タレント・ベッキーさんと『ゲスの極み乙女。』のボーカル&ギター・川谷絵音さんの“ゲス不倫”騒動から早3年が経ち、ベッキーさんは今年1月に『読売ジャイアンツ』の元選手で、同球団の二軍内野守備走塁コーチを務める片岡治大さんと結婚し、今年12月には自身2度目となる個展を開催することが10日に発表されました。
ベッキーさんは2017年に、ダウンタウンと深い繋がりのある放送作家・高須光聖さんによるアートプロジェクト『1万円アート』に参加し、これがきっかけでアート活動も開始しました。
同12月からはファッション誌『InRed』で毎月作品を描き連載を行っており、昨年9月には東京、大阪、福岡の3都市で自身初の個展『空へと』を開きました。
そして、2度目の個展『ART colours Vol.31 冬展示「Becky -Cozy and Warm Winter!-」』を東京・汐留のパークホテル東京で開催(12月2日~来年2月16日まで)し、過去最多となる30作以上を展示予定としています。
パークホテル東京は年4回、四季をテーマとした展覧会を開いており、ベッキーさんはそのイベントの第31弾として作品が展示されます。
パークホテル東京の藤川欣智ブランディングマネージャーは、ベッキーさんを起用した理由について、「一目見た瞬間にココロにあたたかさを感じることができました。たくさんのユーモアや無邪気さがあり、独特の色彩によって表現されている作品たち。個性あふれる感性から生まれる独創的な作品たちでホテルゲストを迎えてみたいと思い、展示をお願いすることとなりました」
とコメントしています。
個展開催に先駆けて、「富士山プリン」「MOCHI!」というタイトルの展示予定作品2点が公開されています。
<↓の画像が、ベッキーさんが描いた絵「富士山プリン」と「MOCHI!」の写真>
そんなベッキーさんは公式サイトとは別に、画家としてのサイトで自身の絵画を販売しており、販売しているのは個展で展示していた作品で、価格は1枚10万円~15万円となっているのですが、現時点で全てが売約済みとなっています。
<↓の画像が、売約済みのベッキーさんの作品写真>
このようにアート活動も展開し、自身2度目となる個展を開催するなど公私ともに順調に見えるベッキーさんですが、週刊誌『週刊新潮』によると、まだまだ厳しい状態が続いているそうです。
記事では民放編成局の幹部が、「ベッキーをキャスティングするたびに“まだダメなのか”と痛感する。というのも、バラエティに出してもドラマに出しても必ず炎上してしまう。作品性を損なうリスクもあり、起用が難しい」
と語っており、同誌は「芸術家としてご隠居するのが一番かも?」と締めくくっています。
ゲス不倫騒動が原因で最大の武器としていた好感度が急落し、騒動前まで出演していたほぼ全てのレギュラー番組には復帰できず、実質的な降板扱いとなっています。
地上波でのタレント活動は厳しい状態が今もなお続いている様子で、現時点で地上波のレギュラー番組は0本、バラエティ番組も単発でゲスト出演する程度です。
このような状態にあるためか、復帰後からは女優業にも力を入れており、今期放送されたドラマの中で、高い視聴者満足度を得た多部未華子さん主演ドラマ『これは経費で落ちません!』(NHK)に出演し、悪女役を見事に演じきったとして大きな反響を呼びました。
また、来年2月末公開予定の窪田正孝さん主演映画『初恋』(三池崇史監督)への出演も発表されています。
<↓の画像が、『これは経費で落ちません!』と『初恋』出演のベッキーさんの写真>
こうした様々なアプローチによって仕事量を少しずつ増やし、ゲス不倫のイメージを少しでも払拭しようと奮闘しているようなのですが、ネット上では相変わらず批判の声が多く上がっており、テレビ局サイドも起用には尻込みしているようなので、今後もイマイチ仕事が増えずタレントとしては微妙な活動が続くのかもしれないですね…。