J2リーグ『ヴァンフォーレ甲府』で2020年からキャプテンを務めている新井涼平選手(あらい・りょうへい 31歳)が、16日発売の『週刊文春』に不倫スキャンダルと“結婚詐欺”を報じられ物議を醸しており、この報道を受けてクラブが公式サイト上で謝罪コメントを出しました。
週刊文春によれば、新井涼平選手は既婚者で、子供が2人いることを公表しながら、昨年4月にインスタグラムを通じて西日本在住の島田彩子さん(仮名 27歳)にメッセージを送り、ほどなくして交際を申し込んだそうです。
新井涼平選手は彩子さんに、妻とはすでに離婚しているなどとウソをつき、彩子さんはそれを信じて昨年7月に試合観戦した際、新井選手が1人で住んでいるアパートへ行き、さらに合鍵も渡してもらい、同9月から交際をスタートさせたとのことです。
<↓の画像は、新井涼平選手と不倫相手・彩子さんの写真>
彩子さんは「次にお付き合いする方とは結婚を考えたい」と思っていたため、新井涼平選手とは結婚を前提とした真剣交際のつもりで、新井選手と結婚の意思も確認し合ったといい、「ペアリングも貰いました。11月の彼の誕生日には私からバースデーカードを送り、彼に『私との結婚の決め手は?』と聞くと、『尊敬できるところ』と言われました。入籍日は(2022年の)7月1日にしようと約束していました」
と明かしています。
彩子さんは新井涼平選手との結婚に向けて準備を始め、職場には今年3月に寿退社することを伝えたそうです。
<↓の画像は、新井涼平選手と不倫相手・彩子さんのLINEトーク写真>
左側の吹き出しが新井涼平選手のメッセージ
そして、彩子さんが親に紹介したいと伝えたところ、新井涼平選手と連絡が取れなくなり、音信不通状態になったことに不安を感じた彩子さんがクラブに電話したところ、今月3日にヴァンフォーレ甲府の強化部長と面会することになり、事情説明をして新井選手と会うことができたとのことです。
そこでようやく彩子さんは騙されていたことを知り、妻との離婚は全てウソで、不倫関係だったことが分かったといい、「アパートは、自宅とは別に借りた部屋。彼は『自分に非がある』と言うものの、謝罪の言葉はありません。私は精神的に参ってしまい、病院へ行ったところ『急性ストレス反応』と診断され、薬も処方されました」
と語っています。
彩子さんは心に深い傷を負い、苦悩の日々を過ごしているといい、「既婚者なら最初からお付き合いなどしません。今は仕事を探さなければなりませんが、結婚すると周囲に伝えて辞めた手前、地元で再就職先を探すわけにもいきません。弁護士を立て、彼の虚偽による貞操権の侵害を理由に慰謝料請求を検討しています」
としています。
週刊文春は新井涼平選手に直撃取材を敢行し、彩子さんとの不倫交際、“結婚詐欺”について聞くと、「時間ないのですみません。またタイミングが合えば。今、活動停止中なんで」と、この時点では一切公表されていなかったものの、クラブから活動停止処分を受けたことを明らかにしたそうです。
こうした報道を受けて、ヴァンフォーレ甲府の運営会社『株式会社ヴァンフォーレ山梨スポーツクラブ』は15日に公式サイトを更新し、佐久間悟社長名義で声明を発表しました。
【一部週刊誌報道について】と題して、報道に対する謝罪の言葉を綴った上で、「プライベートに関することとは言え、社会的に広く注目され、また大きな影響力をもったJリーグ所属選手が、クラブの秩序風紀を乱し、軽率かつ不適切な行動を取ったことを重大なことと認識しております。現在、本人には活動停止等の処分を科しており、引き続き事実確認に努めることとし、その結果に基づき、今後の対応を検討して参ります。」
としています。
<↓の画像が、ヴァンフォーレ甲府の声明全文の写真>
新井涼平選手は、J3『ギラヴァンツ北九州』に在籍していた2012年7月7日に、同じ埼玉出身の一般女性と結婚し、「今まで以上に責任を持って、何事にも取り組んでいきたいと思います。また、いつも応援してくれている皆さんや、支えてくれている皆さんへの感謝の気持ちを忘れず、これからもプレーで恩返しできればと思っています」
とのコメントを発表していました。
それから1年後の2013年7月には第1子の長男、2015年5月に第2子の次男誕生を発表し、「頑張ってくれた母子に感謝しています。家族が増え、より一層、日々のトレーニングからサッカーと向き合っていきたいと思います」
とコメントしており、2019年6月にはJリーグ通算200試合出場を達成し、その試合では家族から記念の花束が贈呈されました。
<↓の画像は、2019年撮影の家族写真>
こうした家族もいてチームのキャプテンを務めながら、“SNSナンパ”で知り合った女性を騙し、単なる不倫交際ではなく結婚詐欺をしていたというのは驚きです。
新井涼平選手がした行為に対してネット上では、ゲス過ぎる、ドン引きしたなどの声が相次いでいるほか、クラブに対しては厳しい処分を求める声も多く見受けられ、新井選手は今年1月に契約更新が発表されたものの、週刊文春の報道を受けて、今後どういった対応をするのか注目したいですね。