タレント・作家の乙武洋匡さん(39)が不倫相手の20代後半女性と海外旅行していたこと、過去に妻以外の5人の女性と不倫関係にあったことを24日発売の週刊誌『週刊新潮』によってスクープされ、乙武さんは同日公式サイトを更新して謝罪文を掲載。
さらに妻・仁美さんの謝罪コメントも掲載するという異例の対応を取り、これはこれ以上騒動を大きくしないため、火消しの意味もあるコメントだと見られるものの、不貞行為をした乙武さんに責任があるにもかかわらず、被害者でもある妻にも謝罪させたことから批判が殺到しており、炎上状態となっています。
そんな乙武さんは、自民党の擁立で夏の参院選への出馬表明が秒読み状態だと目されていたものの、今回の不倫騒動によって、自民党関係者らからは「擁立断念やむなし」などといった声が広がっていると一部スポーツ紙が報じています。
乙武さんは24日に公式サイト上で謝罪し、仁美さんと話し合い「夫として、父として、もう一度、あなたを家族として迎え入れたい」と言われたことを明かし、「いま一度、自分を見つめ直し、家族と向き合っていく」などと記していました。
また、仁美さんのコメントも掲載しており、「このような事態を招いたことについては、妻である私にも責任の一端があると感じております。」と謝罪し、「今日に至るまで二人でしっかり話し合った結果、3人の子どもたちのためにも、あらためて夫婦ともに歩んでいくことを強く決心致しました。」などと記されていました。
しかし、仁美さんの謝罪コメントを掲載したことに対して、女性を中心に多くの批判が噴出しており、ジャーナリストの江川紹子さんは自身のツイッター上で「妻に謝罪コメント出させるなんて、サイテーだにゃ」とツイート、タレント・鈴木紗理奈さんも怒りをあらわにし「浮気は彼女が悪い?不倫は妻が悪い?そーいう考え方やだ!!」などとツイート。
仁美さんの謝罪コメントが掲載された理由について乙武さんの所属事務所は、「2人が話し合って一緒にコメントを出すことになった」と説明。
当面のスケジュールは白紙となっているといい、関係者によれば乙武さんが「家族と向き合う時間を作りたい」という意向を示し、もともとこの先1週間は講演などの予定は入っていなかったそうなのですが、事実上の謹慎に入ったとみられ「しばらく家族を優先するために仕事は休む」とのこと。
活動再開の時期に関して関係者は「(不倫)報道が出たことに対する、世間の反応を見ながら判断することになる」と語っています。
そんな乙武さんの現在の様子について関係者は、「きのう(23日)は世間の反応を気にしていたようだったが、1日たって思った以上に批判が多くてしょんぼりしている」と語っています。
乙武さんは夏の参院選で自民党の目玉候補として、間もなく正式に出馬表明すると目されており、誕生日前日の4月5日に、都内の高級ホテルの大宴会場で開催予定の誕生日パーティーで出馬表明する予定と言われていました。
しかし、この騒動を受けて政治評論家の浅川博忠さんは自民党からの出馬は取りやめになるだろうと指摘しており、自民党はもともと女性票に弱かったことから、これまでの選挙では女性候補の擁立でカバーし、今回は障がいを抱えながらも教育の仕事をしたり、3児の父親でもある乙武さんは女性を含めた弱者へのアピールという側面もあったため、「ここで女性問題が出た人を擁立し、女性票をもっと減らすことはしない」と語り、自民党関係者も「もう本人が出馬しても自民は公認しないだろう」と話しているといいます。
これに対してネット上では、
- この人、不倫ということで完全に終わったね。今後何の説得力もない。最近ズレてる発言が目立ってきてたけど障害者ビジネスも終わりですね。
- 妻に謝罪文を書かせるのはセンスおかしいわな。それが分からないなら、政治家にはならない方が良いと思う
- 奥さんが謝れば許してもらえると勘違いしたのかな。色々問題あったけど流石にもう終わりだね。あとは、数年後に離婚かな。
- 人数ではけして無いけれど、5人と不倫したのなら当然叩かれるし、普通なら今ある結婚生活も終わるよ
- 偉そうに教育論ぶっていた人が不倫したのも問題だが、浮気相手が5人もいて、なおかつ被害者である奥さんにまで謝罪させてたから、どうしようもないヒドい奴だと思います。男として、夫として失格。表舞台から消えて
- 欲求をコントロールできない人に政治は任せられないよ
- 完全にみんなが思っていたイメージが壊れたのは事実。ある意味、ベッキーと似ている。清潔なイメージが真逆に狂う形になった。
- そもそもまだ出馬する気なら気が狂っているとしか思えない。自民党も擁立しないとは思うがもし擁立したら今後自民党には1票も入れたくない。
などのコメントが寄せられています。
2月には“育休議員”として注目を浴びていた元衆議院議員・宮崎謙介さんが、グラビアタレントの宮沢磨由さんと不倫していたことを『週刊文春』によってスクープされましたが、妻で同じく自民党所属の金子恵美衆院議員が出産のため入院中に浮気していたことから“ゲス不倫”だとして猛バッシングを浴び、それに続いての乙武さんの不倫騒動であるため、普通であれば自民党は擁立を取りやめることでしょう。
ですが、まだ正式な発表があったわけでもなく、出馬表明すると目されている4月5日の誕生日パーティーは中止になっておらず開催予定となっており、もし公認や推薦が取りやめになったとしても参院選への出馬表明をする可能性はあることから引き続き注目ですね。