして、そうした活動を行っていることから、自分の子供にしっかりと愛情をかけているということをわざわざアピールしているのではないかと思います。
しかし、一連の報道によって今井絵理子議員の裏の顔が明らかにされており、礼夢さんとの生活よりも橋本健さんとの密会を優先していたことから、何を今さら息子への愛情をアピールしているんだと怒りの声が上がり、説得力ゼロ、子供を利用するなと言われるのも当然だと思います。
また、橋本健さんとの不倫交際に関してもかなり決定的な現場を押さえられているにも関わらず、「一線は越えていない」などと男女の関係を否定し、特にこれといった処分を受けずに平然とした顔で議員活動を継続していることに対しても多くの批判が寄せられているのですが、『週刊新潮』が2月に報じた記事によると、早くも自身の不倫をネタにした発言もしているといいます。
記事によれば、今井絵理子議員は2月13日に栃木県の真岡(もおか)青年会議所主催の賀詞交歓会にゲストとして招待され、そこで講演を行ったそうなのですが、その冒頭で「『SPEEDの今井絵理子』と言ったほうがしっくりくる方も多いと思いますが、えー、去年ですね、“いろいろありまして”」と話していたといい、講演出席者はその時の様子について「今井さんは悪びれていないというか、自身の不倫を題材に笑いを取っていた。反省とか、懺悔(ざんげ)とか、そういった素振りは一切感じられませんでしたね」と語っています。
さらに、この他にも不倫をネタにした部分があったそうで、「(青年会議所の男性と)先ほど一緒に写真撮ったんですけれども、もう(距離が)近くて、近くて。また週刊誌に売られちゃうんじゃないかなっていうくらい」「最近、新幹線の中では、隣はねー、秘書ですね。脇を締めてやっています。ブランケットは使っていません。相変わらず、移動中は眠いですけれど。だからついつい、新幹線では寝ちゃいそうになるんですが、今は起きてます」などと話し、会場は爆笑に包まれていたとのことです。
<↓の画像は、『週刊新潮』が新幹線内で撮影した橋本健さんと今井絵理子議員のツーショット写真>
このようにあの不倫スキャンダルをネタに笑いを取るなどし、特にダメージを受けていない様子の今井絵理子議員は、今年からは街頭演説など表に出た活動が増えていくのではないかとみられています。
その一方で、橋本健さんと現在も離婚協議中の妻は今井議員に対して相当腹を立てていることから、今後慰謝料を請求する裁判を起こすことも考えられるとも言われており、もうひと波乱ある可能性もあるようなので、引き続き今井議員の周辺の動向に注目していきたいですね。