1月に『ゲスの極み乙女。』のボーカル&ギター・川谷絵音さん(27)との不倫交際が発覚し、これが大きな騒動に発展して芸能活動休止を発表したタレントのベッキーさん(31)は、14日に放送されたラジオ番組『ベッキー♪ GO LUCKY』(TOKYO FM)が終了したことで完全に姿を消しました。
その一方で、川谷さんは1月13日に発売したゲスの極み乙女。のニューアルバム『両成敗』の売り上げが好調で、オリコンの週間アルバムランキング初登場1位、すでに売上枚数は7万以上、これから行うライブツアーのチケットは先行予約の時点で完売状態だといい、ベッキーさんとは逆に不倫発覚が良い宣伝となり順調に活動を継続。
- ゲスの極み乙女。『両成敗でいいじゃない』(YouTube)
『スポーツニッポン(スポニチ)』によると現在川谷さんは、3月からスタートするゲスの極み乙女。の全国ツアーのリハーサルや打ち合わせに励んでいるとのこと。
そんな川谷さんですが、9日発売の週刊誌『女性自身』では所属事務所の関係者がテレビ局を訪ねて「今回の騒動のことで、うちの川谷を叩くのはもう勘弁してください」泣きを入れたことを報じており、さらには「彼は離婚するつもりはありません」と言っていたといい、妻と離婚してベッキーさんと再婚するといった話もありましたが、川谷さんはベッキーさんとの関係を絶ち、妻との関係を修復する方針とも報じていました。
16日発売の『週刊女性』ではレコード関係者が、川谷さんは「妻もベッキーからもすぐに離れたい」みたいなことを先日も言っていたと語り、売れていない頃から川谷さんのことを支えてきた妻は、川谷さんとの思惑通りに離婚はしたくないと思っているものの、それでも離婚というのであれば慰謝料の問題に発展する可能性もあるようです。
離婚問題に詳しい弁護士によると、不貞行為によって離婚裁判で慰謝料を求めたとしても、年収は重要な要素ではないといい、通常は100~300万円で、もし裁判ではなく話し合いで解決をする場合は双方が合意できる金額が慰謝料になるとのことです。
また16日発売の『女性自身』では、今回の騒動によってベッキーさんはCM10社を降板することになり、それによって発生する違約金について報じており、芸能リポーターの城下尊之さんは「不倫騒動で彼女は、CM10社を降板しました。それによって生じた違約金を、『私が払う!』とベッキーさんは言っているんです」と語っています。
違約金は4億円以上にも上るのではないかと囁かれているのですが、城下さんによると、ベッキーさんの母親・智佳子さんと所属事務所『サンミュージックプロダクション』の間で話し合いが進められているようで、クライアントとの交渉で決定した違約金を事務所とベッキーさんが分担し、ベッキーさんも数億円を負担する意向とのこと。
ベッキーさんがこのような大金を支払う理由は、呪縛から脱出したいためなのではないかとみられ、「彼女は事務所に借りを作りたくないのでしょう。」「今回の騒動を奇貨(意味:利用すれば思いがけない利益が得られる品・機会。)として、今後は事務所主導のタレント活動を強いられるのはいやだ、という意思表明とも言えるでしょう」と芸能関係者は語っています。
ベッキーさんはサンミュージックの稼ぎ頭だったことで知られ、事務所の収入のうち3分の1はベッキーさんが稼いだものだと言われており、しっかりとしているベッキーさんなら相当な貯金はあったと思われるので、億単位の違約金も支払うことは可能なのかもしれませんね。
今回の不倫騒動でベッキーさんは多くのものを失い、芸能界からの引退の可能性もあるのではないかと言われているほどですが、現時点で終了となったレギュラー番組はラジオ番組1本で、その他のテレビ番組に関しては出演を休止して番組からは降板しておらず、再びレギュラー出演する可能性は十分にあります。
ベッキーさんは世間からはあまりよく思われていないものの、テレビ業界で人気が高く、「ベッキーの枠を空けて待ってる」という番組関係者が多いとスポニチは報じており、違約金で数億円支払うことになったとしても、レギュラー番組でまた稼げばいいと考えているのかもしれないですね。